けものフレンズ2全話耐久連続視聴スクワット 実況感想まとめ 5話(視聴ニ日目)

(感想中で1期にはなわばり争いはなかったと勘違いしていますがどうか笑って流してください…) けもフレ2を連続12話視聴しながらした実況&感想ツイートをまとめています。二日目は5話の感想のみです。折り返し地点の6話を前に一旦考察と仮の評価を定めようとしたため、自分が想定していた以上に総評が長文化してしまっています。 このスクワットの目的や意図、閲覧における注意事項等については一日目(1~4話)の開始時と4話視聴開始前の地点にまとめてあります。 続きを読む
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ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

動物を操る=動物の紙力士を操って戦わせるという意味か…。最初は地味だなーと白けていたワニヒョウたちもやってるうちに夢中になってきて、いつしかみんな仲良くとんとん相撲で遊んでいる。こういう形で喧嘩を平和的に解消できるよう仕向けた…と考えるならばある意味動物を操ったと言えなくもない

2019-04-05 01:49:30
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

いきなりラッキーが目覚め警報を発する。無口なラッキーが次に声を発する時は「よほど」のことが発生した時。その瞬間森の中から大跳躍してきた何者かがとんとん相撲を蹴散らして降り立つ。これは一話ラストで巨大セルリアンを粉々にした謎のシルエット? 明らかになったその姿は虎のフレンズか?

2019-04-05 01:54:42
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

明らかに尋常じゃない様子の虎のフレンズ。理性を失っている? 一斉に避難しだすフレンズたち。カラカルの声も耳に入らず呆然と佇むキュルルに虎が牙をむき出しにし迫ろうとしたところで、ふわふわと飛んできたのは火のついた紙飛行機。紙飛行機に気を取られた虎はそれを追って森の中に消えてゆく。

2019-04-05 01:58:17
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

え、これ1期の最終話? フレンズじゃなくてセルリアン? 虎は1話で咆哮を上げてセンザンコウたちを震え上がらせてたモノと同じ? 紙飛行機の飛び去った先を見つめるサーバル、フレンズたちを助けに突如現れたヒト。目も見開いて呟く「サーバル…」。え、じゃ、これかばんちゃん???

2019-04-05 02:03:21
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

次回予告。ゲストはリカオン。背景のブラックボード、よく見たら少しずつ変わってるな…。窓の外も夜になってる。リカオンは喫茶店の店員をしているよう。そこにマーゲイが現れリカオンをスカウトし始める。店員を奪われまいとするアルパカとマーゲイがリカオンの腕の引っ張り合いに…本編のパロディだ

2019-04-05 02:05:40
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

5話総評:ちょっと見てる最中頭の中でまとまらなくて実況するだけみたいなツイートが続いてしまった。なんというか色々な展開があったな。まずやはり驚いたのはフレンズ間の諍いが起こっていたこと。実況中にも書いたけどごっこ的な争いの描写は1期にもあったが、本格的な喧嘩はなかったと思う。

2019-04-05 02:08:11
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

1期と2期は続編とはいえ監督も脚本も違う別作品なので、1期の優しい世界を壊した!みたいなことを言う気はない。が、やはりあの優しい世界を知っている身からすると、ささやかなものとはいえ争いが生じている…しかも個人間ではなくグループ間での支配権争いという生々しさに複雑な感情を覚える。

2019-04-05 02:10:25
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

5話視聴中にもたびたび指摘したが、1期のライオンとヘラジカらの縄張り争いと5話のワニ組とヒョウ組の縄張り争いの差はなにか。口喧嘩の段階だったワニヒョウと比べれば1期のほうが暴力的ではある。しかしワニヒョウのそれはライオンとヘラジカのそれとは関係性の持つ意味が違ったように見えた。

2019-04-05 04:01:00
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

ライオンとヘラジカの合戦はそうげんの覇権を目的としつつも周囲の無邪気なフレンズたちのかもす空気に加え、良くも悪くも力比べに真正面なヘラジカと縄張りにこだわりはないが責任感はあるライオンという双方のキャラの微妙なズレのため、激しい合戦を繰り返しながらも微笑ましい競合関係となっていた

2019-04-05 04:07:35
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

対してワニたちとヒョウ姉妹の縄張り争いはのっけから激しい罵り合いで始まる。正直水辺で暮らすのワニと広い生活域を持ち樹上生活するヒョウはかちあわないのではと思わなくもないが、なんにせよこの二組は主導権を争っておりなんならヒトの持つ力を手に入れてでも互いを支配下に起きたいと考えている

2019-04-05 04:12:05
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

実際には双方息の合う面もありボスであるゴリラの日頃の諌めもあったにしても手の届く距離にいてなお暴力に発展する気配がないため、引っ込みがつかずに互いがポーズを崩せないだけのではとも思ったのだが、キュルルの取り合いになったところで本気で相手を劣位に起きたがっていたことが分かる。

2019-04-05 04:19:05
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

対立する相手をそこまで支配したいという欲望は、野生を生きる動物には無縁な感情だろう。これもまた1期と比べフレンズがけものよりヒトに近い精神構造をしている現れのように見える。それがテーマ性を基にした演出なのか、単に1期と違う製作者になったことによるフレンズ観の違いなのかは不明だ。

2019-04-05 04:22:37
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

類人猿のフレンズであるゴリラは平和的妥協を好む繊細な性格である。自分の群れの内部の対立を抑えるために手下の前では恐ろしいリーダーを演じているもののストレスとなって彼女を苛んでいる。しかしヒトに近い知性と社会性を持つ類人猿であるからか平和に至る手段として支配統率を自然に求めている。

2019-04-05 04:40:06
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

部下の前では強面で睨みを効かせながらも部下のいない場になると豹変して穏やかな性格になるという点は1期のライオンに通じる。しかしライオンはのんびり屋なのに対しゴリラは神経質。責任感の強さは共通しているがゴリラの場合その責任感が自身を追い詰めている。

2019-04-05 04:44:00
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

そこにヒトが訪れる。ライオンもゴリラもヒトに対して争いの解決を期待し、それぞれが最終的にヒトにもたらされた「遊び」によって回答を得るのだが、ライオンはヒトを操った(望む解決へ誘導した)のに対し、ゴリラがまず求めたのは直接的に「動物を操る力」すなわち「支配」という人の業だった。

2019-04-05 04:52:21
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

ここではっきりと立ち現れてきたのは「けもの」は「ヒト」に従属するという関係性だ。キュルルは最初から自分は「けもの」ではないと明確にフレンズたちとの関係に線を引き、有効的であるものの自分とフレンズが違う存在であることを繰り返し主張している。

2019-04-05 05:29:52
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

またキュルルが自ら能動的に動くことは少ないのに対し、多くのフレンズはキュルルに対し能動的に手助けをする。サーバルとカラカルは言うに及ばずだが、1話のカルガモ、2話のレッサーパンダ、3話のバンドウイルカとカルフォルニアアシカは若干その要件からはずれるが「ショーアニマルのフレンズ」だ

2019-04-05 05:33:47
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

4話のアリツカゲラはフレンズに対しても物件の斡旋をしているのでキュルルにだけ特別能動的な働きかけがあるというわけではないが、最終的に重要な手助けをすることになる。そして5話に至り初めてキュルルがフレンズから手助けの対価として求められたものが「動物を操る力」。

2019-04-05 05:39:52
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

けもののヒトに対する従属性をフレンズが認識し、それを譲渡可能な力だと考えている。そしてキュルルが示した「操る力」はこれまで各話見せてきた「遊びを創り示す力」、その本質はヒトの創るルールによって動物を調教使役することで望むもの得るというヒトの業である。

2019-04-05 05:48:27
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

ゴリラとその配下たちはその業を得ることで平和と均衡を作り出し、或いは対立する他者を支配しようと考える。支配と隷属の発生、すなわち階級社会の萌芽、シヴィライゼーションがフレンズの中で起きようとしている。

2019-04-05 05:53:27
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

サンドスターはけものをフレンズ化し「擬人」とした。「擬人」となって獣性を捨て言葉と自我を手に入れたけものは、次にキュルルというプロメテウスに火を求め、ヒトとしての獣性を手に入れようとしている。あるいはキュルルは自らのすることに気づいていない白痴の楽園の蛇なのか。

2019-04-05 06:00:19
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

こう読み解くとするならば、キュルルという役割に与えられた不気味さ、不穏さが見え隠れしてくる。フレンズと交わりながらも決して同じ色に染まらない。フレンズに遊びを与えヒトの業を刻み込む。けものからの庇護=奉仕に疑問を抱かない。そしてキュルルが唯一執着する「おうち」とはいったい何なのか

2019-04-05 06:05:36
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

たのしく優しいけものの楽園は、キュルルの目覚め、あるいはそれ以前から活動をしているもう一人のヒトによって変化をしつつある。それは無条件の友愛の世界であったジャパリパークに新たなパラダイムをもたらし、けものの楽園をヒトの世界に近づける。そう、だから1期を愛した人ほど違和感を覚える…

2019-04-05 06:11:45
ラヂヲヘッド@二日目東ポ-44a革命政府広報室 @Radio_paranoia

1期を愛した我々は、かばんちゃんとともにジャパリパークの旅人となることでヒトの業をつかのま忘れ無条件の愛の世界を旅することができた。「ほんとの愛はここにあった」のだ。しかしけものフレンズ2は、キュルルの旅はその忘れていたヒトの業をばらまく旅だ。「夢のフリーパス」はどこへ向かうのか

2019-04-05 06:17:04