エイプリルフール特別企画 「シールダーバース：フロム フェイト/グランドオーダー」

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

「ありがとう、私はあなたのおかげで助かった」「……」「それとヴィイの眼であなたを見たわ。それで分かったの」「やっぱりあの時に使った魔石の…」「カドック」「…はい」「あなたならあれを止められる。いいえ、あなたしかあれを止められないわ」

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

「いいこと？あなたがこの街の聖杯戦争で読んだサーヴァントはまだあそこにいる……というより退去したふりをして聖杯の中身と一体化しているのがあなたの呼んだキャスター…玉藻の前よ。ヴィイの眼は誤魔化せないわ」「……つまり、これか」カドックは腕をまくる。白い肌に残っているのは一画の令呪。

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

「あなたに藤丸とやらの殻をかぶせていたのもきっとそれを使わせないためね」「あー失礼、Mrゼムルプス。もしかしてコヤンなんとかって名乗ってませんでしたかそのキャスター」「あぁ…そんなことを言ってたような」

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

私がヴィイで見ただけでも相当な性悪に見えたが、マシュの渋い表情を見るに相当な悪党らしい。 「マシュ、それじゃあ私とカドックであれを止めるけど」「……一人で無理でも二人なら……ですか」「何か？」「いいえ、帰ったらやりたいことが出来ただけです」

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

「ならよかった。じゃ、腰に気を付けてね。若くないんですから」「最後まで一言多いですね、ニコ。ま、あとは若いお二人で」「えぇ、藤丸先輩によろしく」 余計なお世話だとでも言いたげに中指を立てながら、マシュは盾をサーフボードめいて滑らせ並行世界へ通ずる穴へ飛び込んでいった。

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

「……終わらせよう」カドックが渦巻く魔力を前に呟く。「そう、そうやって胸を張っていた方がかっこいいわよ」「……茶化さないでくれ」「本気よ、それにちょっと違うわ」「……何が」 「これでやっとはじまるのよ」

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

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John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

もう一度はじめから話そう 「そうそう、私たちの物語はここからはじまるのよ」 これからもきっと、幾度となく世界の危機がやってくる。 「でも大丈夫、あなたは背負い込みがちだけれど、迷いながらも正しい道を選べる人なのだから。空を見上げるくらいの余裕があるうちは問題ないわ」

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

その余裕がなくなったら？ 「退屈な質問ね、そうならないために私がいるんじゃない」 悪かったよ 僕はカドック、こっちはニコ カルデアのマスターと氷結の盾兵(シールダー)で、二日前からこの世界の人理の守護者(シールダー)だ。

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

#30『プレティジャス・ウォール・オブ・スノウフラワー』 & SHIELDER VERSE FROM FATE/GRAND ORDER THE END pic.twitter.com/B4psgNtPya

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John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

◆盾◆以上で「シールダーバース：フロム フェイト/グランドオーダー」の全プログラムを終了します。途中ツイート削除や内容を変更しての再投稿がありましたが、並行世界のツイートが紛れ込んだものと思われますのでケジメ等はなしです。

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

30話という長期間のプログラムに付き合いいただき、関係者一同感謝しております。ありがとうございました。◆護◆

John＠マ力口2号 @Jack_O_H_Nielse

amazarashi『空に歌えば』“Singin' to the Sky” Music Video youtu.be/MJeqcGPtTqQ

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