令和18年のネオ・ニイガタ・シティ（おたくの自由帳）

現場猫教授 @Dr_crowfake

「ときに令和18年」とか書くともう近未来超伝奇のアトモスフィアしか感じられない

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「ときに令和18年。経済崩壊を防ぐためのなりふり構わぬ再工業化により汚染された空から繁華街へと重金属酸性雨が降り注ぐ中、移民として迎え入れられたベトナム人やフィリピン人たちが日本人に混ざってレインコート姿で歩き回っている。彼らは1日12時間労働の疲れを、合成スシと発泡酒で癒やすのだ」

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経済復興のための無理やりな再工業化のため移民をドチャクソ入れて他民族混淆国家となった日本の、地方創生の美名のもとに進行工業地域特区として開発が進められるもスラム化した新潟周辺でフィリピン系の覚醒剤密輸組織がヤクザとしのぎを削っているような打海文三ライクな暗黒異常暴力小説書きたい。

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新潟港沖にはメタンハイドレートプラントの噴き出す炎が終日見え、スラムではメタンハイドレート生成プラントに1日14時間労働で働く人間が疲労を飛ばすためにシャブを常習しており、その利権をめぐり、フィリピン系覚醒剤密輸組織に対して北朝鮮と結んだヤクザがで日々抗争している。

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メタンハイドレート利権はロシアとの共同開発になっているが中国が横からしゃしゃり出てきて軍事的にも政治的にも圧迫を掛けており、メタンハイドレート関連会社には日本、ロシア、中国のスパイが潜り込み日々殺し合いを続けている。

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スラム地区の元カジノ特区ではロシアンマフィアによる地下闘技場が開催されており、脛に傷持つ連中の中でも腕っぷしのいいヤツが命をかけた闘技を演じ、金持ちたちに「安全という快楽」を提供している。

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「旧型の破綻した輻輳都市ね」《少佐》と呼ばれる女は情報を副脳に叩き込んだあとそう呟いた。「しかし総体としての経済規模は大きい。我々の任務はこの輻輳都市から悪性腫瘍を取り除くことだ」類人猿めいた顔の男が応える。「オーケイ、いつものウェットワークということね。報酬は？」「はずむとも」

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「なら契約は成立。裏社会の根絶なんて有象無象の大群を蹴散らすなら、私の手駒だけで十分よ――でも、構造が変わらない限り同じことが繰り返されるわね？」「それは政府の仕事だ。キミは存分に暴力を奮ってくれればいい」「そういうの、嫌いじゃないわよ」――歪な繁栄を続ける都市に無法の嵐が迫る。

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自由帳という名前のトレイラーを書いて本編ほっぽり出すのいいかげんやめないか （エルフのせんしがひかる （アッハイ