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2018年（平成30年）12月
skks
@skks1028
表現の自由派が反発するクレームの多くは実際のところ批評の延長線上にある。もちろんPTA的と揶揄されるような単純な性表現忌避のクレームが素晴らしい批評とも思わないけれど、しかしそれは原始的かつ直接的な批評だと思う
2018-12-02 23:10:14
skks
@skks1028
一方で表現の自由の擁護も一応は批評でありうる。私が表現の自由派的な人に疑問を覚えるのは彼らが表現の内容を問うような批評を一切無視しようとする点にある。
2018-12-02 23:12:05
skks
@skks1028
ここで言う批評は、どのような作品が増えるのが好ましくないかも批評であるし、どのような作品が増えて欲しいかもまた批評だということ。表現の自由を擁護するのであれば前者を批判するだけでなく後者も展開して欲しいと思うし、それをしないと表現全体の社会的地位が下がっていく
2018-12-02 23:14:13
skks
@skks1028
どんな拙劣なものも表現だ、というのは正しいのだけれど、その擁護しかしていないと結局そんな表現など必要はないという形の結論すら導き出されかねない。表現の自由は先進国だから無条件に保護されるはずだという甘えがそこにあると思う
2018-12-02 23:16:17
skks
@skks1028
もちろんだから表現を規制してもいいなんて結論には私はならないけど、しかし結局のところ日々の表現活動とそれにまつわる批評活動の総体によって表現の自由は確保されているにすぎないということを改めて見直す必要がある
2018-12-02 23:18:47
skks
@skks1028
批評についてはあまり考えたくないというのはわかるし、自分にもそういうところはある。批評は自分にとって好ましい表現を増やすために行うものだと思うけれど、その一方でそれなら直接自分で表現した方がいいんじゃないかと思うことも多い
2018-12-02 23:20:59
skks
@skks1028
どのようなポルノ作品が増えればいいのか、という議論はわりと難しいところもあるのだけれど、表現の巧拙や表現の差異を見ていくことくらいはできる
2018-12-02 23:22:26
skks
@skks1028
たとえば以前例に挙げたクジラックスの漫画は少女の内面を描かないタイプの嗜虐性に満ちていると思うけれど、同じく一見すると少女の内面を描いていないようで描いている関谷あさみとの差は何かとか
2018-12-02 23:24:15
skks
@skks1028
和姦と強姦の差ということもできるけれど、関谷あさみの描く少女たちは無口で受け身なことが多く男性たちの行為をどこまで許容しているのかが分かりにくい。一方で自問するダメな男性たちを少女たちが許容する視線が描かれてるように思う
2018-12-02 23:27:44
skks
@skks1028
ただし、ダメな男たちといっても関谷あさみが描く男性たちは基本的に冴えないイケメンで、男性たちが醜くく描かれることは少ない。たとえばオタクの男性を描いていることはあまりないんじゃないかなと思う
2018-12-02 23:29:21
skks
@skks1028
クジラックスの場合、男性たちが自問することはあっても許されるよりもその醜さが強調して描かれていく、それは外見だけではなく内面も。少女たちとのディスコミニュケーションにこそリアリティがあるという見方もできるし、それが作家的な個性なのだけれど
2018-12-02 23:31:46
skks
@skks1028
懐疑的。離れてみればバカバカしいし、丁寧に見ればそうでもない。相互フォローこだわらず。同意しないRTには否定的。リプはなるべく同量に