デジタルをめぐる冒険 IV
映像や音楽や絵画やいろいろなものからインプットを受けることは、とても大切だ。 だが、それ以上に大切なのは、そこからぼんやりとはでなく、自分のビジュアル、自分のイメージを強烈にアウトプットすることだ。 まずは自分自身に、そして周囲の人に、それから、できるだけ多くの人々へ向けて。
2013-09-28 16:47:19なぜ夢やビジョンが必要かと言うと、たてえば山の中腹で、来た道も行く先も見えなくなった時に、自分が何処にいるかを教えてくれるのは、夢やビジョンなのです。そして人生も登山も、少し進んだだけで、あっという間に景色が変わってしまう。そして人生という冒険は続く。
2013-09-29 15:01:41人生のはじまりも終わりも、自分の内にある。おまえはその輪を大きく広げ、まるで投げ縄のように遠くへ、そして遠くへ放つ。そして、僕達が何にたどり着くか、それは生きてみないとわからないのだ。
2013-09-29 15:12:48そうだよ、僕はいつだって、遠くへ、そして、高くへ、行きたいと思っていただけなんだ。 http://t.co/4ctTF7CPM8
2013-09-29 15:18:53数学はかつて数同士の関係を解く科学であった。やがて方程式の研究となり群論が埋まれ、体、環が生まれた。デカルトにおいて方程式と幾何学が融合され、空間の研究へ、多様体へと発展して行く。このように数学は探求の途上で自然に拡張され構造化される。それは他のあらゆる分野が辿る道の範である。
2013-09-29 20:31:32本屋はますます贅沢なものになりつつある。本屋を巡ることもである。本屋をめぐることの贅沢の本質とは、知的な空間を歩く、という行為が文字通り、物理的に歩く、という行為に同期することである。書物の集まりは独自の知的空間を表現すると同時に存在であり我々はその間を精神と身体において旅する。
2013-09-29 20:45:36覚えたことを答案用紙にそのまま叩きつける人材は大切だ。しかし覚えたことを全く違ったふうに答案に叩きつける人間も必要なのだ。大切なのは学び、吐き出すこと。それを繰り返すこと。そしてどちらの人材にも可能性の道を示すことが教師の役割でもある。教師は教える。その通りやれとは言っていない。
2013-09-29 21:36:24人生は放っておくと選択性になり、八択が四択になり、四択が二択になり、二択が一択になる。皮肉なことに、自由の中からたった一つの可能性を選ぶことができる人間だけが本当に自由なのだ。大抵の人間は可能性が狭まり状況が選択性になるまで動きさえできない。自由を無為にするな。想像し自分で選べ。
2013-09-30 00:38:09想像力がなければ、自分の周りに広がる自由さえ把握できない。我々は想像力によって自分たち自由を知る。想像力とは自由を感じる感覚のことだ。
2013-09-30 01:55:57デジタル空間において、デジタルは空間であり、法であり、物である。ちょうど宇宙のあらゆるものが一つの素性から生まれるように、デジタル空間の万能性は、その素材の単一性と、階層性と、エネルギーからなる。
2013-10-01 05:19:03宇宙が銀河系、太陽系、惑星を作って、そこに生命を産み住まわせるように、デジタルの宇宙も、空間を作り、環境(惑星)を作り、人をそこに住まわせる。
2013-10-01 05:23:23デジタルの宇宙とは、人がなし得ることを許された小宇宙なのだ。宇宙と人とデジタルと、連続無限と、離散有限の間に人はあり、その小宇宙に、人はあらゆるものを写すことができる。人の知能さえも。
2013-10-01 05:27:24コンピュータは、カリキュレーター(計算機)ではない。コンピュータは、計算をコンピュテーションで模擬するものであって、ある範囲に入るものしか計算できない。コンピュテーションとは何か?知能は計算か?推論か?コンピュテーションで模擬可能か?それは何をどう模擬するか?それが人工知能。
2013-10-01 05:32:34数学がゲームを作るのではない。 数学を使ってゲームを組み立てる。 ゲームデザインと、レベルデザインにおいて。
2013-10-01 22:57:57創造はあらゆる瞬間に我々と共にある。人は作られた者であると同時にあらゆる瞬間に内なる創造の息吹から作られ続けている者だからである。内なる始原は我々の内にあり、なべて人の創造はそれを起源とする。その息吹に新しい活動を結ぶことで人は創造性を得る。創造は危険な行為でありゆえに価値を持つ
2013-10-02 04:54:11ロボットを人工生命と言わず、 小さなセル上のプログラムを人工生命と呼ぶ理由は、ロボットが現実世界に属するのに対し、人工生命は人工世界に属する意味で「人工」だからである。 ロボットは現実の知能たり得るという可能性を持っている。 人はどの世界に属するからで知能を分類する。
2013-10-02 21:10:07人はどの世界に属するからで知能を分類する。知能そのものでなく、 知能が環境との相対的な存在であることを無意識で知っている。
2013-10-02 21:10:18創造性というのは、誰しも持っているものだ。 なぜなら、おまえは作られたものであると同時に、 作り続けられているものだからだ。 おまえの中の内なるものが、おまえを作り続けているから、 おまえには再生の力がある。
2013-10-02 21:18:23おまえが創造性を獲得したければ、 遠くへ求めるのではなく、目をつぶって、 おまえの起源から漲る流れに耳を澄ませ。
2013-10-02 21:21:37そして、おまえの為さんとすることを自らの起源と結びつけよ。それはとても危険な行為。だが創造というのは、常に危険な行為なのである。 だからこそ苦しい。だからこそ価値を持つ。
2013-10-02 21:22:04