赤十字の成り立ち・組織・問題点・・・吹浦忠正さんが解説
- toshihiro36
- 14775
- 0
- 1
- 0
この番組はカシコと凡人たちが集まりまして世の中の森羅万象、ありとあらゆるものにハテナをつけて考えていこうという番組です。凡人チームはこんなメンバーです。(チュートリアル徳井・福田、たむらけんじ)御秒奈々ちゃんも来てくれました。
2011-05-13 16:19:58<ナレーション> カシコ代表・筒井康隆、赤十字というと戦時中に赤十字の歌を歌ったことを思い出す。漫画家・江川達也、赤十字というとまず赤十字病院のことを思い浮かべる。
2011-05-13 16:23:41<ナレーション> 未曾有の被害をもたらした東日本大震災。その被災者を支援するために集まった義援金は1ヵ月半でおよそ1588億円。日本赤十字社に集まったものだ。現在は日本赤十字社のホームページからも義援金を振り込めるシステムになっており、アクセスも急増している。 (続く
2011-05-13 16:30:03<ナレーション> ところで、皆さんは赤十字というとどんなイメージを抱くだろうか?・・病院?献血?募金先? いまや誰もが知っている赤十字のマーク。それは、赤十字の設立に大きくかかわったスイスに敬意を表してデザインされたもの。スイスの国旗は赤地に白の十字。 (続く
2011-05-13 16:36:29<ナレーション> それを逆にしたものが赤十字マークである。ちなみにイスラム教国では十字はキリスト教を連想させるため三日月を記章に使い、赤十字ではなく赤新月と呼ばれている。赤十字と赤新月は、世界186カ国で組織されている世界最大の人道組織。 (続く
2011-05-13 16:41:52<ナレーション> では、この赤十字という組織、もともとは誰がどんな経緯でつくったものなのか?それは意外に知られていない。すべては、たった一人のある男の情熱から始まった。
2011-05-13 16:46:36<ナレーション> そんな赤十字の知られざる物語を語ってくれるのは、拓殖大学客員教授・吹浦忠正。1964年の東京オリンピックの際には、日本国旗の作成に当たったこともある。ひと呼んで、ミスター国旗。以前、この番組でも泣ける国旗の回でも博学ぶりを披露。スタジオを感嘆させた。 (続く
2011-05-13 16:52:13<ナレーション> 吹浦氏は高校時代より赤十字に関わり、元・国際赤十字バングラディシュ・インドシナ各駐在代表、元・赤十字看護大学講師を務めた経験をもつ。
2011-05-13 16:55:28吹浦:赤十字というのは出来ておよそ150年になるんですが、この間に世界の各地で実に様々な命を張った救援・救護活動というものをやってまいりました。しかし、それを最初に作った人の名前となると、これが意外と知られておりません。
2011-05-13 16:59:16リンゴ:本日のカシコブレーンでございます。当番組3度目の登場であります、拓殖大学客員教授・吹浦忠正先生でございます。よろしくお願いします。
2011-05-13 17:05:24吹浦:そうですね。皆さん、知ってるつもりでも実際どうやって出来て、何をしてるかとなると・・ちょっと、わけがわからなくなってしまう。そこが残念なところですね。
2011-05-13 17:10:05吹浦:いや、日本赤十字社といって、そのトップを社長といいますが・・これは日本赤十字社法という法律でもってできてる特殊法人でございます。
2011-05-13 17:13:19