夫婦してる現パロ帝都騎殺♀まとめ　その２

ぶっちゃける方の多鶴 @s_tadu

龍(ﾆｺﾆｺ) 以♀「なんじゃ、ニヤニヤしよって」 龍「以蔵さんに会いたいなあって思ってたら会えたから、嬉しくて」 以♀「…気色悪(照れ)」 龍「ひどいなあ(でもﾆｺﾆｺ)」 こんな感じでコーヒーブレイク楽しむ二人。

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店から出た後以蔵♀ちゃんを駅まで送り、午後からの仕事に一層気合い入れる龍馬さん。なんやかんやで龍馬さんに会えたの嬉しくて、いつもよりちょっと手間かけた晩御飯に取り組む以蔵♀ちゃん。そんなお互いがそれなりに相手のこと考えて日常送ってる龍以♀夫婦。うん、ラブラブだな(断言)

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何度も言うけどこの夫婦してる方は学パロとは別時空な。

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良い夫婦してる帝都騎殺♀の話。パート先で他人に迷惑かけまくる同僚に振り回されたり、あまりいい思い出のない知り合いとうっかり遭遇したりと悪い事続きで家事もままならないくらいお疲れな以蔵♀ちゃん。ある日、龍馬さんが気分転換に旅行を提案する。

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他人に迷惑かけまくるってのは無断欠勤とかミスを他人に押し付けたりとかそういう。 いい思い出のない知り合いってのは、以蔵♀ちゃんは結婚前は家飛び出して色々仕事やってたけど長続きせず、ホームレスなって体でお金稼いでた頃を知ってる人。ちな龍馬さんは全部以蔵♀ちゃんから打ち明けられてる。

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初めの内の時代劇大好き以蔵♀ちゃんは「世が世ならわしが天誅決めちょる！」ってキレてたけど、段々精神的に参ってきてパート後疲れてうたた寝しちゃってご飯作れなかったり、食器割っちゃたり、ぼーっとする時間増えて家事が疎かになって余計自己嫌悪に陥る悪循環状態になる。

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一応龍馬さんが弁当買ってきたりと色々家事をフォローするんだけど、気を遣わせてる申し訳なさで一層自分を追い詰める元気のない以蔵♀ちゃん。このままじゃ駄目だな…と思った龍馬さんはダメ元で京都旅行を提案する。

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以蔵さん疲れてるし家で休みたいだろうけど…と断られる可能性が不安な龍馬さん。一方、最近迷惑かけちょるき…と疲れていても龍馬さんを慕う心は変わらない以蔵♀ちゃんは旅行を承諾。連休中に二泊三日の京都旅行へ。

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移動の新幹線内。 龍「初めに安井金比羅宮に行こうと思ってるんだけど」 以♀「あれじゃろ？縁切り神社」(テレビで見た) 龍「そうそう、そこで以蔵さんの悪縁を切ってもらおうかなって」 以♀「ついでにおまんとの縁も切れてまうかもな」 龍「まさかぁ(冗談だと思ってる)」

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安井金比羅宮にて形代書く二人。 以♀「これ自分の事やのうてもえいがか？」 龍「うん。じゃあ僕が以蔵さんのを、以蔵さんが僕のを書こうよ」 ほいで書けたのは 【以蔵さんが嫌な過去を断ち切れますように】(辛うじて読める字) 【龍馬がこれから良縁に恵まれますように】(書道のお手本みたいな字)

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んで二人で縁切り縁結び碑くぐる。先に以蔵♀ちゃんがくぐると抜けた先で龍馬さんが「良縁が待っちゅうよ」って笑顔で手を差し伸べて迎えるもんだから「…ばあたれ」って照れる以蔵♀ちゃんは差し伸べられた手を取って顔真っ赤にして俯く。

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その後は寺や神社、名所巡りしたり美味しいもの食べたりと京都観光満喫する龍以♀夫婦。一通り巡った後、鴨川の河原で一息つく。

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龍「以蔵さん、ちょっと聞いていい？」 以♀「なんじゃ？」 龍「以蔵さんはさ、僕にとっての今の以蔵さんとの関係は悪縁だと思ってるの？」 以♀「…」 新幹線内の時から何となく気にしてはいた。

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龍「以蔵さん、僕がプロポーズしたときの事覚えてる？『おまんに迷惑かけるかもしれんのじゃぞ？』って以蔵さん言ったよね」 以「ほいたらおまんは『わしも以蔵さんを幸せに出来る自信は正直無いぜよ』言うたにゃあ」

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龍「だから…やき、それでええんじゃ」 以♀「…」 龍「そいだけ分かっちょったら、お互い不幸にさせとうないって思っちょるもん同士や分かっちょったら、きっと大丈夫じゃ。 わしらそれぞれを幸せにするんじゃのうて、二人で一緒にいるこの縁を、悪いもんじゃと思うちょらんちや」

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龍「やき、もしこの縁が切れることがあるんじゃったら、それはお互いが必要のうなった時じゃって…」 以♀「…わやにすな」 龍「えっ？」 以♀「そこは切れてもまた結び直すきくらい、言わんのか。べこのか…(小声)」 龍馬さん顔真っ赤で呆然。

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以♀「なんか言えや」(こっちも顔真っ赤) 龍「そ、そこまで好かれゆうとは思うちょらんで…」 以蔵♀ちゃん照れ隠しに龍馬さんの背中小突く。 これには安井金比羅宮の御祭神も胸焼け。

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こんな感じで二人で未来を生きてる龍以♀夫婦はしっかり旅行を楽しんだ模様。 良い夫婦の日に間に合った…

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旅行後、迷惑かけまくってた同僚は一身上の都合で退職し、いい思い出のない知り合いは何処かでセクハラ訴えられた模様。効果テキメンである。

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おまけ① 京都にて道行く修学旅行生を眺める龍以♀夫婦 以♀「わしにもあんな可愛げのある頃があったんじゃろうか…」 龍「以蔵さんは今でも可愛いよ(恥ずかしげもなく)」 以♀「なっ…(赤面)」 はいはいお熱いですねな二人。龍馬さんは率直に思ったこと言ってるだけです。

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おまけ② 宿泊する山中のホテルへ移動するバス内。 以♀「どいてこがな山奥のホテルにしたんじゃ？」 龍「だってここ、部屋に露天風呂ついてたから…」 以♀「…助平」 旅行プランは全部龍馬さんに丸投げしてた以蔵♀ちゃん。ちな龍馬さんは混浴できる温泉のあるホテルとギリギリまで迷ってた。

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行楽日和だなあって思ったから進水式行く夫婦してる現パロ帝都騎殺♀。ある日、龍馬さんが仕事から帰宅するとリビングの机に契約してない筈の今日の新聞と洗濯洗剤が。聞けば以蔵♀ちゃん、新聞勧誘来たけどお試しの新聞と加入特典だけ貰って契約せず追い返したとのこと。

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龍馬さんから坂本式交渉術をレクチャーされて家にやって来る不本意な契約を確実に突っ返せるようになった以蔵♀ちゃん。龍馬さんのパートナーとしての強かさを着実に身につけているのでこれには龍馬さんもニッコリ。

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んで新聞に目を通すと豪華客船の進水式の日程が。 以♀「おまん船好きじゃったのう」 龍「ああ、うん…」 以♀「？」 龍馬さんなんか歯切れ悪い返答。

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ぽつぽつ話す龍馬さん。高校時代に付き合ってた彼女とデートで進水式行ったことあるんだが、龍馬さん一人はしゃいじゃって彼女をドン引きさせた事があるとのこと。それから暫くしてその彼女と別れ、なんとなくお船への興味も薄れてしまったという。