- akinosora_
- 63907
- 70
- 1
- 205
タ…ッバコーン!と後ろから大きな音が 「はぁ…まったく!!」 男は乱暴にブレーキを踏み車を路肩に寄せた 急いで車の後ろに回ると排気口からモクモクと黒い煙が立ち上っていた 「こりゃあフィルターがもう駄目だな」 男は排気口に手を突っ込み 中からタバコを取り出した #タバコを全く知らない物書き
2019-05-13 19:51:17はぁ⤵️ 外は相変わらず視界が利かない程真っ白だ いつまで降り続くんだ、このタバコ… 止んでも屋根に積もったタバコ下ろしメンドクセェ はぁ⤵️ #タバコを全く知らない物書き
2019-05-13 20:03:34「ご注文は?」 喫茶店の窓辺の席で、男は無言でメニュー片手にタバコを指差した。 「5ミリですね」 しばらくすると、テーブルにグラスが置かれ、その僅かなタバコを一気に呑んだ。 #タバコを全く知らない物書き #タバコを呑む
2019-05-13 20:50:23男は何とかタバコを入れ換えた 「これが無ければこの車は最高なんだけどな…」そう呟きながら 口にタバコをくわえ額の汗を拭った 急いで運転席に戻り一度祈るかのように手を合わせたあと 男はくわえてたタバコを摘まみシガーソケットに差し込んでエンジンをかけた #タバコを全く知らない物書き #車も
2019-05-13 20:56:19#タバコを全く知らない物書き 「火を貰っても?」 小箱を取り出して小柄ながそう訊く。 「ああ」 答えた大柄な男がライターを渡した。 「助かるよ」 男はそっと手に持ったそれに火をつけた。
2019-05-13 21:04:12#タバコを全く知らない物書き 「此が大人の味かぁ」 煙草を一つ取り出して口に加えると、流れるような手付きで火を灯す。ほろ苦い少し煙たいような清浄ではない煙が口から溢れて、宙に狐を描いた。
2019-05-13 22:51:15#タバコを全く知らない物書き 『知ってるか?煙草っていうのはな、ワサビが一番合うんだよ』 突然、名も知らぬ男は手馴れた様子で煙草を醤油に浸し、俺に差し出した。俺は恐る恐る、差し出された煙草に手を伸ばし、口に運んだ。刹那、何とも言えぬ苦味とクランベリーの甘酸っぱさが俺の舌を包み込んだ
2019-05-13 23:10:44「5月は眠いな...もう寝るよ!」 そう言って、いつも通りタバコを2本、 そして3本飲み込み、逆立つ髪の毛にジッポで火をつける、鼻から出る煙を少し怪訝そうな彼女に吹きかけ俺は永遠の眠りについた #タバコを全く知らない物書き
2019-05-13 23:29:17#タバコを全く知らない物書き 「よぉ。一本どうだい?」 まったく、昨日が最期の喫煙だって決めたのに、こう誘われれば断る理由はない。 「悪いな。」 そう言って、10尺ほどのそれをありがたく頂戴する。
2019-05-14 00:22:45#タバコを全く知らない物書き 歳上彼女との初めてのキスはなんとも言えない苦い味がした。。 タバコを吸ったことがないガキだった自分はこれが大人の味なんだと妙に納得したのを覚えている。。 余談だけど、黒髪ロングの彼女がセブンスターを吹かしている横顔はとてもかっこよかった。。
2019-05-14 01:10:38#タバコを全く知らない物書き 犬神明は、ハイライトを咥え、火をつけた。 まばゆい光があたりを照らす。 「やはり、セブンスターとは明るさが違うな」
2019-05-14 06:23:44#タバコを全く知らない物書き 「ねぇ、落としたよ」 「ああ、ごめん。昨日あんまり寝てなくて」 僕は隣の席の女の子が拾ってくれたタバコを受け取った。 「今時珍しいね。タバコなんて」 「ああ。握り心地が好きなんだよ」 鞄からカッターを取り出してタバコを削ると、僕はノートにそれを押し付けた。
2019-05-14 10:11:12お別れの朝、街角は季節外れの白銀色に染まっていた。 「これでサヨナラだね」 僕は急に彼女を無性に手放したくない衝動にかられ、柄にもなく強引に抱き寄せ強くキスをした。タバコは素直に僕を受け入れた。 二人にとって最初で最後の時間。僕達には永遠に感じられた。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-14 11:43:00「なぁお前まだ吹いてんの?」 BARで吹いていると、知らない男に突然話しかけられた 訳もわからず男を見つめ返す 「玄人はな“吸う”んだ」 「…でも吸ったら危険なんじゃ」 言い切る前に男は俺の煙草を奪い思いきり吸った 直感で思った ヤバい奴だと #タバコを全く知らない物書き pic.twitter.com/blTmZa1SVU
2019-05-14 14:47:51#タバコを全く知らない物書き 「君、タバコを持っているかね」 隣の席に腰掛けた老人が私を見るなり言った。 「どうぞ」 老人は少し驚いたような顔をしてタバコを受け取った。 「すまんね、ありがとう」 「いいえ」 老人はタバコをひと口齧って顔を顰めた。 「ふん、皇国の犬めが…」 老人は倒れた。
2019-05-14 15:13:40彼女の手を、見ていた。 「おかしい人ね」蒲公英のように笑う彼女。 「おかしくないさ」不器用に笑ってみせる。 白く美しい手はタバコを掴んでいる。いつもは大好きなタバコも、その手にある時ばかりは目に映らない。彼女はそのまま口に運び、美味しそうに頬張った。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-14 17:47:34「マスター、電子タバコをロックで」 今日くらい許してくれと、柄にもなく俺はこの店で1番強いのを頼んだ。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-14 20:54:50#タバコを全く知らない物書き 「いい夜だな」 累々たる屍の向こうに,男の影が見えた。男は調子外れのオールディを口ずさみながらこちらへやってくると,くたびれたコートの懐に手をやった。 「火,もらうぞ」 そう言ったときにはもう,男のiQOSが僕のそれにキスを落としていた。
2019-05-14 22:20:31「何度も言っているだろう、俺は犯人じゃない」 『犯行現場に残されていたタバコにお前の指紋が付いていた 指紋の付き方からして、こう握った そして被害者を後頭部から殴った』 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-15 00:13:57熱したフライパンに油とざく切りにしたタバコの葉を入れしんなりするまで炒め、味付けに水タバコを大さじ3入れ香り付けとしてタバコパウダー少々をいれたらタバコ炒めの完成です。(仕上げに乾燥タバコを散らすと一層美味しくいただけます) #タバコを全く知らない物書き
2019-05-15 01:21:14