FAUST_editor_Jによる新会社に関するつぶやき

新会社設立の発表、その前日からの流れ およびオンデマンド印刷機、編集行為について
1
太田克史 @FAUST_editor_J

@makoto_sanda たとえば小説を「面白そう」だから読むのではなくて、「(仕事の)役に立つ」から読むという行為は、編集者をやっていても、というか、やっているからこそ、太田は未だに抵抗感があるんですね。一読者の視点を大事にしたいというか・・・・・・。

2010-03-30 03:07:28
太田克史 @FAUST_editor_J

なんかねー、童貞くさいものいいになるんだけど、僕は本とは「運命」の出会いをしたいわけですよ。書店の棚で周りの本から5cmくらい浮いて見えるような抜群の本と。僕は本とは「仕事」で出会いたくない。

2010-03-30 03:47:11
太田克史 @FAUST_editor_J

僕が尊敬してやまないとある編集長の言葉に、「本は「魂の食い物」」という言葉があって、僕はそういった動物的な感覚がものすごく好きで、だからこそ本は「仕事」では食べたくない。何を食べるか・食べないかは自分の感覚だけで決める。

2010-03-30 03:52:42
太田克史 @FAUST_editor_J

だから、こんなこと書いちゃったら明日から会社でTwitterできなくなっちゃうかもしれないけど(笑)、僕、社内で開かれる文学賞の会議って、一つ残らずぶっちぎりだからね。正直言って、ここ数年間で一回も出席したこと、無い。(あ、書いちゃった・・・)

2010-03-30 03:56:03
太田克史 @FAUST_editor_J

何が悲しくって他人に(自分以外の編集者に)読む本を決められなければならないのか、と。それが「仕事」だというのなら僕は断固拒否るよ、と。

2010-03-30 03:58:45
太田克史 @FAUST_editor_J

だから、文学賞がほしい作家の人は僕から去っていくわけだけれど(だって、ほとんど役には立たないからね)、まあそれはそれでいいんじゃないか、と。僕はそういう人より、きちんと読者の方向を向いている人とだけ付き合っていきたいわけだから。

2010-03-30 04:02:54
太田克史 @FAUST_editor_J

まあでも、会社は僕のこれだけ飛んでもない行動をそっと捨て置いてくれているわけで、その恩情には大人としてきちんと答えていかなければいかんですね。がんばります。

2010-03-30 04:06:53
太田克史 @FAUST_editor_J

@saltcoh 残念ながら、僕は直接お仕えすることはなかったのですが、発する言葉言葉がそのまま詩になるようなお方だったとうかがっています。

2010-03-30 04:13:35
太田克史 @FAUST_editor_J

『大学論』(大塚英志/講談社現代新書)は、上司がいる人、部下がいる人も一度読んでみたらいいのではないかと思う。明日から大学から社会へ巣立つフレッシャーズにも自信を持ってお薦めできる。学問の世界での師弟関係のありようは会社社会での上司部下の関係のありようにも援用できる。はず。

2010-03-31 00:38:19
太田克史 @FAUST_editor_J

『大学論』(大塚英志/講談社現代新書)では、柳田國男から千葉徳爾、そして大塚英志へと流れていく民俗学の「方法の教育」、「神の宿る細部の見つけ方」が描かれる。それは文化系的な師弟の真剣勝負のありようであり、文化系的なスパルタ教育とも呼べるものかもしれない。

2010-03-31 00:44:10
太田克史 @FAUST_editor_J

いささかマッチョな暴論に聞こえるだろうけれど、それなりの会社に就職すれば、部署に一人は「できる人」がいるはずで、最低二年、できれば三年、その人に徹底的に私淑して、絶対に「NO」を口にしない。それだけで仕事の基礎は完成できると思います。

2010-03-31 00:47:42
太田克史 @FAUST_editor_J

たいていの人は、「できる人」に対する三年間の絶対的私淑生活の途中で中途半端に「NO」って言っちゃうんだよね。その人に対する「NO」は、自分自身の力で成し遂げた仕事で(たった一度だけ)言えばいいのに。

2010-03-31 00:51:10
太田克史 @FAUST_editor_J

「できる人」の仕事を、自分自身の力だけで成し遂げた仕事で、一点だけでもいいから越える。それが仕事における絶対的師弟関係の美しい解消の瞬間なのではないだろうか。真に弟子が為すべき仕事とは師匠を越えることであって、反抗することではない。

2010-03-31 00:58:15
太田克史 @FAUST_editor_J

こういうことをTweetすると、それは「社畜」だ〜、なんてつまんない突っ込みが決まって入るわけだけれど、仕事らしい仕事のできないまま30代40代を迎えた人の会社生活はやっぱり惨めですよ、少なくとも僕的には。それならば若い内に三年だけでも全力を尽くせばいいのにって思う。

2010-03-31 01:01:50
太田克史 @FAUST_editor_J

『大学論』(大塚英志/講談社現代新書)では、その端々で大塚哲学が炸裂する。「ものをつくる」にあたっては「ものをつくる環境をつくる」ことが大事。そして、その環境をつくるということにはもちろん「お金をつくる」ことも含まれる。僕的に要約するとこんな感じだけど、全くブレがない。

2010-03-31 04:47:19
太田克史 @FAUST_editor_J

たった今、はたと気がついたんだけれど、今日から社会人15年目だ!

2010-04-01 03:58:55
太田克史 @FAUST_editor_J

なんだかドキドキしてきたぞ・・・>社会人15年目。

2010-04-01 04:02:01
太田克史 @FAUST_editor_J

はっ! 今年社会人15年目ということは、去年の太田は、社会人的には中二だったということなのか! 「な、なんだってー!!」 

2010-04-01 04:03:24
太田克史 @FAUST_editor_J

どうりで一年間を通じて中二病をこじらせたっぽいバトル展開だったわけだ、去年。だって社会人的には14才だったんだから、当然なんだよ。なーんだ、今合点がいったぜ!

2010-04-01 04:06:14
太田克史 @FAUST_editor_J

先日、新たな目標ができた! 「武道館イベントをプロデュースして大成功する!」 以前から冗談めかしてよく言っていたことだけれど、先日、これは気合いを入れて取り組む価値が大いにあるぜと改めて感じたのだ。もちろん、タオルもつくるぜ(笑)!

2010-04-01 04:14:51
太田克史 @FAUST_editor_J

どちらにせよ、転機だったんですね。15年目は夢を叶える年。 RT@akiman7 @FAUST_editor_J ぼくの社会人15年目が新聞屋時代から換算すると「精神的にどん底」でしたが、カプ入社から換算すると「ターンエーガンダム作業」たっだので節目といえば節目でした

2010-04-01 04:16:13
太田克史 @FAUST_editor_J

しかし思えば「社会人15年め」って一口にいうけれどすごいことだよなあ。講談社の懐の深さと、今まで僕と付き合ってきてくれた素晴らしい才能の持ち主たち、そして何より読者の人たちに感謝だ、心から。ありがとう!

2010-04-01 04:48:10
太田克史 @FAUST_editor_J

「太田さんって講談社らしくない人ですね」ってわりと良く言われてしまうわけだけど、講談社以外のよその会社で、「太田克史」みたいな人はとんと見かけたことがないので、僕という人は実は講談社らしい人なのではないかと心中ひそかに思っているのだ、が。

2010-04-01 04:51:37
太田克史 @FAUST_editor_J

いやー、楽しい打ち合わせだった。しかし今日、緊急重大発表しないといけないわけだからさすがにもう帰ろう!(前振り)

2010-04-01 06:29:57
太田克史 @FAUST_editor_J

緊急重大発表です。先日の講談社社内報でアナウンスがありましたので、禁が解けました。皆さんに真っ先にニュースをお伝えしたいと思います。

2010-04-01 14:30:21
1 ・・ 5 次へ