Wとーそんと行く!島崎藤村ゆかりの地巡りの旅+α(御嶽山と名古屋城)

島崎藤村先生ゆかりの地である小諸・木曽馬籠・馬籠宿の三か所を、文アルとーそんと文カフ園原と一緒に巡って来た旅の記録。 ・長野県小諸市…破戒執筆にあたり藤村が住んでいた場所。『千曲川のスケッチ』に表される地形を現代にも垣間見ることができる。懐古園内に藤村記念館、千曲川旅情の歌の碑などがある。 ・長野県木曽馬籠…高瀬家資料館は、島崎藤村の姉・そのさんが嫁いだ高瀬家の個人資料館ですが、非常に丁寧に説明をいただいた場所なので皆様是非お越しください。近くに関所跡もある。 ・岐阜県中津川市馬籠…島崎藤村の生地。多数の外国人客も訪れる宿場町の跡がうかがえる。敷地の広い私営島崎藤村記念館がある。(最近こちらも来館者数が減っているそうなのでやはり是非訪れてほしい場所の一つ)
島崎藤村 国内旅行 御嶽山 馬籠 木曽福島 小諸 文学
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岩尾 葵 @180a01
藤「こんにちは。僕は図書館のsmzkとーそん」 園「園原春樹です」 藤「今回は特別な旅行らしいね、園原君」 園「ええ、何でも、長野~岐阜の先生ゆかりの地を大いに巡る旅らしいです」 藤「こんな機会に恵まれるなんて、嬉しいな。里帰りするような気分で色々紹介してみよう」 園「ここは佐久平です」 pic.twitter.com/VSD1EPOj6C
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岩尾 葵 @180a01
藤「懐古苑に取材に来たよ」 園「先生、ここは先生の記念館がある場所ですね」 藤「うん...あと銅像があるみたい...」 園「若かりし頃のお姿、凛々しい」 藤「記念館、すごく充実の内容だったよ。写真の数が凄く多くて長居してしまったね。小諸時代の同僚の先生たちや、昔使ってた灰皿何かもあった」 pic.twitter.com/Nv9hDpbJ51
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岩尾 葵 @180a01
藤「懐古苑の取材を続けていたら『椰子の実』と『千曲川旅情のうた』の詩碑を見つけたよ」 園「確か千曲川旅情のうたの詩碑には有島生馬先生が尽力なさったそうですね」 藤「そう。僕は除幕式には参加しなかったんだけど、そのあと後妻と一緒に訪れたことがあるよ」 園「懐古苑奥の方にありました」 pic.twitter.com/HBNi7BQzFM
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岩尾 葵 @180a01
園「懐古苑、広くて驚きました」 藤「取材しがいがあったね。お腹が空いたから、ここら辺で昼食にでもしようか」 園「"藤村そば"がある"草笛"が有名です。四百年の老舗だそうで」 藤「ゆかりの地って凄い...山菜と林檎のシロップ漬け、林檎の天婦羅が乗った蕎麦だって」 園「くるみおはぎも美味で」 pic.twitter.com/MERq89WoCB
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岩尾 葵 @180a01
藤「園原君、ここは?」 園「小諸市文化センター。今日はたまたまここで先生の『千曲川のスケッチ』の講習会をしてたので、飛び入りで参加してきました。一時間半の講義、興味深く拝聴しました」 藤「熱心だね。その次に行ったのは小諸義塾跡地。小諸時代に教師として勤めてた場所だよ」 pic.twitter.com/XsLq1rGjLN
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岩尾 葵 @180a01
藤「ここは水明楼。小諸義塾の塾長木村熊次先生が書斎兼住居だった場所だね。かつて僕もここで先生に色々相談をしてたんだ」 園「今は誰でも自由に入れるようになってるんですね、かなり絶壁にあるので苦労しましたが...」 藤「明治の住居、園原君だと頭ぶつけそうなくらい天井が低いよ。気を付けて」 pic.twitter.com/lXcC6H7lIr
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岩尾 葵 @180a01
本日は小諸の方の藤村記念館に訪れたのですが、偶然にも例の島崎藤村文学講座が開催されていた事がわかり、旅行ついでにがっつりお勉強させてもらいました。『千曲川のスケッチ』の文章が『破戒』の成立に大いに影響したという話。凄い充実の内容で、大学で文学を勉強してた時のことを思い出しました。
岩尾 葵 @180a01
あとはちょっと難い内容ですが、懐古苑の思い出としまして。 ・木村熊次先生レリーフ(懐古苑) ・小諸城址 ・高浜虚子句碑 今回は寄れなかったんですが、長野県小諸には高浜虚子の記念館と虚子庵もあるそうで。虚子にとっても小諸は聖地なんですね。 pic.twitter.com/MUdAq2zuv2
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岩尾 葵 @180a01
それにしても今日久々に大学教授の藤村講座聞いて、やっぱりプロの研究者って半端ないなと実感した、藤村のあの長編小説を読んであらゆる共通点を見つけて解説できるとか流石プロ...何も分からない人にも分かりやすく解説できるのが本物だなと思いましたわ。やっぱり文学研究者って凄い...!
岩尾 葵 @180a01
園「“篠ノ井”駅に着きましたね」 藤「いよいよ山深くなってきたよ、360度山だよ...」 園「信州らしいですね」 pic.twitter.com/iMv8VMYvBo
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岩尾 葵 @180a01
藤「木曽福島に来たよ」 園「ここは先生の姉のお園さんの嫁ぎ先、高瀬家があったところですね」 藤「そう。昔よく遊びに行ったところだから、楽しみだな」 園「何か駅前に景観に珍しい最新技術がいますね」 pic.twitter.com/Z8MRTyGnxd
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岩尾 葵 @180a01
藤「ここが高瀬家資料館。今は高瀬家に養子に貰われた番頭の末裔の方が、個人で管理してる」 園「個人管理にしてはかなり立派な倉です。これは先生のお父上の写真の本物!こっちは先生の懐中時計!ああ...素晴らしい」 藤「ここに関しては資料が本当に沢山あったから後でまた語るね」 ※掲載許可済 pic.twitter.com/6rktUZHg1y
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岩尾 葵 @180a01
高瀬家の続き 藤「高瀬家の庭の裏には石堂楼があるのだけど、これは以前家族写真を撮ったのと全く同じ場所なんだよね。ちなみに一枚目のちょっと左に寄りかかってるのが若き日の僕」 園「3枚目はそのさんとその子供の田鶴さん、4枚目は現在の同じ場所の背景。写真そのままで面白いですね」 pic.twitter.com/hez8jGNBeL
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岩尾 葵 @180a01
藤「あと僕関連でいうとこの辺かな。タバコセットなんかは珍しいね」 園「高瀬家の解説に聞くと、4枚目の千曲川旅情の詩の直筆掛け軸がここで一番価値あるものなんだそうです」 藤「これは三男を預けて育てて貰ったお礼と、出版費用を貸してくれたお礼にと書いたんだ。これ以外にも価値ある品は沢山」 pic.twitter.com/Terh5QFdtS
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岩尾 葵 @180a01
藤「ところで高瀬家資料館については、司書さんが解説してくれるそうだよ」 高瀬家の沿革 ・発祥は九州菊池家 ・関ヶ原の時に徳川について戦い、その後代官の側に支えて薬の製法を学び「奇應丸」という、気つけ薬を開発し、これを多数の地域に販売。一代財産を築く。 ・木曽福島に来てからも代官仕え。 pic.twitter.com/rPKE476wse
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岩尾 葵 @180a01
高瀬家の歴史的人物 1:第9代新助居達...奇應丸の販売を始めた人物。徳川幕府にも薬を献上。 2:第12代 章作...背景は銃。高瀬家は弓や銃の指導もした。 3:第13代...新助。高瀬薫の父親。幕末に尊皇佐幕の対立があった際、妻が佐幕派の尾張藩所属の為、内通容疑で暗殺される。 4:13代の妻、足(たり) pic.twitter.com/FGAW360o98
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岩尾 葵 @180a01
高瀬家は昭和2年に大火に見回れた。かつて藤村が高瀬家に遊んだ際に、高瀬家の倉に昔の品を見せて貰ったというエピソードがあるが、その時の倉も焼失。現在は、建て直された倉となっている(2枚目) また、鉄道敷設前は線路向こうまで高瀬家の土地だったが、現在は手放している。(3枚目) pic.twitter.com/VJqZkVQ2iK
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岩尾 葵 @180a01
島崎藤村氏は、三男翁助氏を高瀬家で世話してもらっていた。(写真2枚目の4)翁助氏は画才を発揮して1枚目のような絵を残しているが、翁助氏の知人の清水崑は、日本酒黄桜の河童を描いた漫画家である。4枚目の生物も河童らしい。 pic.twitter.com/oDiCo7Y9RQ
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岩尾 葵 @180a01
藤「ねえねえ、ちょっと質問いいかい?こんなに高瀬家の事を語ってるのは、どうして?」 司「高瀬家資料館は、地元の人でさえ知る人ぞ知るというマニアックな資料館なので、藤村先生のことを知ってる人が来るのも希になってるそうです。こんな素晴らしいですし紹介したい気持ちが溢れまして」
岩尾 葵 @180a01
司「今回の取材で訪れた際、高瀬家資料館の管理人かおるさんが、何とマンツーマンで庭や展示品の解説してくれました。大変丁寧で分かりやすく面白い解説をお聞きでき、しかも館内の撮影・掲載も自由にOKとのことでした。島崎藤村に関心のある方には是非来てほしいですね、本物の写真も沢山ありますし」
岩尾 葵 @180a01
司「高瀬家資料館の本ってそういえば見たことないな、と思って“ここの歴史を本に著そうと思ったことはありませんか?”とお訊ねしたところ、"そうですね、執筆の才能があれば...資料館の運営についても、ご存じの方に来ていただいて興味をもってもらえればという立場でおります"と仰ってました」
岩尾 葵 @180a01
司「なので高瀬家資料館に残る高瀬家の歴史は、どこかに残す必要があると思います。今のところほぼ口伝状態ですから」 藤「なるほど」 司「ちなみに先生、高瀬家没落の歴史が『家』で書き終わったあと、暫くして家運が上向いた時に“家の続編書かなきゃ”って冗談混じりに言ったそうですね。面白い」
岩尾 葵 @180a01
藤「さて旅の記録に戻ろう。園原君、ここまで来たら御嶽山を一望したいと思わない?」 園「登るんですか」 藤「文明の力でね。ろーぷうぇいというので、ぐぐっと上まで15分で行けるそうだよ。では行ってみよう」 園「凄い、地上があっという間に離れていきますね」 pic.twitter.com/vrhVGtw5FB
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岩尾 葵 @180a01
藤「そしてここが山頂」 園「まっ...雪!?5月ですよね今!?あと寒い...」 藤「流石にその格好じゃ厳しいでしょ、今気温7度だよ」 園「いや木曽福島から御嶽山ろーぷうぇいに来るまでにも相当時間かかりましたけど、まさか山頂がこんなに寒いとは」 藤「でもここからの景色は素晴らしく絵になるよ」 pic.twitter.com/l47kpt4x5z
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岩尾 葵 @180a01
藤「ろーぷうぇい楽しかったね」 園「未だにスキーヤーがいるとは」 藤「お土産に、そばアイスクリームと栗きんとんクリーム大福を買ったよ。移動中に食べよう」 園「宿泊場所ーー滝旅館までですね」 藤「ここも僕ゆかりの宿なんだよ、『夜明け前』にも登場する場所だね」 pic.twitter.com/LkVt54ZQM6
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