MAD動画は、もともと面白おかしい、きちがいじみた、という意味のものだったのでは・・・？ 語源や意味の変化を考えていたら、作画MAD、アニメーターAMVの起源が出てきた件

muneo house info @underdefinition

@nyutoi 2006、7年の時点で日本からYouTubeに作画MAD(の語で括られている系統の動画)が投稿される際に"sakuga"の語が使われているのは確認できるので、向こうの作画オタにそのまま受け入れられて運用されている、という筋書きはあるのかなぁとも思いますね。

muneo house info @underdefinition

@nyutoi あとニコニコ初期の07～8年頃にやはり個人が思いついた「アニメーター国宝」という語がこの手の動画の括りに用いられたようですが、国宝の単語の重さと「クラナドは人生」的なキモさが仇になったようで廃れたみたいですね。dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A2%E3…

unkoer @unkoer

@underdefinition @nyutoi いわゆる「作画MAD」と呼ばれているものにAMVと付けて最初に投稿したのは自分ですが、当時のWikipediaの「MADムービー」のページに関連項目と上げられていた「アニメ・ミュージック・ビデオ」のページを読んで「これはMADというよりAMVと呼んだ方が正しいのではないか」と考えそう付けました。

unkoer @unkoer

@underdefinition @nyutoi ネットに最初に投稿された作画MADである磯光雄MADが作られたきっかけは平川哲生さんの2006年6月8日の日記ではないかと考えています。この日記が書かれた2日後にYouTubeに投稿されました。 web.archive.org/web/2007073023…

ニュトーイ＠低浮上 @nyutoi

@unkoer まさかご当人から直接解説をいただけるとは思いませんでした。単にMADとAMVの違いは日本と英語文化圏の違い程度に思っていましたが、動画の作り方の質的な違いとして分類する見方があったのには驚きです。

muneo house info @underdefinition

@unkoer @nyutoi 当事者の方の声が聞けて有難いです。やっているページの都合で映像記録物の二次創作が何でもMADの語で括られるようになった時期と状況について関心があったので、いわゆる作画MADの周辺にも興味がありました。所謂作画MADの構成要素をシンプルに比較したとき作画MADは古典的な意味のMADよりAMVの方に

muneo house info @underdefinition

@unkoer @nyutoi 近いと私も思いますし、そこでAMVの語を用いようとなるのも自然なところと感じます。私個人はMADという言葉はきちがいテープ以来のパロディー、パスティーシュの要素や精神を内包したものに使いたいと思うので、作画MADという語は少々しっくり来ないです。便利に括れて丁度良いので定着したというのは

muneo house info @underdefinition

@unkoer @nyutoi よく分かります。ただAMVにも作品とコミュニティが積み上げてきた技術と歴史、作者達の理念や挟持めいたものがあるので、そこまで含めて考えだすとまたちょっと違ってくるかなというのが正直なところです。こういった「アニメーター担当カットまとめ」動画を話題にしたり動画共有サイト上で括る際に

muneo house info @underdefinition

@unkoer @nyutoi 語呂よく各自の腹にストンと落ちてくれる良い表現が無いか色々試されていたのだな、というのは作画スレの過去ログを漁った際にも読み取れました。

muneo house info @underdefinition

@unkoer @nyutoi 平川さんの日記は翌月のログに残っている反応も含めて興味深かったです。当時からシーンに身を置いていない人でない分からない、たどり着けない資料に触れられるのはとても嬉しいです。日記きっかけで2日程度で一本仕上たということだと仕事が早すぎて感心してしまいますね。

unkoer @unkoer

@underdefinition @nyutoi いろんなアニメーターの担当パートを編集して切り出してすぐ再生できるよう保存しておくのは普通のことで、使う素材は揃った状態だったのですぐ作れたのだと想像します。それでも早いとは思いますが。