【うみねこ考察】死体行動説の見地から考察するEP4

Goat-Chan@introducing 07th @DNakukoroni

安田紗代はボトルメールの想定解を二つもっており、作中語られる一般的な解が999人向けの解。 もう一つの解こそが戦人に解いて欲しい、1000人の内1人に届いて欲しい解であると考察しました。 togetter.com/li/1319606

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先入観を捨て物語を見直し、ベアトリーチェの立場から考察し直したところボトルメールは安田紗代がかいたミステリ小説であると考察できました。 togetter.com/li/1320262

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また、作中で使われているトリックも悪食島の悪霊の怪談と金蔵の思考の考察より『死体行動説』を導き出すことができました。 togetter.com/li/1319667 これらを前提にEP4の犯人と犯行を考察したいと思います。

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このＥＰでの10月4～5日は一貫して魔女の存在を主張しています。 これは探偵の観測していないところを修飾する魔女幻想の逆手を取ったものと考察しました。 魔女を観測させることによって魔女の存在を確定させること、そのものが目的であると考えます。

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そんなことを目的として行動するのは誰か？ 碑文を信じ魔女の復活を唱える者。 真里亞です。 戦人に魔女の存在を認めさせた上で、碑文の条件を整える。 これが犯人真里亞の行動原理と仮定してこのＥＰを読み解きます。

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また真里亞にこのような行動をとらせるようにそそのかした可能性がある人物がいます。 紗音です。 真里亞をそそのかしその計画に便乗して戦人の気持ちを確認しました。

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このＥＰでは犯人が真里亞です。 そしてその真里亞はベアトリーチェの復活を目的としています。 と、言うことはこの時点ではベアトリーチェは真里亞の中では存在しない。 だからこのＥＰでは手紙の主はベアトリーチェではなくて金蔵の名義になります。

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『死体行動説』上では金蔵が六軒島に存在することが可能になります。 真里亞は碑文を解き金蔵の協力を得て犯行に及びます。 金蔵は嘉音・源次を予め薬殺し、行動させます。 金蔵は親族会議に顔を出し全員で毒の入った酒を乾杯。 その場に居た者全員死亡させます。

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その後、蔵臼・霧江・南条・熊沢・郷田を行動させます。 その後実際に描写された通りに子供達へ伝言と電話を行い、死体を配置します。 電話には予め真里亞によるおおよそのストーリーがあったのでしょう。 なのでワルギリアなどは他のＥＰと違いコミカルな描写がなされています。

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熊沢・郷田も子供たちに伝言を残したらアラが出る前に倉庫に撤退します。 密室の状態で明らかに死亡しているところを戦人に観測させることによって魔女の存在をアピールします。 不自然な首つり状態も戦人に見せるためになります。

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電話で個別に呼び出した譲治・朱志香を殺します。 朱志香を行動させ戦人に電話。 予め戦人に伝える内容を朱志香に教えていますので、譲治の居場所を知っていてもおかしくありません。 告げたとおりの場所を損壊させて終了。

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紗音が戦人の気持ちを確認。 思う通りの結果が得られなかったため、絶望し真里亞が望む通りの状況にて死亡。

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ただ、この状況において、この質問は強く上位世界の影響を受けています。 ＧＭである上位のベアトによりかなり強引に動かされているようです。 もしくは、質問を投げかけたベアトは紗音ではなくＧＭによって例外的に置かれたベアトと言う駒の可能性も別解として考えてもいいのかもしれません。

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EP4の前半では縁寿と小此木が愛について語っています。 ”「物を考えるには複数の立ち位置から立体的に見ないと本当のことはわからない」” とは小此木の弁。

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うみねこには対になる見方ができる箇所が多々あります。 例えばEP8での仲の良い親族と親族犯行説の対比。 ボトルゲームはゲームの副産物と犯行計画書説の対比。 どちらが真実なのか？

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作中では親族犯行説や犯行計画書であったかのように描写されています。 では、それら以外は真実ではないのか？ 愛を持って右代宮家や安田紗代を見た時に私に見えたのが今行っている考察です。

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例えばEP4では楼座と真里亞の親子関係が描かれます。 そこには真里亞を放置する楼座の姿が見えます。 ですが、これは本当に真実なのでしょうか？