2018年11月24日

見た人の受け取り方次第の「未来を感じるロボット」

togetterのカテゴリの中に「IT」はあっても機械系のテックはないんですね……

kyslog
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上のツイートだと「未来の国中国」的な観点で書かれてるが、外国のTVなどにみられる20世紀終盤の「テックの国・日本」観もそれに近いものは感じる。技術的には大したことないし、なんならこの機械の原型はお前らの国だろう、というものでも少量生産品の物珍しさで「すげえ」ってなるという

2018-11-24 10:35:09

ショーンKY @kyslog

その意味では「未来を感じるかどうか」という観点では、技術的には特に最先端ではない少量生産品を作るだけの旺盛な需要があるか、というのは存外に大きいのかもしれない。もちろん、その技術を「特に最先端ではない」と言えるほど誰でも安く扱えるようにする基礎レベルはあるとして。

2018-11-24 10:37:05

いかにも中国で商売している人のハイプって感じではありますが、そのハイプに使われる「仮に技術的には大したことなかろうが物珍しさを出せるだけのトライアル＆エラーをする多様性」を中国が持ってるのだよな、とは感じます。

uhouho @uhouhodon

約24億円投資して作られた火鍋屋さん 1.野菜洗ったり盛り付けはロボット 2.ホールを駆け回るスタッフもロボット(しかも状況に応じて話します) #ロボット #AI pic.twitter.com/oVKoRTgCya

2018-11-24 09:10:20

こちらのほうも、「ホールを駆け回るスタッフ」は棚の出し入れは手動、移動機能は倉庫ロボなどで開発が進んでいるもの、会話機能なんSiri等が出て10年くらいたった普及した技術で、総じてペッパーくんに比べ技術的に優れたところはないという印象です。野菜の洗浄等の機械化は食品加工工場で普通に使われていて必要に応じてベルトコンベアやアームと組み合わされるので技術的にはあまり未来感もなく、人件費より安くて普及するかと言われると24億円かけたワンオフで、機械に明るくない人にすげえと思わせるコストをかけた演出なんだろうなと思います。

ただ、Siri等が出て「まだ10年」ですし、場末のレストランでカスタムされるほど当たり前になっているのは基礎レベルあってこそと思いますし（このご時世、基礎レベルは世界共有ではありますが）、そういう意味で「最先端や未来というほどではない」といって安易に卑下するようなものでもない、とは思います。

参考までに、中国テック関係のハイプってのはこの類のやつです

まとめ