創作みたいな事「ダイアクロン」

ヴィックル @metai53

「あなたは絶対に許せない…母の仇を討たせてもらうわ‼️」 「翼を…いや君の母を手に掛けたのは俺じゃない‼️君は俺の…」 (愚かな奴らだ…せめてもの情け、娘の手であの世に行け)

ヴィックル @metai53

「黒崎さん、あなたの奥様は異星人…侵略者によって派遣された工作員です」 「何を馬鹿な事を、そんな話が信じられるか‼️」 「嘘ではありません。早く奥様…翼さんを止めないと多くの命が失われる」 「何…だと⁉️」 「黒崎さん、あなたの力を貸して欲しい」 「…お前達は何者だ」 「私達は…」

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「この任務が成功しないと翔が…」 「翔は必ず助ける。だから翼、馬鹿な真似はやめるんだ」 「彼等はこうも言ったわ『任務が成功すれば故郷に帰してやる。家族三人で静かに暮らすがいい』と…」 「俺に仲間を…地球を裏切れと言うのか」 「奥さん、その約束は嘘ですよ…何故なら」

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「…あなたの故郷はすでに滅んでいます」 「…嘘」 「あらゆるエネルギー資源や物資を根こそぎ奪われ、一方的な攻撃を受けて…」 「嘘よ！何故あなたがそんな事を知っているの？」 「私はこの目で見ました。ひとつの星が滅びる姿を…」 「あなたは何者なの？」 「私は…」

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「私は、かつてワルダー軍団にいた宇宙傭兵です。私はあなたの星で起こった『暴動』の鎮圧に駆り出されました。しかし実態は、戦う術を奪われた住民への一方的な攻撃でした…」 「そんな…」 「恨んで貰って構いません。私があなたの故郷を滅ぼすのに加担したのは事実ですから…」

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「ふぇぇぇ黒崎さ～ん、敵に囲まれちゃいましたぁ‼️」 「オイ、お前らノブまで巻き込んだのか？」 「彼はあまりにも事情を知ってしまったので…。しかし彼、良い腕をしてますな」 「あいつ射撃は天才だがトラウマがあってな…」 「黒崎さんこれを使って下さい」 「これは⁉️」 #ダイアクロン pic.twitter.com/eTsWAPvGEO

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「バトルコンボイ…にしては小さいな」 「諜報部が隠密作戦用に開発したブラックコンボイです。バトルコンボイよりやや非力ですが機動性は勝っています。」 「ここは俺が引き受けた。お前達は施設を守れ‼️」 「了解‼️」 「行くぞぉ‼️」 #ダイアクロン pic.twitter.com/04S7SKJWkT

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「お前らの基地は何処だ？」 「黒崎さん、ワルダロイドは口を割りません。奴等の頭脳をハッキングして割り出しましょう」 「た…大変です‼️翼さんが…」 「翼がどうした？」 「戦闘のどさくさに紛れていなくなってしまいました‼️」 「何⁉️」 #ダイアクロン pic.twitter.com/c5yijKmPnS

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「あなたごめんなさい…翔を助けられなかった…」 「もういい喋るな」 「今まで騙していてごめんなさい。でもあなたと過ごした日々は本当に幸せだった…」 「ああ俺もだ」 「お願い、必ず翔を助けて…あの子は私達の希望」 「俺達の娘だ…必ず助け出す」 「ありがとう…」

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「黒崎さん、あなたにお願いがあります。我々の隊長になって頂きたい」 「俺が隊長だと」 「異星人である翼さんを愛したあなたこそ我々の隊長に相応しい」 「必ず娘さんを助け出しましょう‼️」 こうして特殊部隊「エイリアンハンター」が結成された。

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「コマンダー翔、貴様の使命は何だ」 「私の使命は、邪悪な武装集団ダイアクロンに支配された地球を解放する事」 「そうだ、ワルダー軍団は地球を解放する為に戦っている」 「総てはキングワルダー様の理想の為に！！」 『あの赤ん坊がここまで成長するとはな…強化人間計画使わせて貰うぞ』

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登場人物紹介 黒崎陸雄 宇宙に旅立つ事を夢見てダイアクロンに入隊 再びワルダー軍団との戦いが始まった際に多大なる戦果を挙げる。 配属先の基地近くの飲食店に勤める女性翼と知り合い交際ののち結婚。 だがこの結婚は周りからは祝福されるものではなかった…。 pic.twitter.com/kC2lInkWAC

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黒崎は、それまでの経歴を否定されるような転属を命じられる。 広報部イベント課…市民達との交流を通してダイアクロン隊への理解を得る為の広報活動 事実上の閑職 …翼の素性は疑われていたのだ。 だが黒崎は与えられた任務を遂行し成果を出して行った。

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戦いから離れた日々の中、娘翔が産まれ黒崎と翼は幸せだった。 この平穏な日々は、いつまでも続くものだと思っていた…。 そんなある日、翼と翔が姿を消す。 茫然とする黒崎の前に諜報部が現れる。 この日を境に黒崎の平穏な日々は終わりを告げる…。

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黒崎翼 黒崎陸雄の妻であるが、その正体はワルダー軍団に支配された惑星の住人 かつてはエネルギー資源と自然環境に恵まれた平和な星だったが、ワルダー軍団の侵略で地獄の星と化した。 あらゆるエネルギー資源は奪われ自然環境も破壊され住人達は過酷な労働を課せられた…。

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そんな日々の中、優秀な人材として選抜された数人の中に翼はいた。 地球人類に近い種族である彼らは、工作員として地球に派遣された。 政財界、軍事、芸能スポーツ等あらゆる分野に工作員は潜り込み暗躍した。 翼が派遣されたのは、あるダイアクロン基地近くの飲食店 そこで翼は陸雄と出会う

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諜報部調査員 黒崎陸雄の元に現れた調査員で過去にワルダー軍団の宇宙傭兵だった人物(名前はジャック) 黒崎翼の故郷の星の殲滅戦に参加させられた過去を持つ ワルダーの非道さに脱走を決意 仲間と宇宙船を奪い、僅かな生存者と共に逃亡し地球に流れ着く 地球に亡命後、諜報部調査員となる

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火野信人(通称ノブ) 閑職に回された黒崎の部下 頼りない風貌だが、かつては射撃の天才と称される程の隊員だった。 過去のある出来事からトラウマを受けたのが原因らしい。 一連の事件を知ってしまい諜報部から強制的に協力させられる。 よく鳴き声をいうが意外と図太いところあり

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俺達エイリアンハンター隊は、ワルダー軍団によって家族を奪われた者達によって結成された事となっている。 それは表向きの話だ。 実際は、ワルダー軍団に故郷の星を奪われた異星人が中心となっている(この事は極秘とされている) だがそんな部隊にも地球人はいる。 俺もその一人

ヴィックル @metai53

この日、俺達はワルダー軍団の秘密基地に奇襲を仕掛けた。 数々のテロを支援してきた拠点だ。 ここを叩けば奴等のテロ活動に打撃を与えられる…筈だった。 「隊長～もぬけの殻です‼️」 「ワルダレイダーは囮のようですな」 俺は妙な胸騒ぎを感じた…。 #ダイアクロン pic.twitter.com/rRbeSRyJ1Q

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「コマンダー翔、この戦闘はお前の能力テストに過ぎない。無茶はするな」 「わかっている。全てはキングワルダー様の為に」 あの黒い機体…あいつは！！ #ダイアクロン pic.twitter.com/OICxOi30EJ

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「そんな地べたを這いずるような機体で私に勝てるものか‼️」 「こいつ今までの奴とは違う…強い」 #ダイアクロン pic.twitter.com/56oAx0gYd8

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「くっ、こんな時に体が！！」 「コマンダー翔、これ以上の戦闘はお前の体に多大な負担をかける」 「データは充分取れた。撤退する」 「…見逃してくれたのか？」 これが俺の悪夢の始まりだった…。 #ダイアクロン pic.twitter.com/vKKFkNQDHJ

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炎に包まれる街 逃げ惑う人々 破壊の限りを尽くす黒い巨人 『…やめろ』 黒衣の戦士が一人の女性に狙いを定めた。 『やめろ…母さんに手を出すな！』 「コマンダー、どうしました？」 「…夢か」 「出撃です。ご準備を」 「わかった。すぐ行く」 私には過去の記憶がない あるのは…。

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格納庫に華やかな軍服を纏った女性達の姿があった。 彼女達が仕える王は、ワルダー軍団に協力する事で今の地位を築いた。 王は自分の側近達に「貴族」という特権を与えた。 彼女達の多くは、その息女であり「騎士」と呼ばれる軍人である。 「そこの貴女、隊長のところに案内しなさい」