丸山課長の人たらし

nuu @911M___s

「〇〇ちゃん、これお願い出来る？」「あ、はいわかりました！」資料を手に近づいてくるのは丸山課長。資料を受け取ると「じゃ、お願いな」ってふわりと私の頭を撫でる「今日残業ないからすぐ帰れる」そう私の耳元で囁いて自分の机に戻って行った #エイトで妄想

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そう、丸山課長は私の彼氏様。まあそれは良いんだけど「あ、課長これ確認お願いします〜」語尾にハートマークが付きそうなくらいの可愛らしい声を出して課長に近づく女の子達「おっ、ありがとう」満更でもなさそうに笑う丸山課長「完璧やったで！」そう言って女の子の頭を軽く撫でた #エイトで妄想

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「またやってんな。マルの浮気」「あ、錦戸休憩終わり？」「おん、ええの？ほっといて」「しゃあないやん、あれが課長の性格なんやし」そう、丸山課長はフレンドリーと言えば人聞きいいけど、まあ悪く言えば女たらし。そんなつもりはないんだろうけど性格が故にって感じ #エイトで妄想

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「そろそろ分からせな、お前もしんどいんちゃうん？」「別に、丸山課長のああいう所もいい所なんやし」「お前人が良すぎるわ。妬かへんの？」「そりゃ、妬くけどそんなんキリないやん」そう言うと錦戸は深いため息をつく「今日飯」「今日課長ウチ来る」「じゃ明日」#エイトで妄想

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「マルにそろそろ女たらし辞めさせなこれからええことないで」錦戸にそう押され次の日飲みに行くことに。作戦会議らしい「そんなん成功する？性格なんてすぐ治らんで」「いや、マルはお前にベタ惚れや思うから楽勝」錦戸は何か思いついてるのか自信満々 #エイトで妄想

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「お待たせ」いつもの居酒屋集合で「おう、何飲む」「じゃあ生」「流石やな、マルの前でもそうなん？」錦戸が近くにいた店員に軽く注文してくれる「課長とは居酒屋なんか来うへんよ。恥ずかしい」「何が恥ずかしいん」「私がガサツなんバレて呆れられそう」#エイトで妄想

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「そんなん今に始まったことちゃうやん」「やけどさ、丸山課長の周り可愛い子山ほどおるから頑張らなあかんねん」そう言うと錦戸は軽くため息をつく「そんなんでマルお前のこと呆れんと思うけどな」「分からんで？恋多き男って感じするやん課長」#エイトで妄想

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「いや、そんなことない思うけどなあ」「丸山課長すぐ目移りしそう」「どんな偏見やねん（笑）まあええわ、そのすぐ目移りしそうな彼氏の愚痴聞いたるからとりあえず今日はいっぱい呑み、奢りや」丸山課長を見返そう作戦会議とか言いながら結局私の愚痴大会になってしまった #エイトで妄想

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「なあお前飲みすぎやて」私の悪い癖、愚痴が出るとお酒が止まらなくなる「ん〜大丈夫やて」「大丈夫ちゃうわ、ほらそのジョッキ貸せ、俺が飲む」「あーー、錦戸酷い！」「アホ！これ飲んだら帰るで」錦戸が私のジョッキを奪い一気に飲み干す。ゴクリと動く喉仏に酔った上手く働かない頭がときめいた

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「ほれ、乗れ」無理矢理押し込まれたタクシー。錦戸が私の家を運転手に説明してる間ふわふわする頭を錦戸に預ける「ビックリするほど俺の思惑通りになってくれたな」「んーなにがー？」「後は自分でその不満全部本人にぶつけや」そう言われ適当に返事をしてたら見覚えのあるマンション #エイトで妄想

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錦戸に半ば担がれるように家の前まで連れて行かれる。錦戸がインターホンを鳴らす「錦戸、今日課長いない……よ、え？」なんと家の鍵が開いて中から丸山課長が「この酔っ払い頼むわ、マル」「……っえ、亮ちゃん？！あ、ありがとう」錦戸から離れると少しふらつく私を抱きとめた丸山課長 #エイトで妄想

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「錦戸ありがとーー」「ホンマやで、もうこんな悪酔いやめてや」「ごめんな？亮ちゃんありがとお」「ホンママル、こいつの酒癖どうにかしてや」そう言い残して錦戸は帰って行った。丸山課長に無言で腰に手を回されリビングに連れていかれる。今日来るって言うてたっけ？#エイトで妄想

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ソファに座らされ水を渡され頭を自分にもたれさせる。行動は優しいけど無言が怖い。水を飲んで少しスッキリした頭で考える。あれ？これ、なかなかヤバい？「あの、丸山課長……？」「なに？あれ」「あれって…「亮ちゃんに抱きかかえられて」頭撫でられてるけど声が低い #エイトで妄想

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「錦戸、に飲みに誘われて……えっと、」「〇〇ちゃんがあんなに酔うてるん見たことないんやけど」そりゃあ、大好きな彼氏様にあんな惨めな姿見せれるはずないやんか……「亮ちゃんの前ではあんなに酔うて、」手首を捕まれあっという間に丸山課長に押し倒される #エイトで妄想

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「こんなんされても、酔うてたら抵抗出来ひんやろ？」丸山課長の見たことない顔に少し怖気付くけど、……あ、なんや、錦戸こうなること分かってたんかな。「……課長やって、」気づいたら目から涙が溢れていて、「あ、ごめん、いや、」丸山課長が少しアワアワしだす #エイトで妄想

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「課長やって、色んな女の子と距離近いやん……」思ってたより弱々しい声が出て丸山課長に抑えられていた腕に少し自由が戻る。丸山課長を軽く押しのけてソファに座り直すと丸山課長は少し俯いて「……ごめん、」「無意識なんも癖なんも知ってるんです」……でも、#エイトで妄想

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「苦しかったし辛かった」そう呟くと丸山課長にぎゅうっと抱き締められる「か、ちょ…苦しい」「ほんま、ゴメン。大事な子傷つけて、俺……」「いいんです、それが丸山課長なので」「……アカン、大事な子傷つけてまでそんなんアカンて、」#エイトで妄想

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「〇〇ちゃんが亮ちゃんに抱きかかえられて、あんな近い距離おるんにめちゃくちゃ嫉妬した、そんな気持ち〇〇ちゃんにさせてたって考えたら」丸山課長はまた私を抱き締める「頭触るのも近い距離で話すのも、私だけがいい、です」酔ってる勢いでシラフなら恥ずかしいことを言うてみる #エイトで妄想

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「当たり前やん！」そうもっと力強く抱き締められ「かわいい……」って小さく呟くから一気に顔が赤くなる「その代わり！亮ちゃんの前で酔いすぎはあかん！俺の前だけ！〇〇ちゃんがここまで酔うてんの初めて見てんけど！」ってプリプリ怒ってる #エイトで妄想

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「ていうかなんでウチいるんですか？今日来る予定なかったですよね？」「亮ちゃんから〇〇ちゃんが俺に会えんで寂しい言うてるってLINE来たから飛んでここきてん……」俯きながら照れ臭そうに笑う丸山課長可愛い……#エイトで妄想

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錦戸は私が愚痴を言い出すと飲みまくる癖に気づいてワザと飲ませて丸山課長に妬かせたらなんとかなるやろ作戦やったらしい。まあ確かにあれから丸山課長は他の子の頭撫でたり近い距離で話さないようにしてる。時々手が頭の上に行きかけて慌てて下ろしたり距離近いのに気づいて慌てて離れたりしてるけど

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まあでも、癖は癖だから仕方ないとしばらくは頑張って治そうとしてる丸山課長を微笑みながら見とったけど、これはまあ見逃せへんことが起こった。「錦戸！あれは絶対浮気や！癖とかいう域を超えとった！」錦戸を飲みに誘い強制連行。今日もベロベロになりそうな予感 #エイトで妄想

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「で、今日はなんやねん」「課長が会社の前でミカコちゃんと腕組んどった」そう言うと錦戸はビールでむせた「それ、ほんま？」「しかも頭撫でとってんで？浮気やろ？」「そんな、会社の前で堂々浮気するとは思えんけどな……」「やけど！私に攻める権利はあるよな！」ああ、やばい今日もお酒止まらない

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ミカコちゃんというのは私の後輩で丸山課長への好意剥き出しの可愛いキャピキャピした女の子。の割に仕事できるから課長にも信頼されとって、今日も確か2人で外回り行っとった。多分その帰りやろう、会社横のコンビニで買い物行こうとしたら腕組んでるふたり見つけて慌てて逃げてきた。#エイトで妄想

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「なんで逃げたん、問いつめたったら良かったのに」「私にそんな勇気ないん知ってるやろ」「マルもなんでそんな、なあ？」錦戸はキャピキャピした子嫌いやからなあ「若い女の子に目移りしたくなったんちゃう」嫌味ったらしく言ってビールを飲む「ああ、もう始まった」「すいませんね面倒くさくて💢💢」