手漉和紙に必要な楮をつくる
@eiei02 和紙は風通しの良い涼しくて暗いとこにおいとくのが理想ですが、湿気とカビさえ避ければいいと思います。汚れやしわの危険を避けるのも大切。中国には生の紙をつるしておくとそれだけで紙が熟される「風礬」なんてのもあったり。紙は呼吸しつつ段々締まっていくようです。
2010-04-06 15:37:13@YINGUO へ~ぇ・・・こちらにも、昔はそうゆう土地がありました。戦後はどんどんやめていって、今は二件だけになっています。日本の紙と違いはありますか?
2010-04-06 15:49:32@tanekuta 日本と中国の紙の大きな違いは、繊維の長さと乾燥のしかた、また書画では、墨の発色をどう演出するかの考え方の違い…でしょうか。日本の紙漉場にもいろいろ行ってみたいです。いずれは、自分の家に漉き場を作りたいなあ……なんて。
2010-04-06 16:05:28@YINGUO そうなんですか…。こちらは、材料にコウゾ(楮)の皮を剥いで晒して・・・・・ですが、植物も違うとか? 一軒のお宅はご紹介したいです、書に使われる方が選ばれるのですが、きれいだと思います。紙がきれい…は変な表現かな?私の自宅は手すき和紙を障子に使っています!
2010-04-06 16:12:01@tanekuta 紙がきれいはいい表現だと思います。楮の皮から紙にするまでがとても大変なのです。冷たい水に指を浸けて細かい皮を取り除いたり……手漉和紙の暖かみはそんなとこからも生まれるのだと思います。
2010-04-06 16:17:04小ロットで協力してくれる抄紙家さんって限られるかもね。大学で育てた楮は毎年土に返り、三椏は立派な庭木に、雁皮はなんとか生きてる感じ。無念!RT @YINGUO いや自分の家で全部をするのは流石にむりなので、材料を自分で栽培して仕立てて、だれかに紙漉きと仕上げを頼むのがいいかな
2010-04-06 16:28:51@eiei02 理想は横にしておくのだと思いますが、つぶれる危険なども考えたら縦でもよいと思います。あと、埃や調理の空気からの遮断も大切でした;石英も絵具になります〜
2010-04-06 16:36:45@asukafujita 中国の甘粛省のド田舎の農家は、楮の皮や黒皮をはずした原料を納屋に何年も保存してた。年によって収穫量や、また紙漉きにかけられる時間が違うからそうやって材料をストック。紙を漉く心当たりはすこしあるけど、その人を納得させられる原料をつくるのが大変……
2010-04-06 16:42:33@YINGUO 皮剥しちゃえば置いとけたけど、それすら出来なかった。無念。今は楮の確保がどこも大変みたいだね。栽培農家が減って自前で育てたり。紙漉きさん同士が不足分にの楮をやり取りする現場にも立ち会ったよ。その時の若手抄紙家さん→( @imaihiroaki )
2010-04-06 17:00:02@YINGUO 我が家の屋根裏にも楮のストックがかなりあります。借金してでも仕事に使う原料は確保しておきたいもの。日本では原料(楮)を作る農家がわずかで、来年には地元で原料を作ってくださる方がいなくなりそうです。何とか楮の自給に取り組んでいます。
2010-04-06 17:03:47@hatanowataru 状況は段々厳しくなっていくのですね…うち山林や農地に楮を植えられそうな場所があるので、猪に注意して、楮を栽培するのやってみたいです。
2010-04-06 17:08:28@YINGUO 今日も栽培をしてみたいと楮の苗を家の畑からもって行った人がいます。猪は土をほじるだけで大丈夫です。鹿がいれば、電気柵等の対策をしなければ栽培は難しいです。
2010-04-06 17:11:53@YINGUO 小川(細川紙のとこ)じゃパラグアイ産の楮を使いはじめてた。他の輸入原料より国産に近いと言ってたが、本当かどうかはわからない。細川紙は重要無形文化財だから、細川紙と呼ぶものには使えないのだけど。
2010-04-06 17:13:38楮:陽性植物で強い日照を好む。暖かい南面の山腹傾斜地が栽培に適す。梅雨前後の雨が生育に大きく影響し、降雨量が多い場所。枝同士が触れ合い靭皮を傷めるので、風当たりの少ない処…自分ちでもいける。帰国したら宍倉先生に相談してみよう
2010-04-06 17:17:30@asukafujita 高知の出身の方が自分の故郷のためにパラグアイ楮を作っているそうなのですが、ものはいいですよ。何度か漉いた事があります。ただ、紙に粘りが無いのかな?そんな風に感じますが・・・。後は、処理の仕方で紙質が変わると思いますが・・・。
2010-04-06 17:18:19@YINGUO 小川じゃ栽培していない。原料不足で最近始めたらしいけど。細川紙の認定基準では、原料は国産楮という漠然としたくくり。那須楮、土佐楮あたり。一口に那須楮と言っても色々あるけみたいだけど、見分けられん。。。呼び方も様々でややこしい。
2010-04-06 17:32:46楮はヒメコウゾとカジノキの中間と考えられていて、ヒメコウゾは繊維が短く細く、カジノキは繊維が長く太い。そのどちらの性質に片寄っているかで楮の性質が変わります。那須楮はヒメコウゾより。土佐楮はいろんな種類の楮が混じっています。ちなみに地元・黒谷和紙の楮はカジノキより
2010-04-06 17:43:06