#twhihyo 【まとめ】 お気に入りついのべ作品集(第四回 #twnovelOFF 参加者推薦)

第四回 #twnovelOFF 参加者各位に推薦してもらった、Twitter小説のお気に入り作品集です。 自薦集はこちら http://togetter.com/li/129950 お気に入りついのべ作品集(自薦・他薦)まとめのまとめ 続きを読む
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おりひか いくお @Orihika

#twnovel 私は宇宙巨人だ。「明日は小笠原で対決です」宴席で「私の秘密」を披露したら妙に受けた。「俺は五色戦隊員!」「飛行バイクで手伝うわ」「お手柔らかに」と酔っ払いが騒ぐ。翌日現地入りすると、バイク乗りと五色ロボと怪獣が談笑しながら待っていた。お前ら… #twnvday

2011-04-15 00:51:45
wacpre @wacpre

#twnovel #twnvday そんなに大したものじゃないですよ。所詮ペンギンですからね。海の中であんなことしたり、魚を冷凍保存していたり、温めていたたまごをうっかり・・・おっといけない。これ以上話してしまうと身に危険が迫ってしまいますね。では最後に取っておきの秘密を。実は私

2011-04-14 12:02:43
水木ナオ @nayotaf

「ねえ、血液型は?」と聞かれたので「B型」と答えたら。「やっぱり!マイペースだしねー私A型だからさー」「あのね」と話を遮る。「たった四種類の血液型で性格決まるわけないでしょ?」すると彼女はうんうんと頷いて。「血液型で性格は決まらない、って言うのはB型なんだって」 #twnovel

2011-03-30 23:14:51
しーな@GO2完走 @xsheeenax

いつも言葉足らずな僕は君に叱られてばかり。「そんなん言うてくれな判れへんよ」「言わんでも判ってると思ってた」うん、我ながら言い訳がましい。「判るときもあるけど、やっぱり言葉にしてくれへんかったら不安やねんで?」そう言った横顔がかわいいって言うたら張り倒すくせに。 #twnovel

2011-03-26 10:38:17
Takao Rival @takao_rival

#twnovel 中学の頃、初めて付き合った彼女は本好きで天然だった。本を貸すと喜んで読んだが、どうも返すのを忘れるらしい。「ごめん、明日返すね」と「あ、いっけない」が定番になっていた。定番が繰り返されて10年、引越しを終えた僕は、新居の本棚に並ぶ本達を見て微笑んだ。「おかえり」

2011-03-09 01:10:14
はまりー @hamari

#twnovel 異端審問官はそっぽをむく。「もう、異端の罠には落ちません」ぼくは冷蔵庫からティラミスを取り出す。「わたしもあなたに甘すぎました」ティラミスをもったまま正座した彼女のまわりをぐるぐると回る。「もう二度と異端の誘惑に惑わされることなく……なく……ひっく。うえーん!」

2009-09-01 00:36:45
新城カズマ 「小説すばる」8月号で生成系AIたちと小説演奏中 @SinjowKazma

@hamari さんに捧ぐ新作 #twnovel :オフィスの窓際、砂時計が横倒し。課長曰く「時間は永遠なのさ。人が望みさえすれば」。ふーん。あたし悪戯心で砂粒をぜんぶ右側へ寄せてやった。翌朝大騒ぎ。「窓枠に固定してあるのに!?」教訓:見つかりたくなければ念動力は控えめに。

2009-08-22 23:26:12
糖類の上 @tinouye

#twnovel 特殊民俗学:その村では年に一度、最も醜い娘を山の上の生け贄台に捧げる。多くの場合、一夜経つと娘はいない。実際は結婚前の男は娘を連れ帰る権利を持ち、連れ帰れば無事に夫婦となれる。一夜経っても娘が残っていた場合は、今度こそ本当に生け贄と判断され、肉として処分される。

2009-08-20 22:30:37
debedebe @debedebe

産乳育保幼幼小小小小小小中中中高恋高大恋大大就働働働働働恋愛婚働働転働働働働働働働働働働働働働働働働働働働働働働働勤勤勤勤勤勤勤勤勤勤退悠悠悠悠悠老老老老老老病病死眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠眠起 #twnovel

2009-07-23 17:15:19
市川烏賊蔵(初代) @umix147

#twnovel 調子に乗り過ぎて浮気した。その日限りと油断したら、ばれて大喧嘩して別れた。その3日後に交通事故で彼女が死んだと言う報せを受けた。僕は彼女と初めて出会った公園のベンチで途方に暮れた。ふとセカイカメラを起動すると彼女のタグが浮かんでいた。「トオル、今でも愛してる」

2009-09-25 22:28:04
はまりー @hamari

#twnovel コインを落とすと世界は動き出す。摩天楼の巷は電飾と電子音で満たされる。プランジャから弾かれた銀のボールは、レールを奔り世界に放たれる。バンパーに弾かれ、ビルからビルへ。ジャックポットに入り、夜空に花火。急降下したボールはフリッパーに弾かれ、再び夜空へ舞い上がる。

2009-10-05 23:39:23
ゆえ @sakuyue

いつも喧嘩ばかりしてきた俺ら。でも天涯孤独になって、住むとこも追われて、結局残ったのは俺とお前だけ。こんな寒い夜はお前が羨ましくなるけど、一緒になんて寝れない。寝た事ないし。寒さに震えてたらあいつが背中に寄り添った。俺はマフラーを分ける。一人と一匹、一緒の夜。 #twnovel

2009-10-25 23:22:58
eucalypso @eucalypso

インスタントな神様は3分たったら湯気と共に消えていった。3分前の霊験あらたかな顕現に打ち震え、なけなしの168円で手にしたものは、ふやけた麺のような幻と塩辛いだけの現実のスープだった。コンスタントなエピファニーなんてあるわけないもんね、とひとりごち祈る。ラーメン #twnovel

2009-07-25 14:31:50
(ゆないキズト) @Kyzt__

「この先どんなコトがあったとしても、キミだけは美しく輝いていて欲しいんだ」私は言った。「その為に、私は頑張る」彼女は病院のベッドの上。静かに眠っている。私はただ、この寝顔を守りたい。そしてその為に…この世界全てを守ろう。彼女は既に3年間眠り続けている。私は行く。 #twnovel

2011-04-18 07:42:43
onai shigeo @onaishigeo

#twnovel 人類がもっとも恐れたのは漆黒の闇。だから深い森を伐採し明かりを灯し夜を支配した。「じゃあ人類はもう安心?」いやまだ最後の難関がある。心の闇。こればかりは未だに…。「逆説的に考えるとこの世の全ての闇が人の心に逃げ込んで来たって事は?」…だとしたら難攻不落だね。

2011-04-16 23:05:55
雪月 @setugetufuka

#twnovel 「お前もそれが好きなのか! 俺達本当に気が合うなぁ」楽しそうに彼が笑う。私はポケットの中の手帳にそっと触れた。その笑顔を私のものにするために,数年かけて彼の事を調べあげた。この手帳に書いてあるのは彼の秘密。そして,手帳の存在は私だけの秘密。 #twnvday 

2011-04-14 17:33:04
クリントン大西 @klinton_onishi

#twnovel 電磁少女。街中を歩くだけで、周りの人々が感電していく。銃弾は強烈な電磁波で軌道を歪められ、ハイテク兵器も役に立たない。そもそも、政府が対策に本腰ではない。皆、彼女の100万ボルトの瞳にメロメロだった。

2011-04-12 06:30:57
layback @laybacks

「いったいどうして」「飼えなくなったからといって放り出して勝手に生きろというわけにはいかんのです。路頭に迷うのは目に見えてます」「だからといって何も殺さなくても」「最後まで面倒を見るのが飼い主の務めなんです」社長は涙を流す。「ほんとうにかわいい従業員たちでした」 #twnovel

2011-04-06 23:18:49
しーな@GO2完走 @xsheeenax

なぁ、前から思ってたんだけど、男にかわいいって言うのはおかしくないか。おかしいだろ。俺の何がかわいいってんだよ。や、別にかっこいいって言って欲しいとかじゃなくて「かわいい」がおかしいだろって。俺はなぁ……あれ、ボトル空いたの?じゃあどうしよっかにゃー……はっ!? #twnovel

2010-08-13 00:03:02
水木ナオ @nayotaf

あの人は向日葵のようだった、と言う者がいる。いいや、百合のようだったと言う者もいる。薔薇のようだったとも、菜の花のようだったとも、菖蒲のようだったとも。ただ私にとっては、雨の日の濡れた仔犬のような人だった。 #twnovel

2010-07-02 02:31:53
TAG @bttftag

恋について考える。四秒で考えるのをやめた。面倒くさい。 #twnovel

2010-08-05 00:48:19
葉月⍨⃝‏ @hazuki08

我が肺は二個である。名前はまだない。何でも薄暗いところでたまに変な煙が入ってくるからニャーニャー鳴きたくなる。ご主人様は煙草を吸うらしい。我が肺を愛しく思うならばやめてもらいたいものだ。胃はおいしいものが食べられるのになんとも理不尽なものである。 #twnovel

2009-10-03 09:58:34
ジュン @jun50r

俺は美容整形医。今、少女に告白されている。「好きです。先生好みの顔にして下さい」こんな要望は初めてだ。数時間後、麻酔から覚めた少女は言った。「先生、私の顔どこも変わってません」「そうさ。俺も前から君が好きだったんだ」俺たちは抱き合った。と、少女が呟いた。「…私の胸大きくなってる」

2009-11-22 20:32:14
TAG @bttftag

#twnovel 「ほんとうに行くんですかあ?」とぼやくルドルフの言葉に彼はにやりと笑って答えた。「馬鹿野郎。俺たちが年末にしか活動しないと思ってやがんのか? いいか、俺たちはな…」そこまで言って、老人は赤い帽子をしっかりと被り直す。「いつだって、良い子の味方なんだよ。忘れるな」

2011-03-12 23:26:45
Shimada Yuichi @chimada

#twnovel 妹は僕を偏愛している。「おにーいちゃんっ」僕は妹の甘えた声に寒気がした。「どうした」「甘えに来たぜ!」「ぬいぐるみでも抱いて寝ろ」「お兄ちゃんを抱いて寝たいの」「ダメだ」「ふふん! 可愛い妹が隣にいると眠れなくなっちゃうかな?」「身の危険を感じながら眠れるか?」

2011-04-23 20:02:28