- mr_harlock
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露出時間を変えたりしながら複数枚を撮影、これは帰ってから画像を重ねて色々とやるための素材。とりあえず最初の1枚を補正してトリミングしたM51がこれ。これだけだとそんなに写っているようには見えないけど… pic.twitter.com/cviKTk7Wjx
2019-05-06 23:00:56これのM51の部分をトリミングしてみるとこう…主星雲の右から下に伸びる腕は4年半くらい前に撮ったものより長く、伴星雲の周囲の淡い領域は主星雲の視直径の半分よりも大きいことが見てわかる。 pic.twitter.com/s8SAJCupfU
2019-05-06 23:10:23というか、同じ筒、赤道儀、カメラ、撮り方でなぜここまで違いが出るのか全くわかんねー。撮影から帰ったとでのことだけど、この画像にどこまでくらい天体が写っているのかを調べてみたら18.03等まで写ってた。 pic.twitter.com/A7T3M6gl2F
2019-05-06 23:15:47で、とにかくなんかいつもよりよく写っているぞ?的なアレなのでもうひたすら撮り続ける事に。まずおとめ座のM104ソンブレロ銀河。 pic.twitter.com/6xyRlv9oHJ
2019-05-06 23:18:38基本的な流れとしては1分半から3分くらいまで、露出時間をちょっとづつ変えて複数枚を撮影、帰ったらそれぞれを適度に画像処理してからコンポジットで重ねて統合、対象によってはトリミング、と言った感じ。M104もトリミングしてこう。 pic.twitter.com/hUQzYlWAGQ
2019-05-06 23:21:11あんまり強調処理をしすぎると輝度だけが強調されちゃって色情報がかすれてくる。対象にっては意図的にそうする場合もある、特に12、3等よりも暗い彗星とか。あと系外銀河はトリミングするけど散光星雲だとあまりしない。ただそのあたりは個人的な好みもあるのでこうするのが正解、というのは無い?
2019-05-06 23:25:20次、M64の黒眼銀河(あるいは黒眼星雲)渦巻銀河の手前に暗黒星雲の塊があって、その影で目みたいに見えるからこう呼ばれてる。 pic.twitter.com/6oCeoWYnv1
2019-05-06 23:27:09これもトリミングしてこう。処理を少し変えると楕円銀河じゃなくて渦巻銀河だというのが分かる。というか、こんな感じに撮れたことは今までない!! pic.twitter.com/QVZKC7OvH5
2019-05-06 23:28:41次、こないだブラックホールが確認されたM87銀河。楕円銀河ですね、渦とか棒状の腕は見られません。 pic.twitter.com/L5gj4ycBh7
2019-05-06 23:31:06これも輝度を持ち上げてどれくらい暗い銀河が写っているのか調べてみた。というか、こんなことやってりゃ時間がかかって当然かwしかも精神的にも体力的にも疲れるorz pic.twitter.com/VhIBB1PoES
2019-05-06 23:32:27時々また恒星を撮ってみて確認。シビアな時はカメラを横位置から縦位置にしただけでピントがズレる事もある。いや、あっちゃダメなんだけども。なおピン出しは全部手動、AFなんて使えません。望遠鏡のメーカーによっては電動フォカサーとかもあるけどね。これはこと座αのベガ。 pic.twitter.com/Utkq7npZZP
2019-05-06 23:38:40さそり座のアンタレス。この周辺には赤だの青だの黄色だののガス星雲があって200ミリくらいの広角レンズでじっくりと時間をかけて撮るとそれが写るけど、流石にこれだと視野が狭くて無理w pic.twitter.com/y3uOxHsIJJ
2019-05-06 23:42:22鏡筒の向きを変えるついでに木星を撮ってみたり。完全に露出オーバー、これで大体3秒くらい。ガリレオ衛星は写っているけど木星の縞模様は完全に潰れとるw pic.twitter.com/19sTbR4tOl
2019-05-06 23:44:01さそり座から木星とくれば流れ的にはいて座の散光星雲。M8、これは大型なので条件が良ければ肉眼でも分かるくらいにでかくて明るい。ところでこの赤がクセモノで、ノーマルなカメラだと受光素子についているIRカットフィルターのおかげで写らない、あるいは赤くならない。 pic.twitter.com/g68wW3r4Na
2019-05-06 23:47:07確かキャノンが受注生産?というかカスタマイズというか、頼めばIRカットフィルターを外したカメラを今でも売ってる?EOS20Daとかみたいな。小文字のaが末尾についたやつ。でもねー、フジのS5ProとかX-T1とかは無改造でここまで写るよ〜。X-Pro1も同じくらい写ってた。
2019-05-06 23:52:44次はM8のすぐ隣のM20三列星雲。鏡筒の焦点距離によっては1フレーム内に両方入る。以前にf600ミリの反射と銀塩で撮った時には両方入ってた。 pic.twitter.com/NYRnumtyzi
2019-05-06 23:55:44同じくいて座のM17オメガ星雲。これも水素の波長の赤い散光星雲。いて座の領域は天の川銀河の中心がある方向でこういった散光星雲がたくさんある。 pic.twitter.com/TqzmxqRQZv
2019-05-06 23:57:58M17の近く、M16わし星雲。以前にNASAがハッブルで撮ったこれが有名。真ん中辺の黒いにょろにょろっとしたのがNASAのこれ。 pic.twitter.com/mhpJ0vjDgR
2019-05-07 00:04:49こと座のM57リング星雲。望遠鏡でも見られる惑星状星雲。目で見ると白っぽい輪っかみたいに見えるけど、写真に撮ると赤やら青やら緑やらで中までみっちり詰まってる感じ…ちょっとピンボケ気味? pic.twitter.com/MTb22zCUKO
2019-05-07 00:15:27はくちょう座α星のデネブの近くの北アメリカ星雲。こいつはでっかいくせにHαなせいで写真に撮らないとわからん星雲。R200SSの視野じゃフルサイズのカメラを使ってもはみ出して全部は収まらない。これは下の方のほんの一部分、形がこうなのでこの名前。 pic.twitter.com/Wosg1OuQ7r
2019-05-07 00:21:09トーンカーブのRGBで赤をほんのちょっとだけ持ち上げてあげるとこんな感じで綺麗な赤い星雲になる。 pic.twitter.com/KsebWciCdP
2019-05-07 00:22:28でもここまで持ち上げるとやり過ぎ、星雲は確かに赤が強調されるけど、背景も他の恒星も赤みを帯びて不自然。試験的にここまでやる事もあるけど、普段はやらない。 pic.twitter.com/DQJmNGTifu
2019-05-07 00:24:30これを撮る時はカメラのファインダーを見てもどこにあるのか分からないので撮って確認して調整して…を繰り返す事になる。今回、その位置決めの為にISO12800まであげて撮ってたけど、流石にこれは無理矢理な感じで素材には使えない。 pic.twitter.com/jQNi3XkJae
2019-05-07 00:28:47