Wとーそんと行く!島崎藤村ゆかりの地巡りの旅+α(御嶽山と名古屋城)

島崎藤村先生ゆかりの地である小諸・木曽馬籠・馬籠宿の三か所を、文アルとーそんと文カフ園原と一緒に巡って来た旅の記録。 ・長野県小諸市…破戒執筆にあたり藤村が住んでいた場所。『千曲川のスケッチ』に表される地形を現代にも垣間見ることができる。懐古園内に藤村記念館、千曲川旅情の歌の碑などがある。 ・長野県木曽馬籠…高瀬家資料館は、島崎藤村の姉・そのさんが嫁いだ高瀬家の個人資料館ですが、非常に丁寧に説明をいただいた場所なので皆様是非お越しください。近くに関所跡もある。 ・岐阜県中津川市馬籠…島崎藤村の生地。多数の外国人客も訪れる宿場町の跡がうかがえる。敷地の広い私営島崎藤村記念館がある。(最近こちらも来館者数が減っているそうなのでやはり是非訪れてほしい場所の一つ)
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岩尾 葵 @180a01

園「滝旅館さんは御嶽山の宮司さんが代々管理をしていて、お父上の正樹さんと度々やりとりをするようになり、現在では当時の手紙などを一般に公開してるそうです」 藤「ここは僕の資料あるけど、数少ない父上の資料が見られるのが魅力だね。屏風や色紙がある。まさか父上も全集に纏められてたなんて」 pic.twitter.com/chOhrcpeAI

2019-04-29 10:50:44
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岩尾 葵 @180a01

園「んんん...先生のお父上の資料に触れられる宿泊場所...夢のようです。関連本なんかもあるんですね」 藤「園原君、研究熱心なのはいいけど、食事は忘れないように取るんだよ」 園「ああ...そうだった」 藤「滝旅館さんの料理は、宮司とだけあって朝夕ともに精進料理。山菜や練り物が中心だよ」 pic.twitter.com/ikZZTxD43K

2019-04-29 10:58:11
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岩尾 葵 @180a01

藤「木曽福島に戻ってきたよ。ここは「夜明け前」碑」 園「木曽郡会館の近くにあるんですね...知らなかった」 藤「原稿用紙を模してるあたりが、細かいね」 pic.twitter.com/3qhB2hEymE

2019-04-29 12:04:20
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岩尾 葵 @180a01

園「先生、いよいよ里帰りですよ」 藤「ここが僕の故郷、馬籠...」 園「展望台から、山々が一望できます。ここに来るまでの間に、先生と正樹氏のお墓も拝見してまいりましたが、案内板が出てるんですね」 藤「親戚一同並べてあったね...」 pic.twitter.com/jh00mvxjF2

2019-04-29 12:10:15
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岩尾 葵 @180a01

藤「ここは...」 園「島崎藤村記念館ですよ、先生。先生の生家跡に馬籠の人々が功績を称えて建設したんです」 藤「ありがたいことだね」 園「第一展示室は先生の写真などがあります。映像資料室は、先生の学びの部屋などがあわせて併設されていますね」 pic.twitter.com/z4dWMnvb0x

2019-04-29 15:59:23
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岩尾 葵 @180a01

藤「第一展示室の作り、大分凝ってるね」 園「入り口にあるのは島崎先生の長男、楠雄くんの筆です」 藤「入り口の端にあるのは初恋の碑かぁ」 園「まるで先生の著作の中に入ったみたいですよ、凄い...」 pic.twitter.com/3HtSXTy0Bj

2019-04-29 16:36:07
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岩尾 葵 @180a01

藤「この店は...」 園「先生の長男の子孫の方が経営している"よもぎや"さんですよ」 藤「くうちゃんの...」 園「先生愛用の箪笥がありました。あと初恋林檎ジュースと抹茶セット美味しかったです」 藤「知らない間に綺麗なお店が出来てたんだねえ」 pic.twitter.com/k7zq1UoY4r

2019-04-29 16:46:14
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岩尾 葵 @180a01

園「久々の里帰りいかがでしたか先生」 藤「うっ...」 園「先生?」 藤「ごめん...懐かしさのあまりつい涙が...」 園「おやおや。五幣餅でも食べて元気出して下さい」 藤「ありがとう..」 園「俺も今回の旅ではここでしか買えない先生の本を沢山買えて満足です!」 藤「いくら買ったの」 園「一万」 pic.twitter.com/c08BsRt8WJ

2019-04-29 16:54:51
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岩尾 葵 @180a01

藤「一万」 園「ええ」 藤「そんなに何買ったの」 園「こんな感じの本達です。どれも基本的に記念館でしか買えないものなんですが、一番の収穫は『島崎藤村の文学碑』ですね。何と全国にある先生の文学碑を地図でまとめたものです」 藤「それってもしかして」 園「はい、次回にもご期待くださいね」 pic.twitter.com/etGT1jyK8S

2019-04-29 17:27:18
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岩尾 葵 @180a01

藤「昨日〆ようとしてたけど実はまだ若干続きがあるんだよね」 園「これ以上何を宣伝しようというのです?」 藤「馬籠で売ってる五幣餅は、こういう草履形の奴と団子形のやつがあるとか」 園「ほう」 藤「販売店にくうちゃん直筆の書があるとか。馬籠城の跡地があるとか」 園「盛りだくさんですね」 pic.twitter.com/mv4fMcdmzK

2019-04-30 15:40:21
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岩尾 葵 @180a01

藤「さて、馬籠を離れてここからは普通に観光だよ。名古屋城大きいね園原君」 園「人が多くて蒸し暑いので早く帰って先生の本を読みたい」 藤「君、本当興味の有無の差が激しくない?」 園「取材にはいいですが今のところ歴史物書く予定はないので」 藤「鯱って何で金なんだろ」 園「先生も大概です」 pic.twitter.com/COCy3t6LWZ

2019-04-30 15:48:18
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岩尾 葵 @180a01

藤「名古屋と言えばひつまぶしだね、園原君」 園「ここでは、名古屋ひつまぶしと江戸ひつまぶしというのがご賞味いただけます」 藤「違いは焼き方だけみたい。これは名古屋ひつまぶし。一膳目は、そのまま、二膳目は薬味をいれて。三膳目は出汁を注いで食べるのが流儀。面白いよね」 pic.twitter.com/6goUihHEpL

2019-04-30 17:38:50
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岩尾 葵 @180a01

藤「やっと帰ってきたね」 園「先生、この度は里帰りお疲れさまでした。僭越ながら、こちらお土産になります」 藤「...!これは...もしかして桑酒...?」 園「はい。先生が一時期お取り寄せするほど好んだと聞いて買って参りました」 藤「ありがとう、久々に頂こうかな」 参考google.com/amp/s/intojapa… pic.twitter.com/KOGcNun8LW

2019-04-30 22:37:28
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岩尾 葵 @180a01

というわけで、長いことお付き合いいただきましたWとーそんと3泊4日で島崎藤村ゆかりの地を大いに訪ねる旅も本日をもって終了です! 以下はこの旅で主に経由した場所ですが、見ての通りほぼ関東・甲信越を一筆書で一周して参りました。 移動距離は約910㎞。平成最後の旅に相応しい思い出になりました。 pic.twitter.com/kWnNaYLqfh

2019-04-30 22:57:14
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岩尾 葵 @180a01

毎日職場まで片道70㎞くらい通ってるんですが、さすがに移動手段がオール陸路で1000㎞弱の旅をしたのは今回が初めてです。 計画の段階からわくわくが止まらなかったんですが、実際訪れてみて、より藤村に関しての深い知見を得られて楽しかったです。 いずれはゆかりの地踏破を目指したい所存。

2019-04-30 23:02:24