#SCReading ソーシャルリーディング第6回「第5章: 対話の力 ――明日を創る試み」の後半部分
- azuazu1011
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ミードの『精神・自我・社会』よりシンボリック相互作用論、ブルーナーの『意味の復権』よりフォークサイコロジー、フッサールとシュッツの現象学を概観しておきながら、社会と個人の二分法から抜け出し切れていないと切り捨ててバフチンへ。どうなんだろうな。 #SCReading
2019-01-26 17:08:54モノローグがひとつの意味を切り取る時に権力の顔となる。バフチンの「対話主義」を重んじるなら、もう少し対話的な書き方もあったのでは、、少し残念だな #SCReading
2019-01-26 17:19:42ガーゲン自身が「本章を振り返って」で言及しているように、「西洋文化に属する私たち」にとっては、「個人主義的な自己」のリアリティや「関係的な自己」の衝撃って相当なものなんだろうな。 #SCReading
2019-01-26 17:24:14バフチンの理論の中では「言語の異種混淆性(heteroglossia)」の概念が重要に思えた。ミードやブルーナーの理論と合わせると、個人の行為が社会に一義的に規定される決定論でもないし、個人が完全に自由に行為するわけでもないことをわかりやすく説明できそう。 #SCReading
2019-01-26 17:34:00「個人主義的な自己」の立場からみると、その人らしさの源泉と考えられた感情も、個人の抱える病とされる抑うつも、関係性の中で「理解」されたり、他者との関係性を維持したり調整したりするための「行為」と見ることが可能である。 #SCReading
2019-01-26 17:40:44社会や他者の側にその概念への合意された理解がなければその行為は選択されないかもしれないってことだよね。西洋言語には、日本語でいう「甘え」っていう概念はないんだって、ほんと?ほんとにそうならすごく面白い。 #SCReading
2019-01-26 18:35:45そして、関係性を維持したり変えたりすることが目的だと理解すれば、負の感情表出や「病」ではなくて、他のもっと苦しくない方法で、自分の存在や行為を正当化することもできる。 そのあたりにナラティブセラピーや組織開発の可能性があるわけなんだろうな #SCReading
2019-01-26 18:39:17