ライトノベル作家にとっての担当編集「担当編集ガチャ」。担当編集が無能、有害だったら・・・

ライトノベル作家・榊一郎氏の、担当編集についてのツイート
58
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

まあ、某氏へのリプでも言ったけど、有能な編集者は確かに居るし、書き手の能力を倍加させてくれるのだけど、「物書き、特に未だ実績の無い新人」は担当ガチャでひどい編集者にあたっても「チェンジ」出来ないのが最大の問題なんだよな。有能無能の他に単純に相性の問題もある。

2018-12-09 11:26:50
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

担当編集ガチャで相性の悪い、タチの悪い編集者(無能というレベルではなく、悪辣)にあたった場合、にっちもさっちもいかなくなる新人さんというのを何人か見てきたからさ……「そもそもガチャはひきたくない」って意見を否定はできんのだわ。

2018-12-09 11:29:00
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

これも某氏が言っていたが「編集者が作家を(新人賞や実際の作業の過程で)選別、選択する様に、作家も編集者を選べるシステム」があれば良いのだろうけれど、まあ、現実的じゃないのだよな。

2018-12-09 11:34:58
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

ちなみに「担当作家と相性は良くないが有能」という編集者は確かに居るというか『棺姫のチャイカ』の立ち上げ時の担当Mさんがそうで、有能どころか超有能だが(アニメ化作品を何本も担当してきたし、新人さん育てるのが上手い)、私とは相性が悪かった(本人にもよく言うが)

2018-12-09 11:38:57
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

『チャイカ』の担当さんはベテランの女性編集者だったが(現在は編集の現場には居ない)、『チャイカ』がアニメ化までいったのは彼女の尽力が大きい。今でも会えば談笑するし、彼女が編集の現場から去る時には挨拶もした。そういう編集さんもいる。

2018-12-09 11:42:55
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

ついでに言うと『有能無能』という区切りもかなり実は曖昧で、『後から総合的に見るとあまり有能ではないし、他の担当作家も色々文句を言って嫌ってる』人でも、ある一点においてびっくりする様な慧眼で担当作を売る(担当作家をコントロールする)場合というのがある(体験済み)

2018-12-09 11:47:09
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

だから同業某氏等が言う様に『編集者不要論』と編集者をひとくくりにするのは、危険で無意味、というのはその通り。まあ現実的に、編集者の有能無能や、相性の問題を出来るだけスムーズに解決出来る方法があればねえ。

2018-12-09 11:51:20
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

@SEY_1_LOW 作家さんの有能無能という話ならば、正直、何を以て有能とするのかによりますから(小説の場合、売れる作品が正義という訳でもないし、それはweb系の閲覧数も同)、更に言えば、第一話の閲覧数が多くても第二話から堕ちる人、逆にじわじわあがる人、では意味が違いますし。

2018-12-09 11:52:47
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

更についでにひとつ毒を吐いておくと、「何処からどう見てもお前が編集者をしていたら駄目だろう」という、編集者どころか社会人として、人間として駄目な編集者というのも何人か見てきたけど(嘘をつく、それも金銭関係)、そういうのが、口のうまさだけで普通に編集の現場に居たりするよ(溜息

2018-12-09 12:03:28
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

覚えておいて欲しいけど、「相性が悪くても有能」という編集さんはいて、そういう人はきちんと仕事してくれるから、新人さんは編集さんとあたった時に、一時の感情で怒ったりせず、冷静に判断して欲しいのだよな。 「俺の玉稿に改稿要求してきた、無能だ!」と怒る前に。

2018-12-09 12:22:19
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

@bladest1972 立ち上げ当初はかなり険悪だったんですが、いくつかMさんも譲歩してくれたのと、実際に一巻がでた際、物凄く売る為の手管を尽くしてくれたのもあって、私が折れましたw

2018-12-09 13:20:44
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

@keiji_kazami ただでさえ編集者と作家を比べると、編集者の数が少ないですからね。有能か無能かはさておいても、明らかに過剰な数の作家さんを担当していて、身動きとれなくなっている編集さんってのも何人か居ますし。

2018-12-09 15:13:17
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

@yotubaclone 出版不況もあって、エージェントを養えるだけの売上を叩き出せる作家が少ない、エージェントもいざ動き出すと余計な方向に手を出して揉める等、コレがなかなか日本では難しいのです。一時期、私もそういう会社立ち上げを考えていた事は有るんですが。

2018-12-09 13:24:12
榊一郎@来年のスケジュールを模索中♪ @ichiro_sakaki

――以上、仕事に入る前に暖気代わりにつらつらと。 異論、反論あるでしょうが、まあ、榊はこう感じてるって事で。

2018-12-09 12:24:02
嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ @AyaYang

そもそも作家本人と全く好みの合わない編集者がゲートキーパーとして立ちはだかったらその時点で詰みだものね……相性は大事なんだと思う。

2018-12-09 11:56:24
葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

担当編集者ガチャで「作家としての」爆死を避けるためには、複数のチャンネルを持つ事かな。 複数の取引先と同時に仕事するのはリスク分散になるし、最低限他レーベルで書いてる作家仲間がいれば、その編集の「常識」を検証できる。

2018-12-09 12:43:53