【幽波紋呟奇譚】(新田古来その4)【独ミ】『入りたい』

スタンド遊戯板というしたらば掲示板にて行われているジョジョの奇妙な冒険の『スタンド』の概念を用いた、『オリジナルスタンド使いなりきり遊び』をツイッターでも出来ないかという試み。『スタンド能力を開花させるなんらかの力(ex:弓と矢、プッチの『ホワイトスネイク』のような間接的な付与能力など)』を持った『供与者』と呼ばれる存在がオリジナルスタンドを与え、それを元にスタンドを得た志願者が様々な活動を行っていくという流れとなります。このまとめはその中でも『新田古来』というオリジナルスタンド使いの活動ツイートをまとめています。その3はこちら→ https://togetter.com/li/1312842。この一連の試みを総称して『幽波紋呟奇譚』と名付け、現在はハッシュタグも用いています。
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今回まとめたツイート群は【独ミ】(ひとりみ)、つまり【独りミッション】です。
『ミッション』とは本来、『GM』と『参加者』が分かれ、『GM側』が提供する物語を『参加者』が体験し解きほぐしていくものなのですが、今回、『GMと参加者』双方の役割を独りで担ったのでこう名付けました。
とはいえ全くの自作自演のみではつまらないので『アンケート機能』を用い、読者に参加者の役割の一部を担って頂くような形にしました。

●参加者紹介●
★名前:新田古来(にった こき)
★スタンド:『アクセル・エフ』
★能力:『隙間』に潜み、
引きずり出された時に『跳躍』する三体の『騎士』。
★25才 ★男
★身長:180cm ★体重:61kg
★1/20生まれ ★O型
★黒の長髪を後ろで束ねている。
カエルみたいなコートを羽織っている。

●スタンド紹介●

『御玉杓子』に似た人型の三体の『騎士』のヴィジョン。
その軟体であらゆる『隙間』に滑り込むのが能力。
『引きずり出された』場合、強靭な脚で『跳躍』する。

『アクセル・エフ』(跳躍時)
破壊力:C スピード:D(A) 射程距離:B
持続力:D 精密動作性:C  成長性:B

【ヴィジョン】
身長は本体の腰の高さ位。30cm程の剣と円形盾を持ち騎乗の心得を持つ。意思があり身を隠す事を好む。会話は不能。
ダメージフィードバックは3分の1ある。感覚共有も可能。

【備考】
入った隙間への内部干渉は可能。
軽いものなら入った『隙間』ごと動く事も可能。

【『引きずり出す』と『跳躍』】
力づくで『引きずり出す』だけでなく、潜む『隙間』を『隙間として成立できなくする行為』全てを『引きずり出す』とみなす。
その際の『跳躍』の『矛先』は本体の任意。

新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

【独ミ】私の能力に重要なのは『隙間』なので私が『隙間』だと思うものを自然と探すのが日課となっている。『アクセル・エフ』達も『隙間』が好きなので時々入れてあげたりする。『隙間』に入ればその姿を見られることもなくなるので、他のスタンド使いに見つかる事もないだろう。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-24 17:55:28
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→そんなわけでその日も私は隙間探しに没頭していた。建物と建物の間、ポストの穴、自販機のコイン入れ、隙間は町に溢れている。そんな中、私が気になったのは『図書館』の返却ポスト。時間外にも本が返却できるというそれは逆に手を突っ込んで本を奪われないようにする為か酷く狭い→#幽波紋呟奇譚

2019-01-24 18:04:10
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→ここならいい感じに『アクセル・エフ』達が休めるのではないだろうか。私は返却する本など持たないまま、ポストの中をなんの気なしに覗く。……… そこで私は奇妙なものを目にする→#幽波紋呟奇譚

2019-01-24 18:09:44
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

Q1.新田が『図書館』のポストの『隙間』に見たものとは?(【独ミ】は文字通りの自作自演ミッションですが皆様の声で展開していきます。0票なら適当に進みます)

2019-01-24 18:16:46

Q1.アンケ結果
・大量の本…33%
◎人間の手…44%
・青空…0%
・幼い頃捨てた夢と希望…23%

新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴ ゴゴゴ 私が図書館の『返却ポスト』の中に見たものは『手』、だ。一瞬、作り物ではないかと目を凝らすがどうみても本物。薄っすらピンクのマニキュアが塗られたそれはおそらく年若い女性のものであると推察される。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-26 02:02:50
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→奇妙なのは『それ』が到底、『返却ポスト』の隙間から入りきらない大きさである事だ。構造上、ポストを抜ければ本を貯めるスペースがあるはずだからあるいは『館内』の方から投入されたのかもしれないが……【ガサ】そんな事を考えていると【ガサガサ】『腕』が【ガサ】動いた。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-26 02:43:46

Q2.アンケ結果
○『隙間』にスタンドを入れ腕を攻撃…33%
○投入主を探すべく周囲を確認…33%
・時間外の館内に何とか潜入し向こうから確認…17%
・怖くなってダッシュでお家に帰った…17%

新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

「……『アクセル・エフッ!』」 咄嗟に『一番』に『ポスト』の隙間をくぐらせ『手』を攻撃しようとする!ヤバさを感じとった本能的な行動だ。 【ズリィ……】 「……!?」 だが、攻撃が届く前に背後からの音に思わず振り向いてしまう。私の瞳は、後ろから迫る『スタンド』を捉えた。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-27 11:25:45
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→人型の屈強そうなスタンド。顔にポッカリと丸い『穴』が空いている。 【ズルズル…】 引きずっていたのは20代の女性だ。顔は力なく俯き、彼女の左手は『無い』。つまり十中八九、このスタンドが『投入主』。 【ジュシャァッ!】 おもむろにスタンドが女の右足を『引きちぎる』ッ!→#幽波紋呟奇譚

2019-01-27 12:53:29
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→……『出血』はなく女は呻き声ひとつあげない。力任せではなく能力という事か。 スタンドは私などまるで居ないかのようにちぎった足を『ポスト』に当て、 【ゴォンッ】 押し込んだ! この能力、どうやら私のものと似た性質を持つらしい。 ………さて→#幽波紋呟奇譚

2019-01-27 12:58:48
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

Q3.これから新田はどうしたか? (『その他』選択者はDMにて行動をお知らせ下さい。四番が最多の場合、DM内から一つ、行動を選びます)

2019-01-27 13:04:32

Q3.アンケ結果
○女を救うべく立ち向かう…42%
・見なかったことにして家に帰る…8%
○まだ様子を確認し続ける…42%
・その他…8%

新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→こんな時迷ってしまうのが私の悪い癖だ。女性を助けたいという気持ちと傍観者でありたいという気持ち。どちらが正解かなんていうのは結果論なのだし、さっさとどちらかに決めて迅速に動くのが正解だったのだろう。 【グシャァ】 そんなこんなで棒立ちしていた私の前で惨劇は続く→#幽波紋呟奇譚

2019-01-30 08:08:08
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→千切られたのは女の残った腕だ。その衝撃で見えづらかった女の顔が露わになる。20代半ば、私と同世代か?顔を『真っ赤』にして泣きそうな表情を浮かべている。やはり苦しいという事だろうか。 『スタンド』は同じ行動、すなわち『狭い隙間』である『ポスト』に腕を押し込む。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-30 08:22:17
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→ここでようやく私は勇気を固め、『スタンド』と対峙した。 【グオン】【グオン】 眼前に二体の『アクセル・エフ』を出す。ようやく彼らの剣と盾が役に立つ時が来た。 私は彼ら2体を左右同時に『スタンド』にけしかける!スペックの差は数で埋めるッ! 【ダァァーーーン!】 #幽波紋呟奇譚

2019-01-30 08:31:44
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→次の瞬間、二体の『騎士』は『スタンド』の両拳であっけなく撃沈する。速度の差があり過ぎた。常人より鈍い『騎士』と獣の速さの『スタンド』。 私の体に強い痛みが走る。これが話に聞く『ダメージフィールドバック』か。 だが……! 私は自らの拳を『スタンド』の方へ突き出す。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-30 08:44:40
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→ 【ズギャァーーーz____ンッ!】 私はコートの『袖口』から、隠し玉の騎士3号を弾丸のように『跳躍』させる!他二体は『囮』。本命はコイツだッ! 【ズバァッ!】 獣の速度を超えた超速の『騎士』が『スタンド』を一閃ッ!そしてッ! 『スタンド』の腕がポトリ、と落ちた。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-30 08:55:21
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→やった!私は手応えを感じる。だが即座に追撃とはいかない。『跳躍』は終わり、1、2号は拳により軽く吹っ飛ばされた状態。この状態では3号はむしろ『弱点』だ。 そこで私は3号を『潜ませる』事にした。近いのは当然『ポスト』。入ればまた『跳躍』が使える。 【…入リタイ…】 #幽波紋呟奇譚

2019-01-30 09:18:23
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→一瞬、3号が喋ったかと思ったが、 【……入リタイ……】 発しているのは眼前の『スタンド』だ。 【……アッタラ……】 あったら?何があったらいいというのか。あるいは何かの固有名詞か? そんな事を呟きつつ、『スタンド』は落ちた自らの腕を拾い上げる。→#幽波紋呟奇譚

2019-01-30 09:19:05
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→そしてーー 【ガシィ】 信じ難い事に腕を切断面につけると、腕は元どおりに『くっついた』。つまり3号の決死の攻撃は全くの徒労で終わってしまったというわけだ。 私の戦意は急速に萎んでいく。歴戦の猛者であればここから『逆転』も出来るのかもしれないが今の私にはムリな話だ。 #幽波紋呟奇譚

2019-01-30 09:27:45
新田古来『アクセル・エフ』 @nittacoki

→ここで私は『本体』について考えた。いくらスタンドが強くとも本体を倒せばスタンドも居なくなる。これだけ強力ならば近くか?いや『茶屋』できいた『遠隔自動操縦』かもしれない。それなら遠くでもおかしくない。女に情報聞こうにもアレでは喋れない可能性がある。さてーーー#幽波紋呟奇譚

2019-01-30 09:35:28