いだてん 第20回「恋の片道切符」

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℃294 @do294

今回の中で嘉納・永井の両指導者が「今後の指導運用」に対して自らの時代に対する力不足を感じて身を引く事に対し、外部からだと「責任問題」で去る様に見える事からの齟齬って話にもなりそうで、そこんところのズレが描写されるかどうか。まあ多分無いだろうけれど>RT #いだてん

2019-05-26 21:33:07
甲斐シュンスケ @Shunsk_X

牽強付会だと笑い飛ばしてくれていい話なんですけど、先駆者で一級の選手として期待されながら公式記録に恵まれず、それでも後進育成に熱心な金栗氏に、なぜか江戸川乱歩を重ねてしまった。なぜって、乱歩先生も日本探偵小説の先駆者と評価されながら自分で納得する作品が書けず悩んでた。 #いだてん

2019-05-26 23:00:43
甲斐シュンスケ @Shunsk_X

戦中、探偵小説への風当たりと日本の戦局から小説を書くこともできなくなり、戦後は作品の執筆よりも評論、海外作品の紹介や国内作品の伸長に注力し、さらには少年ものつまりジュブナイルで新たに探偵小説を好きになってくれる読者の獲得に努めた。乱歩先生も探偵小説の黎明の鐘だった。

2019-05-26 23:03:45
甲斐シュンスケ @Shunsk_X

乱歩先生の場合、先駆者なことと戦後の評論を主導したことで、むしろ「江戸川乱歩抜きで日本の探偵小説史を語れない」事態になってしまい、それはそれで江戸川乱歩中心探偵小説史観というか、問題をはらんでいて視野狭窄になってはいけないんだけど、先駆者のやることって似るのかなとか、思うのです。

2019-05-26 23:08:24
甲斐シュンスケ @Shunsk_X

いや多分、ベルリンをさまよう金栗氏が、トランク一個持って帽子被ってコート着て放浪する乱歩先生に似てたからいけない(どっかに写真の引用があったはずなんだけど) #いだてん

2019-05-26 23:17:35
カカオ99(カカオ・ツクモ) @netinago99

綾瀬さんは美人なんだけど、その美しさは強さにあって、芯の強い演技もさることながら、銃を撃たせれば八重になり、短槍を振り回せばバルサになるという、武闘派もこなせる体力の美しさとかそういうのも含まれるんだよな。

2019-05-26 21:14:47
カカオ99(カカオ・ツクモ) @netinago99

いだてんを見ていると、これは100年前の先駆けとなった人たちの物語であり、そこから地道な努力と研鑽を積み重ねて今に到り、そして選手も観戦者も含めた今の私たちが、これから次の100年後の先駆けとなって、その先を目指す物語なんだなって思う。

2019-05-26 21:27:10
こば@語り用 @385_mnkd

負けは辛い、去っていく人を送るのは寂しい、それでも後に残って進んでいくものがあって。いい話だよなあ… #いだてん

2019-05-26 21:28:03
こば@語り用 @385_mnkd

三島天狗の、口を開いた途端にぱっと場を明るくする力は健在で、でもなんというかな。目が優しいの。現役じゃなくなった人が、後進を見る目なの。足が痛むのかい、は引退した人だから気づけて気遣える優しさなんじゃないかと思うんだ。 #いだてん

2019-05-26 21:32:22
こば@語り用 @385_mnkd

戦っている僚友だと「勝ちたい」気持ちに寄り添いがちに思う。事実スヤさんは「必ず勝ちます」と言って送り出す。何のために努力を重ねてきたか、互いに知っているし無理の期待値も知っている。その為にメンタルも合わせている。三島天狗の優しさは、半分だけ外の人だからと思うのです。 #いだてん

2019-05-26 21:39:48
こば@語り用 @385_mnkd

スヤさんで言えば、選手団にちゃんと「結婚しました」と告白できててよかったな。「池辺と申します」と切り出す前の一瞬のためらい、「あなたが!」という野口にやっぱり安心したところがあったと思う。というか見てる方で安心した。野口、いい奴だな…トクヨさんもそりゃ惚れる…。 #いだてん

2019-05-26 21:47:04
こば@語り用 @385_mnkd

前に結婚の噂と詮索をしていたときも思ったけど、仲間内はごく普通に恋愛結婚を想定しているんだよね。トクヨさんも見合い話だと言っても家より個人の人生を考えてのお話で、だから断れる。四三さんの結婚は本人の意思を尊重しつつも家の話だった。地方と都市、時代の流れを思う。 #いだてん

2019-05-26 21:53:41
こば@語り用 @385_mnkd

永井さんの引退、寂しいけど永井さんが先に引退しなければ、多分嘉納先生引退という概念自体が浮かばないと思う。柔道での話し合い、自費のアントワープ渡航、四三やトクヨとのやりとり、今回全編に亘って永井さんはかっこよかった。 #いだてん

2019-05-26 21:57:57
こば@語り用 @385_mnkd

50年後、100年後の選手たちがスポーツを楽しんでいてくれればいい、という嘉納先生の述懐と三島天狗の天狗倶楽部式応援とで、もう一度1話の「それは楽しいの?楽しくないの?」に戻ってきたところがある。再度の主題の提示。スポーツとは、五輪とは、体育とは。 #いだてん

2019-05-26 22:01:57
こば@語り用 @385_mnkd

なお永井さんがかっこいいと、嘉納先生がかわいくなるシステムについては一考の余地がある。 #いだてん

2019-05-26 22:15:23
こば@語り用 @385_mnkd

そしてわからないところへ行ってみよう、だった嘉納先生と四三さんの五輪のはじまりと違って、まーちゃんは絶対の信頼を置いていた憧れの選手と泳法が一転地にまみれる屈辱から五輪の理解を始めることになる。水泳編へのバトンが、こうやって渡されようとしているのか。 #いだてん

2019-05-26 22:08:29
こば@語り用 @385_mnkd

同時に絶対ない筈だった女子スポーツの姿を、敗北の傷心で何もかも無くした気分の四三さんが見るのはもうひとつのスポーツの世界の幕開けでもある。四三さんは「黎明の鐘」として切り開いていくのがよく似合う。 #いだてん

2019-05-26 22:12:48
こば@語り用 @385_mnkd

女子スポーツが度々体質、形質を根拠に否定されていることを考えれば、女子スポーツの幕開けにパラスポーツを重ねて見ていくこともできるよな、と考えてもいる。 #いだてん

2019-05-26 22:22:53
二塁 @atohz_chiri

@385_mnkd 日本でも1964五輪でパラがあるまで、障害者は人目につかぬよう家族が隠す事が多々あった話を、シマちゃんへの「女子が走る姿なんてみっともない」で思い出しました。五輪とスポーツがようやく市民権を得たら、また次の重い扉がそびえている。数多の属性にまたがる人々の闘いを追う大河ドラマですよね…

2019-05-26 22:37:33
こば@語り用 @385_mnkd

@atohz_chiri そうなんですよ「みっともない」。まだパラスポーツをスポーツでなく福祉の視点だけで捉える見方も残ってますよね。「いだてん」過去の話が過去だけでなく今の実感に結びつけやすいのは、次また次の扉と戦う物語だからでしょうね。ああ、大河……!

2019-05-26 22:47:13
こば@語り用 @385_mnkd

トクヨさんは舌鋒鋭いけど、彼女が声を張る一瞬前、怒号と乱闘に塗れそうな場をきっちり見渡している。彼女が声を張り上げることで結果として場は静まった。先生なんだよなあ。そして数字だけ見て非国民がと声を張り上げる記者は、彼女の尻馬に乗ることすらできない。理解が及ばないからだ。 #いだてん

2019-05-26 22:34:00
こば@語り用 @385_mnkd

トクヨさんの求める敗因の分析、五輪偏重の責任について、結局「完走は立派な成績」と切り返すことができるのがスヤさんなのも趣深い。的確な返答があって初めて質問の行為に意義が出る。まとめる永井先生は地位もあり、トクヨも選手団の奮闘も知っている。ポジションの、適切さがいとしい。 #いだてん

2019-05-26 22:40:46
ぬえ🦅 @yosinotennin

スヤさんの啖呵も、男達へのねぎらいも、義母・幾江さんにそっくりだ。薫陶とはこういうことか #いだてん

2019-05-26 20:42:07
こば@語り用 @385_mnkd

これがまた好きなのよ。<RT 「出ましょうか」と気遣う実次の横で一点をきっと見据えている姿、啖呵のタイミング、「うちの人」の所の若い人の労い方。似てくるところが素敵さを増す、スヤさんと幾重さんの良さ…。

2019-05-26 23:08:25
こば@語り用 @385_mnkd

手紙が「スヤどの」になったらふいっと先を見ずにスヤさんに渡す幾重さん、ついでのように神棚に手を合わせる姿、そしてまたそんな大事な話を相談なく!と思いながらすぐには幾重さんに言わないスヤさん、池部家の良さですね…。 #いだてん

2019-05-26 23:11:55
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