えらいてんちょう氏の「しょぼい起業で生きていく」リアルタイムレビュー #しょぼい起業で生きていく

久住みずく（残骸） @kuzumimizuku

朝まで時間があるので、せっかくなので #CASTDICE さんに送って頂いた #しょぼい起業で生きていく を読みながらスレッドでリアルタイムレビューしたいと思います。ポイントで感想を書いていくので読み終わるかビミョーだけど、まあ、思いついたのでとりあえずやっていきましょう。（えらてん氏風）

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自分が本を手に取った時まずすることは意外にも（？）「カバーを外してみる」である。本体側のデザインがカバーデザインと違っていたりもするからだ。というわけで、本書もまずはカバーを外す儀式から……シンプルイズベスト。自分はこのシンプルなデザイン、好きだなあ。 #しょぼい起業で生きていく

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「はじめに」 じつはえらてん氏のことはほぼ「それなりにすごい起業の人」という認識しかなかったのだけど、ここで語られる簡単な経歴を見たら……それなりどころかめっちゃすごい人やん！ただ、そんな人が起業を「わりとふつうにできます」と言うとハードルが上がるのも事実。（続）

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（続） 特に企業で働いた経験がないという経歴は自分には驚きでした。はたしてそんな天才とも思える人が語る起業ノウハウが、天才じゃなくても実行可能な内容になっているのか。「はじめに」を読んで俄然興味が出てきました。 #しょぼい起業で生きていく

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「第1章」 起業はどうしてもリスクがあるでしょ？失敗した時どうすんの？という懸念を第1章で早くも打ち砕いてきたのには「やるなあ」と思ってしまいました。失敗してもとりあえず生きていける、と語るだけでなく、具体的に現実的な解決策が示されているので、いきなり心理的ハードルが下がります。

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「第2章」 第2章では、利益のために新たな仕事を作るのではなく、日常普通にやっていることを仕事と利益に変える「生活の資本化」をベースに、借金や初期投資の不要な起業のアイデアについて書かれています。ここでも具体的な例を元に説明が進むので、既にやれそうな気になってくるのが面白いです。

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「第3章」 2章まで読んですっかりその気になってしまった私ですが、3章ではまっとうかつ言われてみれば当然の現実的アドバイスで下がったハードルがまた少し上がってしまいました。しかしよくよく考えればノウハウ本で夢物語を語っても仕方がない訳ですから、こういうバランス感覚はさすがです。（続）

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（続） あたりまえですが、起業した以上は「朝起きれない」著者のような人でも一定以上はちゃんとしてないといけないですし、原則自分でやれることは自分でやらないといけないわけです。そのあたりまえの努力をあたりまえに説明しているのは、厳しさ以上に優しさがあるなあと感じました。

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「第4章」 ここまでは起業したい人に向けた話がメインでしたが、4章では起業したい人だけでなく会社で働く人にも役立つ、人との関わり方のノウハウが書かれています。起業する人的には「友好的に人を動かす方法」会社で働く人には単純に「人との友好関係の作り方」として役立ちます。

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「第5章」 5章ではお金をかけない広告宣伝方法がレクチャーされています。ネットを使った方法は概ね自分の予想どおりでしたが、それ以外の方法については自分には目からウロコの内容でした。勿論ここでも最低限の努力は必要ですが、ここまでで既にやる気になれる内容なので素直にやれそうと思えます。

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「第6章」 ノウハウの説明は前の章までで終わり、ここでは現実の起業例のお話、ということで、堅いものを想像していたのですが、えらてん氏の綴るしょぼい喫茶店の起業エピソードにただただほっこりしてしまいました。このエピソードを私は不覚にも知らなかったので本当に感動しました。

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「対談」 えらてん氏とは別の形で成功しているPha氏との、人生観や生き方、家庭や子供に対する意識の話。 起業で失敗し、その後復活した借金玉氏との起業の時に大事なポイントの話。 どちらもそれぞれテーマが違って興味深く読めました。 （続）

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（続） 気になったのは借金玉氏との対談で出てきた「報酬は時間ではなく成果に対して払うべき」という話。自分は才能は勿論、普通の能力も劣っている自覚があるので、そういう人にとっては時間型の報酬システムも一定の意味があるのでは……と思う部分も正直ありました。（でも、正論ではあると思う）

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「おわりに」 えらてん氏からの最後のメッセージは、起業に限った話ではなく、人としての生き方において大切な話をしながら、優しさに満ち溢れた「やっていきましょう」という言葉で締めくくられています。 最後まで読んで理解しました。これは、起業ノウハウ本ではありますが、人生ノウハウ本です。

久住みずく（残骸） @kuzumimizuku

#しょぼい起業で生きていく をリアルタイムで読みながら追記していくレビュー、読んで頂きありがとうございました。レビューを書く際に気をつけている「ネタバレを避けつつ魅力をできるだけ書く」「見たことがない人に見てもらいたくなる文章を書く」はどうだったでしょうか。上手く書けてるといいな。