月刊ニュータイプ記事から見たエヴァ前後のアニメ作品（1993年～2001年頃）

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

家にある月刊ニュータイプの最も古いのは1993年8月号、無責任艦長タイラー、Vガンダム、劇場パト2、セラムンＲ、ヤダモン、女神さまのOVAも完結していなかった頃だ。OVAに勢いがありパイオニアLDCが気を吐いている。ジャンプ系としてDBZと幽遊白書、サンデー系としてGS美神。

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1994年12月号、BLUE SEED、レイアース、マクロス7、Gガンダム、OVAは逮捕しちゃうぞ、精霊使い、ジャンプ系がやたら豊富で幽遊白書、スラムダンク、ラッキーマン、DBZ、D.N.A2。リューナイト、魔法陣グルグルもこの頃。

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1995年4月号、記憶が正しければエヴァンゲリオンの初出。キャラボードのレイが黒髪のボブ、アスカにそばかすがあってヒカリとの差別化がされていない感じ。この時点で庵野監督自身から「気負わなかった企画がガチガチでヘビーに」「周囲に積極的に働きかけない碇シンジの幸福とは」と語っている。

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なお1995年の前半は、マクロス7、レイアース、ガンダムW、天地無用!など。面白い特集が「麗しのジェーン・ブライド」と銘打って物語の中のキャラの結婚シーンを描くというもの。おっといよいよ林原めぐみ無双が始まる予感、スレイヤーズの特集あり。マクロス7のシビルが可愛くて仕方が無い。

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1995年10月、エヴァ始動。バーチャロンの特集がある。アイドル防衛隊ハミングバード'95。11月、アニメキャラの服を今風（95年秋）に着替えさせてみるというもの。レイのチェックのジャンスカ（26800円也!）が可愛い。ミレーヌとバサラも似合ってるな。値段がスゴイ、1万円越え。

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1995年12月、ゲーム特集が当たり前になってきた、バーチャファイター。エスカフローネの公表、なんつーか豊作な年でござる。1996年1月、るろうに剣心の開始。2月、爆れつハンター、セイント・テール、まほTai。さて、…エヴァショック後はと、一気に数ヶ月を飛んでみる。

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エヴァ映画化決定の公表が1996年6月号、当然ながらエヴァショックの影響はない。この頃、VS騎士ラムネ&40炎。9月号で機動戦艦ナデシコが登場。12月、ナデシコ、セイバーマリオネットJ、プリティサミー、スレイヤーズすぺしゃるなど。ガンダムはXと08小隊。エヴァの影響は見えない。

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1997年4月、スレイヤーズTRY、ウテナ、ナデシコ。97年10月、VIRUS、エルフを狩るモノたち、バトルアスリーテス、吸血姫美夕、ベルセルクも秋の新番組。98年1月、ブレンパワード、ガサラギ、サイレントメビウスが登場、この辺からエヴァショックの影響が出来てきたんじゃなかろうか

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更に1年飛ぶ。1999年1月、ベターマンが登場。この作品はエヴァの影響が明らかに見えるように感じる。

ルイ @rui178

急に @WATERMAN1996 さんが面白い事を始めておられる。アニメ雑誌で見る90年代～00年代といった所か。…あ、アニメ雑誌に無視されたコメットさん…！orz 涙なしには読めない/「コメットさん☆メジャーへの道」 http://j.mp/mfXqqh

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

@rui178 とりあえず、まどマギを考える上で、エヴァの影響がアニメ作品にどのように現れてきたかを調べるつもりで90年代半ばから終りまでをざっと見てみました。企画のタイムラグがあるので当然ながら、エヴァの影響は98年ごろまでは見られなかったですね。

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2000年1月、フリクリ。ゲートキーパーズ、マクロスの新作、カウボーイビバップは劇場版。エスカフローネ劇場版。サクラ大戦はTV化決定、サクラ大戦3の情報。ヴァンドレッドは企画進行中。女神候補生、オーディアン、リヴァイアス、ターンAガンダム、ビッグオー、ロボット物が異常に多い。

林檎退職するまでの戦い @aPplepHoEnix

@WATERMAN1996 たしかに！！この異常なロボ率

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00年3月、キッズアニメ特集、おジャ魔女どれみ、デジモンなど。ロボット物はビッグオー、ターンA、ダイ・ガード。そして泣く子も黙るカードキャプターさくら。ラブひなTVアニメが4月から、ボイスアクター（ニュータイプではCV）特集が増えているねえ、声優アイドル化が進行中。

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

00年6月、ゲートキーパーズのプッシュがスゴイ。目がクリクリの後藤キャラは今見ても可愛い。なお、オーフェンは着々と作数を重ねているが基本どれも見るに耐えない作品だったような…。女神さまの劇場版（良い出来）、おじゃる丸、星界の戦記など。作品が多くて網羅し切れないのがこの頃。

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

00年9月、目次に作品を載せ切れないね。ヴァンドレッド、アルジェントソーマ、キッズ作品としてトライゼノン。まりんとメランってこの頃なのか、デジキャラットが着々と進行中。おっと、ワンピースTV版は既に半年程度過ぎている。H×Hのアニメもこの頃。

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

01年1月、ProjectG.Aが始動とあるが、これはギャラクシーエンジェルでござる。破壊魔定光、ムリョウ、おっとアルジェナ。Gダンガイオー、Z.O.E（イドロ）が制作進行中。6月、特にないなあ。「せめてイングラムの耳でもつけてホウキの一本でも持たせてくれれば…」ゆうきまさみ

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

99年ごろからブギーポップがちらほらと広告に出てきている。最終兵器彼女は00年1月、ほしのこえは2002年に公開、宇宙のステルヴィアは2003年、旧エヴァ劇場版まごころを君にの公開が1998年3月なので、エヴァショックを咀嚼するまでこの程度はかかったと考えるのが普通だろうか。

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

なお、「明るいエヴァ」と言える「デュアル！ぱられルンルン物語」は99年に公開されている。ベースの部分が全くと言って良い程似ているのだが、偶然の一致なのだろうか。

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

@rui178 現状、資料として調べられるのは04年までですね。これ以降はニュータイプを買っていないので。ただ、全体としてエヴァ的を意識したアニメ作品は多くなく、むしろオリジナリティ豊かなアニメが多いように感じました。エヴァを意識しつつもスタンスは明確といった感じです。

はんぺん @hanpensky

@WATERMAN1996 ナデシコは漢字表記のモニターや演出のテンポから、EVAの影響があった気が。トップの方からいわれるかもしれませんが、あんなオタク向けOVAのネタとシリアスさをメジャーに持ち込んでもいいという影響はあったのでは(ナディアは一応子供向けと判断)

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

@fukubasky デザイン面でのエヴァの功績は、日本語表記の見直しという点が確かに大きいと思いますね。SF作品に日本語を使っても良いというパラダイムシフトになったように思います。

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

@fukubasky こうやって過去を振り返ってみた時、エヴァはエヴァ的でないという主張が確かに理解できます。エヴァはそれまでのロボット物における不文律である、少年がヒーローになる過程の困難と失敗を描いたことが新しかったのであり、エヴァは言うなればセカイ系ではないということです。

ええな猫💉M×4 @WATERMAN1996

@fukubasky ここで言う不文律というのは、少年はヒロインを守るヒーローであるということですね。ヒロインを失ってしまえばヒーローもまたその存在する意味を失ってしまうわけです。

はんぺん @hanpensky

@WATERMAN1996 プラグスーツのデザインも、もっと簡素でプロテクターっぽかった。あと、エヴァのカラーが白い。＞1995年4月号、記憶が正しければエヴァンゲリオンの初出。キャラボードのレイが黒髪のボブ、アスカにそばかす