元やる夫スレ作家が書いた小説が松本清張賞の最終候補作4作に残る

坂上泉 @calpistime

大テーマが揺らがなければ、小テーマで即興やっても、ブレることは少ないし、中テーマを幾つか繋げると、いわゆる伏線にもなって、これでいこうと。

坂上泉 @calpistime

大テーマはどんな物語でも使われるようなふんわりとしかし揺らぎづらいものにして、小テーマでいわゆる起承転結的な所をして、それらを補強する中テーマは、史実でやろうと。で、史実は前以上にがっちり固めた。研究本格化して使えるリソースも増えたのが大きかった

坂上泉 @calpistime

その後は、無事卒業して、社畜になりました。1年目は比較的緩かったけど放置気味だったし、社会人に慣れるので精一杯だったし、2年目は社内有数の地獄にぶち込まれて、パワハラ管理職と無能現場長にボロボロにされて、創作どころか本を読んだりもろくにできなかった

坂上泉 @calpistime

3年目でようやく余裕が出てきて、リハビリで文字じゃなくて映画とかみるようになって、それでもう一度物語を作りたいという欲が復活してきたので、そのあたりで戦後スレの総決算として第三部を投下しはじめた。

坂上泉 @calpistime

だから、主要登場人物の決別、それと戦後の終焉、という大テーマでもってやって、そこに過去に幾つか仕込んでいた時限爆弾も投入して、これ以上はもうない、って形で閉じることに成功したのが、2年前の2月11日の建国記念日である。

坂上泉 @calpistime

でも、あの頃の熱い空間を提供してくれた、あるいは共にした人々の中から、近頃は別の世界で名を成す人々も出てきて、おこがましいけれど、同じ場に一瞬かもしれないけど一緒させてもらった身としては、その姿に勇気を貰うし、あらん限りの応援をしたい。

坂上泉 @calpistime

なんで今日は、こんなに怒涛の勢いで喋ってるんでしょうね。今までなかったレベル。

坂上泉 @calpistime

まあ、何だろ。やる夫スレを振り返って、あの場に感謝したいと思うことがちょっとあったんだ。ささやかながら。