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rio11ruiagent
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晴れ時々雨
@rio11ruiagent
#セックスえっちホテルという文字を使わずにセックスをしたい事を表現してみる もう少しだけふたりでいたいから、 じゃまが入らないとこ行こっか
2019-03-22 01:54:24
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@rio11ruiagent
下腹部の痛みが微睡みを破る。 心地よい無音、温度、猫の重み、三重楽の上からじわりとのしかかってくる。 そのまま目を覚まさせといてくれ。 じゃないと寝ちまう。 それは、臓器がここにあると言わんばかりに脈を打つ。 痛みでくたばる前に、眠りを取り上げるつもりか。 眠ったらおまえしぬか。
2019-03-21 23:36:59
晴れ時々雨
@rio11ruiagent
夜中の電話に出てしまった。 低く囁く声で訳のわからないことを喋り続けている。聞いていると、こいつは間違い電話をしているということも、相手が俺だということも、俺が不快がっているということも知ったうえで話し続けている。 これ夢か？薄気味の悪い声が、だんだん聞き覚えのある声になっていく。 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-21 23:26:30
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@rio11ruiagent
誰のことも気にせず、人の目の届かない時間 ごきぶりどもよ、起きる時間だ 排除するものは寝静まった それらしく振る舞おうぜ 纏めたゴミ箱をひっくり返し屑の中を泳ぎまわれ わたしは煙をくゆらせながら、たった一人の世界に溺れる #深夜を文学的に彩れ
2019-03-21 23:07:16
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@rio11ruiagent
夜空に浮かぶ月と立ち並ぶ家々の窓に映る月がまなこになって、あの夜の僕を追いかけてくる #姑獲鳥の涙 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-21 22:53:05
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@rio11ruiagent
#セックスえっちホテルという文字を使わずにセックスをしたい事を表現してみる 圧力鍋で煮込んだ、 きのことはまぐりのミルク煮を味わってみませんか 互いの味が移って、それは美味なことでしょう 使い慣れた鍋のほうが、ほんとはいいんですけど
2019-03-21 21:44:15
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@rio11ruiagent
あなたの声が好きだ。 ん、とも、む、とも、ふ、ともつかぬ、思わず漏れでた声が。 それを聞くためムキになる。 私のムキがあなたをムキにさせる。 お互いのムキから生まれる最上の快感。 これをムキ太郎と呼ぶ。 #140字小説
2019-03-21 19:16:42
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@rio11ruiagent
昼寝中にノックされたので居留守を使った。 どおん 何だと思うまもなく、２度めのどおん。 「まーた留守かよぉ！コノヤロー！」どおんどおんどおん にわかに飛び起き玄関まで走る。ドアを勢いよく開放すると足を蹴り上げた体勢で止まっている女がいた。すっと居直り、 「回覧板です」 #呟怖 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-21 19:00:30
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@kwaidanbattle
Strangeness next door... #このお題で呟怖をください #呟怖 pic.twitter.com/bQuUwXKhlv
2019-02-19 14:30:06
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@rio11ruiagent
これが悪いことかわかるか、じゃどうするか解るね、と訊ねると小さく頷いて彼女は床に正座した。 僕は自分でも思うくらいねちっこくこの小さい女を責める。僅かなチャンスをものにしたのだ。 なんていい眺めだ。傅き震えながら僕の言葉を復唱する。 私は悪い子です。 そうだ、僕を惑わす悪い悪い子。
2019-03-21 18:37:08
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@rio11ruiagent
また説教が始まる。これじゃあ家についても叱られる。 しくじった。学活が長引き貸出図書を返すのが間に合わなくなりそうでつい走った廊下の先にこの人がいた。 そもそも担任がこの人の前であたしを褒めたから目の敵にされる。 でも知ってんだよぉ。あんたらが人の目を盗んでいやらしいことしてんの。
2019-03-21 18:17:57
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@rio11ruiagent
帰りの通学路にお菓子を配っているお爺さんがいる。その人はみんなの人気者で、いつもお菓子の奪い合いみたいになる。 今日は友達もお爺さんもいない。抜け駆けしてやろうと一人でお爺さんの家へ行った。 開いている玄関から入ると背中を向けたお爺さんが口の中から出した飴を包み直している。 #呟怖
2019-03-21 15:57:00
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@rio11ruiagent
南に行きたいって言ったら、君は北に行こうって言おうと思ってた、なんて言うから間を取って西に行くことにした。 二人して初めて訪れる場所で、なんの予備知識もなく行きあたりばったりだから迷いまくった。 でもね、たとえ目的地に辿り着かなくても楽しい。あなたとでなければできない旅をする。
2019-03-21 15:30:45
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@rio11ruiagent
今泳ぎ去った鮒が咥えていたものは人の耳だったような気がする #一行譚 #呟怖 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-21 00:41:03
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@rio11ruiagent
女が置いていったピアスが目に入った。留め具のないそれは美しいけれど使い道がなく、鏡の前で所在なさげにぽつんとしていた。 女は趣味が良かった。繊細な造形、ささやかな青い石は淡く輝いている。 ピアスとは、悲しいものだな。揃わなければ役目を果たせないなんて。 片割れはどうしているだろう。
2019-03-20 22:07:30
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@rio11ruiagent
しじまを破り水から現れたのは女だった。夜気に触れ体から立ち昇る蒸気を白い炎のように揺らしながら歩く。 女は燃えていた。燃えて溶け出したものを引きずっている。聞こえない音が耳を捉え、ごうごうと鼓膜を揺らすそれは女の燃える音。たまになにかが爆ぜ女の輪郭を歪ませる。 この世ならざるもの。 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-20 21:33:34
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@rio11ruiagent
なにか祈りたい気持ちだった。 神聖で厳かで、まっしろな光に照らし出された、ただなにかに感謝を捧げたくなるような。 跪き、思わず目を閉じて呟く。 固く結んだ両手に、暖かいものを握りしめて。 祈りを。 はっきりとした姿を持たない崇高なもの。 私を理解しようと心を砕くすべての人に。
2019-03-20 01:52:31
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@rio11ruiagent
人としてしてはいけないことをして世間から隔離された場所で過ごした。 己の罪を突きつけられ、反省し、これから先はすべて償いの思いで生きることを決めた。 ふと耳を掠める、はしゃぐ仔犬のような朗らかな笑い声。 ちりっ 深い沼の底に沈む火種が泡をひとつ上げた。 #呟怖 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-19 21:54:31
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@rio11ruiagent
最近ふと思う。私は見えているのだろうか。試しに電車のドアの前で通せんぼみたいに突っ立ってみた。下車しようとした女性が私の前で立ち止まり、かわして降りて行った。ほら！普通文句ぐらい言うでしょ。なぁんだ見えてないのか。私はあくびの後げっぷし、ほじった鼻くそを窓になすりつけた。 #呟怖
2019-03-19 16:46:11
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@rio11ruiagent
子供の頃は勉強ばかりしていた。いつも断るので誰にも誘われなくなった。友人部活恋、見向きもしなかった。社会に出て金を稼ぎ夢を叶えるために。 だから今やっと好きなことができる。 庭に１０基目の墓を建てる。 女を殺し、埋める。墓標は季節の花、今夜は菫だ。 このために俺は耐えた。 #呟怖 性癖
2019-03-19 15:25:08
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@rio11ruiagent
昼寝を邪魔されるのにほとほと嫌気が差して死んだふりをした。 撫でられてもつつかれても揺さぶられてもあたいは動かない。 ごはんも水も要らなくなった。そういえばしばらく目も開けてない。あたいはどこで死んだふりを始めたっけ？ ひさびさに目を開けると真っ暗で、土のにおいがした。 #呟怖 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-19 15:00:21
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@rio11ruiagent
夜道を照らしていた月が震えくるりと裏返り、辺りが闇と気づく #姑獲鳥の涙 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-19 14:53:50
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@rio11ruiagent
隣に住む一人暮らしの爺さんは夜中２時きっかりに騒ぎ出す。 安普請のせいで音は筒抜け、小さな子供の声が混じる。孫でも遊びに来てるのかすごい音だ。 ２時半になると音はやみ、俺は眠りにつく。 朝玄関で顔を合わす。 ったくよォ毎晩出やがる 独りごちる爺さんの手にはビニール紐と小さい靴。 #呟怖 twitter.com/kwaidanbattle/…
2019-03-19 14:46:31
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@kwaidanbattle
センスある皆様に書いて貰おう……。 #このお題で呟怖をください #呟怖 pic.twitter.com/cAov4rvLiq
2019-03-18 18:04:07
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@rio11ruiagent
鐘が鳴る。 一斉に飛び立つ鴉の羽音が、遠くに響く馬のいななきが、立ち止まろうとする足を急き立てる。 一様に黒い外套を羽織った乞食のような人々は俯き、そぞろ歩いている。 行かなければ。あれは目指す先にある門が開く合図だ。 陽の射さない白い闇の中を、外套の襟を合わせ列に交じる。
2019-03-19 02:41:45
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@rio11ruiagent
ずっと整理していなかったアルバムを開くと、思いがけない笑顔のあの人がいた。 そうだ、こんな顔で笑う人だった。 いつの間にかあの人の苦い顔だけが記憶の中のすべてで、大好きだったこの笑顔のことなんか忘れていた。 大好きだったのよ。 なんで忘れちゃうんだろうね。 #140字小説
2019-03-19 02:12:46