事実と評価の二分論について

@babel0101 さんによる「事実・評価の二分論」に関するツイート
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anonymity @babel0101

立法事実の認定は政治家のやる政治的なものであり,友と敵を区別し,利益団体をより分け,選ぶ,そういったものにもなりかねないのです。ですから,ともすれば立法事実の認定は感情のたたきつけ合い,政治的信念のぶつけあいになりかねません。

2011-05-04 15:46:51
anonymity @babel0101

では立法事実を認定するにあたって,あくまでリーガルであろうとするにはどうするのか。司法事実に適用される証拠法則を用いて,あくまで過去の延長として未来を認定する手法をとるのが普通でしょう。衆参の議事録,過去の文献などの証拠を提出するのも,司法が未来へ越権するのを防止する手立てです。

2011-05-04 15:49:20
anonymity @babel0101

ブランダイス・ブリーフの提出もその一つ。違憲審査をする裁判においては国家を参加させようとする制度を作るのもその一つ。いずれも法解釈者が自ら引き受けられない予見的で未来的な解釈的負荷を,その本来の拠り所である国家や大衆(統計的手法による立法事実の認定)に転嫁することで,

2011-05-04 15:51:23
anonymity @babel0101

法解釈者がリーガルであり,過去であり続けようとする試みです。違憲審査はそういった過去と未来のはざま,司法と立法のはざまにおいて試される法解釈の限界の場でもあるわけです。

2011-05-04 15:52:29
anonymity @babel0101

話がずれまくりましたが,要は言いたいことは「みんな新司法試験頑張ってね」ということです(えっ)。ではでは。

2011-05-04 15:53:05