- akinosora_
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「…で?」 そう言うと男は壁にもたれかかり、ポケットのIQOSの箱から一本取り出した。先程配られていたマッチを使い、IQOSの先に火をともす。 「報酬は…高くつくぜ?」 火のついたままのIQOSをテーブルに押し付け、ぐしゃぐしゃに潰した。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-04 22:55:57「…っと…IQOS忘れてきちまったぜ。一本くれや」 「そこのシケモクでも吸ってやがれ」 「ちっ…相変わらずケチな野郎だぜ」 悪態をつきながらも、男は落ちているIQOSの中から一番長いのを選び、火をつけた。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-04 23:00:40激昴した。言葉にならない怒りを、どうしようもない絶望を 覚えた。 彼はプルームテックに火をつけた。メラメラと燃え上がっている。彼は火を咥えて 舌で濡らしながら炎を味わった。 そして 煙に鬱憤を乗せて 吐き出した。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-04 23:02:05「今日はひでえ1日だ。」そう言ってIQOSに火を移した #タバコを全く知らない物書き pic.twitter.com/ZQfufp2cGF
2019-05-04 23:09:32「タバコが切れてるんだ。すぐに買ってくる」 「早くしろよ」 コンビニに駆け込んだ男は店員に言い放った。 「IQOSをカートンで。ああ、ライターもつけてくれ」 商品を受けとるや否やその場で一本取り出し、ライターで火をつける。ニコチン切れは何よりツラかった。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-04 23:10:59「どうする…これから…」 俺はポケットからタバコを取り出すと1口だけかじった。 「落ち着け、犯人はこのあたりのはずなんだ」 タバコをもうひとかじりすると、煙をゆっくりと口から吐き出す。 こういう時のタバコは冷静にしてくれる #タバコを全く知らない物書き
2019-05-04 23:40:35#タバコを全く知らない物書き 居酒屋に入り、俺はいつものあれを頼む。「タバコ、もらえるか」マスターは全てを心得た所作でタバコの葉を火で炙り、見事な炒め物に仕上げてくれる。俺は半熟の卵が絡んだタバコの葉を頬張った後、一気にマティーニを呷る。「それで、今日の情報は?」
2019-05-04 23:54:41#タバコを全く知らない物書き 俺はパイプの形に練った葉に火を灯すと、お陰ですっかりまとまった考えと共に…… 口の中に溜まった灰と煙を吐き出した。 「なるほどネ。……つまりはサ、椿チャンの犯行ってわけさネ。」 だが、指を刺された筈の椿花魁は。 笑みを浮かべたまま、口内の火種を弄んだ。
2019-05-05 00:05:04#タバコを全く知らない物書き 私は電撃坊やとの間に丸薬状にしたタバコを投げると、そのまま後ろに跳ぶ。 正に予想通りのタイミングで、五億Vの電撃が葉を焦がした。 すかさず煙管の火蓋を開き、それを回収する。 「ヤアヤア、火までくれるとは。親切な坊やサ、ねえ?」 「黙れ煙ババア。爆ぜろ!」
2019-05-05 00:15:39#タバコを全く知らない物書き 「ふぅー…」 タバコを吸う。気持ちが和らぐ。雨で濡れた喫煙室の窓を見る。涙のように雫が滴り落ちていく。私は、愛を受けずに育った人間だ。いや、本当は受けているはずなのに、それを個人的な感情でシャットアウトしてしまったのだ。私は、きっと何処にも居場所なんて
2019-05-05 00:24:25#タバコを全く知らない物書き 「おぃ神主よ、破戒的なのはいつものことじゃが、なんじゃその香は。くっさぃぞぇ。」 うるせェ…これはだなァ己(オレ)みてぇな禄でなしの贅沢なんだヨ。 ぃいかぁいなりちゃん。 このモクを吸ってる奴に命の惜しぃ奴は居ねぇ。 命を無駄遣いする贅沢だぁからなァ。
2019-05-05 00:40:52#タバコを全く知らない物書き 「ちょっと、ちょっとまってくれ」 衝撃的な告白に、俺は落ち着くためにタバコを取り出した。トントンとフィルターを叩き、手のひらに落ちた茶色い粒たちを一気に飲み込む。苦みが、俺に冷静さを取り戻させてくれる。 「オーケー、さっきの話の続きを聞こうか」
2019-05-05 01:15:04「落ち着け…よく考えろ…」 都会の喧騒から逃れるようにビルの谷間に転がり込み私はポケットから取り出したタバコに火をつける 心を落ち着けるにはやはりこいつだ ぎゅっぎゅっ 両耳にねじ込めばどこでも自室のような静寂を手に入れられるこいつは最高の相棒だ #タバコを全く知らない物書き
2019-05-05 01:19:52タバコ農家の朝は早い。 「やはり天然物がいちばんです」 そう語るのはこの道20年のベテラン、山本さんだ。 早朝に捕獲した新鮮な天然タバコは、その日のうちに出荷。 夕方には食卓に届く。 (この仕事に)誇り、持ってやってますよ。和食の伝統を僕らが守るんです」 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-05 01:20:34俺は瓶から枝分かれした先端に火を付ける。ポン、という音と共に静かに燻る火を見ながら煙を吸う。口から気道までを煙で満たしたところで煙が粘膜で吸収されるのを待つ。最高の時間だ。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-05 01:22:20俺はタバコを取り出すとしまった。 「ところで昨日街で起きた事件の話聞いたか?」 雄二は面倒くさそうに知らねえと返してくる。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-05 01:27:25#タバコを全く知らない物書き 「たばこ、くれよ」 「おまえ、未成年だろ、いいのかよ」 「いいんだよ」 俺は煙草を一本、少年に渡す。 少年は慣れた手付きで火を着け、煙草を口に運んだ。
2019-05-05 01:27:30#タバコを全く知らない物書き 探偵はココアシガレットを慣れた手つきで咥え、火をつける。 「で、依頼ってのはなんの要件だ?」
2019-05-05 01:27:57書類を睨んでいるうちに差してきた眠気を払うため、喫煙所に向かう。 ふにゃふにゃした紙のケースは汗ですこし湿気っていた。銀色の包装紙をやぶって、なんか白い方を加える。 茶色い色がついてるほうに、ライターで日をつけた。口に加えて息を吐くと酸素でよく燃える。 #タバコを全く知らない物書き
2019-05-05 01:28:12「最期に何か言い残す事はあるか」拳銃を向け、ニヤニヤしながら男は言う。「そうだな、最期に一本吸わせてくれや」俺の言葉に男は一層ニヤつき「いいだろう」とライターを出した。火を付けてくれるらしい。俺はポケットからタバコを取り出し床に立て、煙を頭に浴びた #タバコを全く知らない物書き
2019-05-05 01:31:28