- kwaidanbattle
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#怪談オチ 子供を堕ろした。 仕方なかった。学生なのに子供なんて育てられない。 あたしは悪くない。 べちゃり、と何かが落ちた。 足元で切り刻まれたような肉塊が蠢いていた。 流れ出した母乳に、ソレは這いずるように近づいてくる。 たすけて ママになんてなりたくない pic.twitter.com/7GVFVajkuZ
2019-01-16 22:01:27#怪談オチ 秀逸作品紹介 隣人のキャロット(@carroty248)さんの作品 pic.twitter.com/Dl9J7IbMqj
2019-01-16 17:58:12@moon04cat #怪談オチ ゴキ〇リに「お前は可愛いねー💓❤💕」と褒め殺しをしてハイター漬けにしてしまった… pic.twitter.com/eL2frJ7JsC
2019-01-16 15:28:03いつも殺す側だった。 それが殺されるなんて、なんという屈辱。 シャワーの熱さも感じない、傷ひとつつかない体。 残されたのは脳だけ。 実験体として生かされている今のあたし。 いいわ、なってやる。 最高の暗殺者に。 そしていつか必ず、あたしを侮辱したこの国を殺してやる。 #怪談オチ pic.twitter.com/OMVzBa6gvt
2019-01-15 18:59:33#怪談オチ 秀逸作品紹介 纏井 炉ゥ(@matoirou)さんの作品 pic.twitter.com/c12dWMuP9S
2019-01-15 12:12:56#怪談オチ 秀逸作品紹介 とてちぃ(森野メトロ)(@ch01301126)さんの作品 pic.twitter.com/CF5PNtbWlr
2019-01-15 10:25:38#怪談オチ 今日聞いた話が何かの悪夢だと思いたかった。あの時心臓を刺しておけば…発作が起きなければ… 自分の胸に浮かぶ手術痕を睨んで吐くように叫ぶ。 「あんた、気持ち悪いのよ!」 私に移植された心臓が、今まで私を苦しめたストーカーのものだなんて! 物言わぬ心臓が嬉しそうに震えた。 pic.twitter.com/elQ7tB3osB
2019-01-15 10:08:23かぶりついてしまった。被毛さえ甘くしばし恍惚としていると後ろから思い切り頭を殴られた。 「何やってんのッ」 母だった。それはこっちのセリフだ。相変わらずの怪力で頚椎がズレたじゃないか。 体裁ばかり気にする母には嫌気が差していたのでここらでしっかり反抗しておくことにする。 #怪談オチ pic.twitter.com/UI5opMMh10
2019-01-14 21:04:40#怪談オチ 秀逸作品紹介 猫の森を(@w6ukmWHTW94DFqc)さん pic.twitter.com/qROnT1ShWH
2019-01-14 19:25:27#怪談オチ 対抗斜線に君を見つけた気がした。 ああ、もう君を何処にもやりはしない。 アクセルを踏み込んだまま僕はハンドルを切る。 早く、君のところへ…… pic.twitter.com/cwMRPKOmlf
2019-01-14 18:43:45#怪談オチ その時、ゴトッ、と音がして安定の悪かった首がバスタブの中で転がった。 あぁ、くそぉ、ホント、空気の読めないヤツだよ。そぉゆぅトコだよ、お前の悪いトコは。 折角、こっちは雰囲気だして浸ってたのに…… あぁ、でもこれ、どぉやって片付けようかなぁ。 pic.twitter.com/i0ua1bPGrD
2019-01-14 13:39:48#怪談オチ 唐突に、全てが繋がった。 ある夏の日の森。 僕は見つけてしまった。 あれはたぶん、人間の、骨。 ヒトの頭蓋骨。 ちょうど夏祭りの始まる前日の事。 誰にも言えなかった。何か悪い事が起きそうで怖かったから。 それ以来ずっと同じ夢を見続けている……。女の子が森で手招きをする、夢。 pic.twitter.com/Tigzrix2GH
2019-01-14 12:36:22恍惚とした気持ちになり、自身も同じ様に、夏美に舌を差し入れようとした。その時、ほんのりと開けた薄目に映ったのは、夏美では無く、見知らぬ老婆の姿だった。気が付くと、ブラウス越しに夏美の胸元を弄ろうとしていた春男の手は、干からび皺だらけになっていた……。
2019-01-14 02:25:49#怪談オチ 瞑った。春男は腹を決め、ぎこちなく唇を重ねた。柔く、仄かに熱を帯びていた。突然、繋いだ手が振り解かれ、夏美の両手が春男の顔を強く押さえた。焦れったいとばかりに唇を押付け、舌で口を抉じ開けていく……。春男は突然の出来事に戸惑いながらも、口内を奔るはじめての感触に pic.twitter.com/PQcNb20C2D
2019-01-14 02:25:48叫ぶような悲鳴が車内に響いた。 知らない声だ。 今、僕の車は前にいた車と重なって走っている。 重なる直前、向こうの運転手とバックミラー越しに目が合った。 見えるんだね、僕が。 挨拶代わりに血まみれの手で肩を叩き、僕は加速した。 いい気分だ。 走ろう。 このまま、どこまでも。 #怪談オチ pic.twitter.com/nC44ffE6lS
2019-01-13 23:43:25サイドミラーに影が映った。どんどん迫ってくる。車やバイクではない。人だ、婆さんだ。 戦慄が走り半ば本能的にアクセルを踏み込んだ。一瞬遠ざかったかと思うと一気に距離を詰めてくる。もうペダルは床に着いていた。 老婆が自分と並んだ。その刹那横目で睨まれた。そして追い抜いて行った #怪談オチ pic.twitter.com/dGx2OOGX5I
2019-01-13 21:54:18#怪談オチ 乱暴にシャンプーのポンプを数回押し、髪を洗い流す。目を瞑ったままシャワーに身を任せる。排水口がゴボゴボと音をたてた。足元に水が溜まってきたらしい。気持ち悪い感触が足首まで上がってきたので目を開けた。 床いっぱいの髪の毛の海の中に見覚えのある目玉が二つあたしを見ていた。 pic.twitter.com/liytfOCeeI
2019-01-13 18:53:57路肩を歩く一人の女が目に入った。徐行して窓を開ける。乗せてやるというのに返事もしない。降車して女を追いかける。歩き続ける女の手首を掴んで軽く引くとぼりぼりと鈍い音を立て振り返った。腕は一捻りしていた。 ほう、ゾンビか、珍しい。 こいつは喰えないので頭を握り潰して車に戻る #怪談オチ pic.twitter.com/mfwItBVxm0
2019-01-13 16:48:46裏切られたことが許せなくてあの人を殺してしまった。 違う、悔やんでいるのはそんな事じゃない。 体に吸い込まれる包丁の刃先、何度も、何度も。得も言われぬ快感に包まれ時が経ちすぎて予定が押したので亡骸を放置したまま来てしまった。違う。 なぜあの人の肉を一片も口にしなかったかと #怪談オチ pic.twitter.com/PAwyk0RGHt
2019-01-13 16:37:26#怪談オチ 飛び退いた。 覗き込んだその子の下半身は 段ボールから生えていた。 pic.twitter.com/2FaYLKebIE
2019-01-13 08:59:29#怪談オチ 道端に佇む1人の女 誘われるように車を停める 女は無言で乗り込んできた 僕も無言で車を出す しばらくのドライブの後、女がぽつりと口を開いた 「私じゃダメかしら」 ラジオはノイズを垂れ流している pic.twitter.com/LemwrixZYh
2019-01-13 08:46:05#怪談オチ 「ダメよ」と耳元で声がした。 アクセルを踏む右足の力が抜ける。 芳香剤の類いは一切置いていないのに、ふと甘い香りがした。ああ。懐かしい香りだ。 そして風が、色が、音が戻ってきた。 助手席のシートが少しへこんで、また戻った。 pic.twitter.com/AKbbSQmtNw
2019-01-12 23:20:42#怪談オチ 手を伸ばした。その途端激しい熱い痛み。 慌てて手を引くと手首から先が無かった。 咀嚼する小さな口の端から、わたしの小指だったらしい物がはみ出ている。ごっくんと飲み込みまだ物欲しそうな目でわたしを見ている。そうか、まだ足りないか。連れて帰ろう。お前の腹を満たせる奴なら居る pic.twitter.com/MydOO4DijU
2019-01-12 21:12:49#怪談オチ 閉じ、そしてかっと見開き、キスを奪った。貪るようなキスをしながら、「春…」と唸るように言った。彼女の歯が春男の唇を食い契り、春男はだんだんと喰われていった。春男を愛撫するように喰いながら、夏美はじゅるじゅると夏の卵を産み落としていた。 pic.twitter.com/rxGsjXvAr4
2019-01-12 21:11:13