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地域の物語2019『家族をめぐるささやかな冒険』2

世田谷パブリックシアター・地域の物語2019 『家族をめぐるささやかな冒険』の演劇発表会 https://setagaya-pt.jp/performances/chiiki201903.html 2019年3月17日にシアタートラムで上演。 「家族をめぐるささやかな冒険」をテーマに、〈家族の「かたち」をめぐる冒険部〉〈家族の「おかね」をめぐる冒険部〉と2部活を設定し、約30名が参加したワークショップの発表会。今年は特別活動〈シンガポール〉部も。 続きを読む
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みどり @Good_Bye_Midori

世田谷パブリックシアター、地域の物語『家族をめぐるささやかな冒険』ゲネプロを見学させて頂きました。本当に本当に、たくさんのひとの人生のつまった、素敵な作品になっていると思います。苦しいことや、つらいことも含めて自分自身の「家族」についても振り返るきっかけになったし、

2019-03-16 21:12:06
みどり @Good_Bye_Midori

作品を観ていて、演劇である以上に「人生…!!」となりました。明日が本番、シアタートラムにて午前、午後の二回公演です。午後の回は予約受付終了のようですが、当日券も発見される予定とのこと。みなさん、ぜひ!

2019-03-16 21:12:07
みどり @Good_Bye_Midori

一人で観にいくのも勿論すてきだし、大切なひとがいるひとは、そのひととも観に行ってほしいな。いま、隣にいてくれているひとのことも考える良いきっかけになると思います。ネタバレになってしまいますので、内容については本番終了以降に書きます。

2019-03-16 21:22:07
みどり @Good_Bye_Midori

こちら、昨年の夏休みに続き、担当している事業です。劇場だからといって、いきなり声を出してみようとか、台本を読んでみようとか、そういうことはしません。私の/みんなの小さな気持ちを大切に場をひらきたいと思っています。よろしくお願いします! twitter.com/setagayatheatr…

2019-03-16 21:26:36
みどり @Good_Bye_Midori

世田谷パブリックシアター「地域の物語」2019「家族をめぐるささやかな冒険の演劇発表会」拝見しました。ふだん、お世話になっている劇場の、お世話になっているひとたちの仕事ということもあって、少しでもプロセスに立ち会いたく思って無理をいってゲネと本番の二回観劇させてもらいました。

2019-03-18 00:05:08
みどり @Good_Bye_Midori

すぐれた舞台の終わった後というのは、きまって何か喪失感や虚脱感のようなものがあり、今もまだそんな気分に包まれながら、自分はいったい何に立ち会ったのだろうかと考え込んでいます。基本的にすばらしかった。ただ、すばらしかったといっても何もかもが気持ちよくてウェルメイドであるような、

2019-03-18 00:05:08
みどり @Good_Bye_Midori

いわゆるエンターテイメントでは「地域の物語」はないと私は認識しています。だから、理解の水準のみで語ろうとするならば、相互に矛盾した考えや思いがそのままに語られ、安易なひとつの物語を志向しようとしなかった点が私には、とりわけ優れていたように思える、ということになります。(続)

2019-03-18 00:05:09
みどり @Good_Bye_Midori

前年までの地域の物語は「性と生」をテーマに制作されており、本年から「家族」へとテーマが移行したわけですが「家族」という制度は、基本的に極めて政治的な背景をもった代物であるといっていい。家制度はもとより、子を為し、家で育てるという一連のプロセス自体がたとえば近代国家の存立のプロセス

2019-03-18 00:09:40
みどり @Good_Bye_Midori

と並行して存在してきたわけだし、近代以前であってもそれぞれの時代に応じて、いわば家族は政治的に利用され、方便とされてきたシステムであると指摘することができるわけです。だからこそ、取り扱いをまちがえれば、それは容易く単なる政治的なプロパガンダに堕してしまう。政治的なアクションが

2019-03-18 00:09:40
みどり @Good_Bye_Midori

いけない、ということではないけれど、私が演劇において出会いたいと考えるのはそのような「メッセージ」ではありません。その意味で本年の作品は問題提起の側面を含みつつも、エピソードのディテールを必要な程度残すことによって、作品が平板な手段になってしまうことを防ぐことに成功していた。

2019-03-18 00:09:40
みどり @Good_Bye_Midori

私自身は特に「卒業」と題されたエピソードが好きでした。好きというよりも、存在してくれたことによって私自身の「たましい」のある部分が救われたといっていい。家族は不変のもので、だからこそ、拠り所になりうると同時にどうしようもない重荷にも転じうるわけですが、そのような家族からの

2019-03-18 00:14:02
みどり @Good_Bye_Midori

「卒業」や、あるいはその場面で描かれることはなかったけれど「解散」があったっていいのではないか。そして、その「卒業」や「解散」は必ずしもいつだって後味のよいものである必要はないのじゃないか。

2019-03-18 00:14:03
みどり @Good_Bye_Midori

というのが、概ね批評家としての立場からの比較的フラットな書きぶりであらわしたコメントに相当するのではないかと思うのだけれど、白状すれば、私自身は正直動揺せずにみることができなかった。というよりも、ゲネもそうだし、本番もみるためには心の準備をして臨む必要があったように感じている。

2019-03-18 00:16:13
みどり @Good_Bye_Midori

これは私自身の問題なので、ここに積極的に書くべきことではないかもしれないし、ひとつの作品があるテーマのあらゆる側面を包含するということは不可能なことだから、それを求めてもいないのだけれど、それでも、もしミッシングピースがあるとするなら…ということを思いながら、私は客席でどこかで

2019-03-18 00:18:21
みどり @Good_Bye_Midori

ずっと自分自身のことを考えていたかもしれない。私自身にとっての家族の姿、私自身の家族の持つ意味。私自身が家族に希望すること。私自身の家族に関わる記憶。

2019-03-18 00:18:21
みどり @Good_Bye_Midori

「地域の物語」作中では、シェイプ/タブローで家族の姿を表現するという場面があった。アフタートークでも話のはずみに口にしてしまったけれど、私が同じ場面をつくるなら、それは舞台上に私以外誰も立つことない、ひとりきりの場所。誰も立たせることをゆるさない、ひとりきりの場所。

2019-03-18 00:24:06
みどり @Good_Bye_Midori

しがみつき、呪われ、罵られ、無数に伸びてきては私をつかもうとする手をふりほどいて、ふりほどいて、ようやく手に入れることのできた、私だけの場所。絶えず浮かんでは消える哀願の顔や、批難の顔や、死者の顔のイメージを打ち消しながら、手に入れることのできた、私だけの静寂。

2019-03-18 00:26:23
みどり @Good_Bye_Midori

そんなものはないのかもしれないけれど、ほんのひとときでいいから私は自分をそんな場所に立たせたいと思う。多くのひとが、ひとりぼっちと呼ぶような場所に立って、私ははじめて私の人生をはじめることができるのかもしれないと思う。そこに立つことができるようになるまでの気の遠くなるような日々。

2019-03-18 00:26:23
みどり @Good_Bye_Midori

このアカウントは私自身について書くためのアカウントでは既にないので、ここまでに留めるけれど、そんな気持ちを抱きながら、私は劇場にいたのだった。ただ、絶対的にいうことができるのは、こういう場と取組みは必要とされているし、それぞれの地域でそれぞれのかたちでもっともっと

2019-03-18 00:32:24
みどり @Good_Bye_Midori

展開されていいということだ。このような取り組みは気がつけば「応用演劇」と括られることが多くなって、私も必要に応じて、そのことばを使うけれど、もしかしたら。もしかしたら、むしろ、こちらの方が演劇なるものの原風景なのではないか。

2019-03-18 00:32:25
みどり @Good_Bye_Midori

そして同時に思うのは、私がどうかこのような作品を見てほしいと思うような、閉鎖的な観念の世界の内でのみ言葉を操作して政策や思想をかたっているような大人へのどうしようもない届かなさの思いと、どうしたら彼らにこのような作品をみてもらえるだろうかという半ば諦めと共にあるような思いだ。

2019-03-18 00:32:25
みどり @Good_Bye_Midori

自身のものも含めて、いわゆるインテリ文化系の男性が、性愛の対象、たとえば、女性に対して行使する歪な暴力のグロテスクさと、その後でなされる、まるで自分が被害者であるかのような醜悪な言説には、いやになるほど立ち会ってきたからな。そういうものを微笑ましさや経験の無さで片付けたくはない。

2019-03-18 08:30:03
みどり @Good_Bye_Midori

そして、そういう男性が大抵免罪されて社会的地歩を着々と固めていって、女の子が負った傷つきは、何かの過程のようにポイ捨てされて「バカな女の子」や「ヤリマン」の名の下で片付けられてしまう。そういうことの繰り返しの中で被害者はやがて自分をそういう存在であるかのように低めていってしまう。

2019-03-18 08:32:58
みどり @Good_Bye_Midori

この領域に関わる問題に私が明らかにフェアな立場に立っていないことは了解しています。既得権益の受益者であるところのエリート男性たちが、たくさん反論したいことがあるということもわかる。全員がそれほど邪悪な存在ではないということも勿論。それでも、実存的に私はこの立場を取らざるを得ない。

2019-03-18 08:34:57
みどり @Good_Bye_Midori

本日より通常進行に復帰していきますので既に週末の「地域の物語」で、だいぶツイートをしていますが、またよろしくお願い致します。保留にさせて頂いていたお仕事に関しては、順次ご連絡していきますので、いましばらくお待ち下さい。

2019-03-18 10:11:22

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