編集部イチオシ

オラに怖い話を分けてくれ~SeasonⅡ~

食欲! 睡眠欲! 怪談欲! 一体誰が教えてくれたかも分からない怪談の数々。 六月の蒸し暑さのお供にどうぞ。
怖い話 怪談話 人文 ホラー 怪談
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🐘おふろ🐊 @ofuro13
風呂屋の実話怪談目安箱 docs.google.com/forms/d/e/1FAI… 名前を変えて復活しました。 あなたの実話怪談、聞かせてください。

約一年半の時を超えて第二弾、沢山の投書ありがとうございました!
今回ツイッターの方で紹介した元ツイートの検索が困難だったため、投稿フォームから直接の引用(原文ママ)となります。
なお、各エピソードのタイトルは私が勝手につけました。
半永久的に怪談募集しております。

※無断転載はご遠慮ください
※内容に問題がある場合、報告いただければ速やかに削除いたします

足を引きずるお婆さん
はじめまして。まとめとても楽しませていただいたので、私も少しだけ 。私はアパートの2階、廊下のどん詰まりから一部屋となりに住んでいます。夏は暑いので廊下に面した台所の窓を開けているのですが、びっこをひきながら階段を上がってくる音が聞こえて、「誰か来たんだ」と思っていたらしばらくして、開けていた窓に真っ黒な影のおばあさん(真っ黒なのになぜかおばあさんにみえた)が通りすぎていったんです。うちを通り越して奥の部屋にいくのかなーと思っていたのですが、隣の家からインターホンも扉を開ける音もしなくて、おかしいなと思って隣の部屋のほうをみたら誰も居ない。隣の部屋のは一月前に空き部屋になっているので、隣の部屋にも訪ねてきた訳じゃないのに気がついてからすっごい冷や汗かきました。こわくなくてすいません。

足、見えたよね?
もうひとつ、不思議な話を。小学生のころ親の運転で峠道を越えて塾に通っていたのですが、真冬のある日に足首から下だけの草履をはいたたくさんの足が見えたんです。普段たくさんお喋りして帰るのですが、その日は一言も喋らず、家についてから怖いもの大嫌いでこわい話もしない親と二人で「足、みえたよね?」と。

変質者の手
初めまして、棘拝見したので投稿させていただきます。唯一の体験と言って過言ではないのですが、実家の風呂場で髪を洗っていて、ふと窓の方を見たら20から30センチくらいの大きな紅葉のようなものを見ました。その時窓は閉じていましたが鍵はかかっておらず、また実家の周りに木はないので「変質者の手だ!」と思い咄嗟に鍵を閉めました。後から思うと、変質者であれば窓に張り付くように手だけが見えているのはおかしいこと(覗く目やカメラなどを持っているならまだしも)。風呂場の窓なので高い位置に設置されており、手はその上辺ギリギリにあったこと。初め紅葉だと思った手の色のこと。さらにその手首は真横から伸びていたこと。そもそも風呂場の窓なので格子がはめられていて、あまりしっかりした手だと隙間に入らないなど、辻褄が合わないことがたくさんありました。その話をいた父がガッチガチに目隠しを拵えてからは見たことがありませんので、やはり不審者だったのでしょうか。

深夜零時の女の子
こんにちは。先ほどはすみません。不慣れなもので内容を書く前に送信してしまいました。まだ怖い話は募集しておりますでしょうか。これは私の体験談なのですが、夜行バスを待つ途中に駅のトイレに入り、洗面所で手を洗っていたところ隣の洗面台にピンク色の服を着た小さい女の子がいたのですが、その子は洗面台に手を伸ばしたままピクリとも動かないのです。私はなぜかその時この子は子役でマネキンの練習をしているんだと勝手に自己完結してトイレから出たのですが、その後一緒にいた友達に、もう夜中の12時前なのにあんな小さな女の子がいるなんてね、と話をしたら友達はそんな子はいなかったけどとキョトンとしたのです。友達は洗面台向かいの一面鏡張りの場所で身だしなみを整えていたので、見えなかったということはありません。そのことを話した後はどちらも怖くなって女の子がいたか、確認せずにトイレから逃げてしまいました。しかし今思えば確かめに行けばよかったなと思っています。

無断使用
怖い体験などを募集されているとお聞きしたのでド級ビビリの私が体験している話を書かせていただきます。私の自室はラップ音のようなものがよく鳴る部屋なのですが、ある夏部屋に置いていた人形が動くオルゴールが突如鳴り出した時は泣きました。最近は突然パソコンが起動します。流石に慣れました

プールの先生
母から聞いた、私が小さい頃の話です。 当時私はプール教室に通っており、その教室では年に数回、生徒たちの練習風景の写真をサンプルとしてロビーに貼りだし、保護者に売っていました。母が私を迎えに来た時に、ある写真の周りに人だかりができており、気になって近づいたところ、私の写真だったそうです。 写真は、教室指定の水着を着た私で、その胸から水着と同じ柄の大人の手がニュッと突き出していたそうです。 母は慌ててネガごと写真を引き取りお寺に持って行き尼さんに見てもらったところ、男性の先生がバイク事故で1人亡くなっており、手はその男の先生のものだったそうです。 悪いものではなく、子供が好きで見守りたいだけ、お守りになるから持っていなさい、と言われたそうなのですが、気持ち悪くてお寺さんで引き取ってもらったそうです。うちでは時々心霊写真や心霊現象がおきます。

君も幽霊ならラップできるだろう?
怪談なのかわかりませんが、物凄い引き寄せ体質らしく夜運転していて迷った先が有名な心霊スポットだったり住む先々が事故物件だったりします。ちなみに今住んでる場所は元神社らしく、昼でもラップ音、空耳等々がすごいです。

女が来る
そろそろ送り過ぎて怖い話の持ちネタが無くなってきたのであまり怖くない話です。数年前、1人のフォロワーがいきなり画像をツイッターに投稿しました。それは何の変哲もないビルの写真でした。私は訳がわからなかったので首を傾げていたのですが、その画像を見た他のフォロワーが次々と悲鳴のようなツイートを投稿し始めました。中には早く画像を下ろすよう懇願している人もいました。私のように、皆が何に騒いでいるのかわからない人もいて、TLが混乱状態になりました。どうやら騒いでいる人によると、ひどい形相をした長髪の女性が写っているらしいのです。そこで、画像をツイートした人が面白がるように「これ、通ってる予備校のビルなんだけど、今朝飛び降り自殺があったんだ」と言いました。あまりに不謹慎であるという指摘と実際に具合が悪くなった人、実際に写っている女性が写真を見た人のところまでいってしまったなどという騒動が起きたことで、その人は画像を削除しました。女性が来たと申告したのは三人ほどでした。窓を叩きながら、部屋の外から中をじっと見ていたらしいです。そのうちの1人は翌日になっても体が重く、母親から「おまえ、何をしてそんなものを引き付けたの?」と言われたようです。私には何も見えず何も起こらず、何か起こっている人たちもツイッターの向こう側。今となってはどこまで信じたものかという気がしますが、リアルタイムで追っていた時はただ増えていく悲鳴ツイートにおののきました。

機械音痴
こんばんは、以前引き寄せ体質ですとここに書きおふろさんに同棲したいと言って頂いた者です。最近起こった話を1つ聞いてください。職場での話です。昼間に内線がかかって来て私が取った所、上司から「何やら機械のミスで君たちの出勤時間がわからない、教えてくれ」と言われました。私は自分の出勤時間を伝え、もう1人のバイトさんは休憩中なので折り返し連絡すると言いました。その後バイトさんが休憩から帰って来たので先程の話をし、連絡をするようお願いをして交代で休憩に上がりました。私が休憩から帰って来るとバイトさんが「電話したけれど上司からそんな電話してないと言われた」と言われました。 私は一体誰と話したのでしょうか……? (なお職場はお寺3つに囲まれている立地でこれ以外にも霊障がビシビシ発生してます……)

お連れ様
RTでまとめを拝見した鍋民です!わたしが某ファストフードで働いていた時の話です。ドライブスルーで「チーズバーガーセット1つ。」という男性のオーダーを受け、以上でよろしいでしょうか?と尋ねると「同じものもう1つ」と女性の声が。同じものを2つ用意し、会計口で料金を伝えると「俺そんなに頼んだかな?」と言われました。不思議に思って助手席を除くと、そこにはおそらく営業で使うであろう資料の山。人が座れるスペースもなく、1人で来たとのこと。「同じものもう1つ」と言った女性が誰だったのか、未だにわかりません。

見ている
不気味だなと思ったお話を。数年前なのでうろ覚えなのですが、どの角度から見ても目が合う作品?ってあるじゃないですか。私は目が合うってなんか気持ち悪いなと思っているんですが、他校に通っていた仲のいい友人がある時「学校のポスターと目が合う」とか言い出したんですね。確か「そりゃ見てたら目が合うでしょ…」なんて思ったんですよ。ただ「どこから見ても」「他の子はそんなことないらしい」みたいなことを言っていて、とても素直な子で嘘を言うような子でもなく、会ってその話題を出して見た際にも顔色が悪くなっていたんです。なるべく見ないように過ごしたらしく、結局一定期間が経ってそのポスターは剥がされたようなのですが一体何だったんでしょうかね。これで彼女が嘘をついていたらさすがに演技が上手すぎるなと思ったので…。

うるさい
さっき混線とかいう話が出てたので思い出したネタです。昔昔、私が新耳袋にはまっていた頃のことです。妖怪やら怪談やら好きな友人がいて、ある晩、ちょうど読み終わったばかりの新耳袋の内容について友人と携帯電話で話していました。今時のラインはどうなのか知りませんけど、当時はスマホなるものが誕生するずっと前。携帯電話で通話をしっていると混線するのはままあることでした。ただ、それが、よりにもよって新耳袋の話をしている時に起きたのです。男の声でした。とてもはっきりした声でした。「うるさい」この一言だけです。その一言が、私の耳をぶん殴ろうとでもいわんばかりにはっきりと聞こえました。通話中の友達の家族は父を亡くしているため女性しかいません。どう考えても混線です。でも、なぜ今……。恐ろしくなってしまった私は、適当なことを言ってすぐに友人との通話を終了しました。友人は、まったく混線せずふつうに私と話していたそうです。

撮影禁止
カメラ付き携帯が出始めた時の話です。購入してテンション上がった父が家のなかで試し取りをして回ったのですが、押し入れ付近を撮った際に白い丸、オーブが写ったんです。他のところを撮っても映らない。押し入れ付近でだけ写る。父は面白がって何枚も撮る。そのせいでしょうか、その一ヶ月後に携帯のカメラ機能は早々に壊れました。

正座の女
もういらないかもですが。幼い頃、家族でならんで寝ていたときにふっと目が覚めて、目だけで周囲を見たら枕元に母が正座してたんです。まぁた洗濯畳みながら寝たんだなーでもそのうちちゃんと横になるでしょって寝返りうって横見たら全員いるんですよね。家族。誰なんですかね。親族の間じゃそこにほぼ閉じ込められてた、祖母に虐められてた曾祖母説が濃厚ですが。

暗峠
数年前、当時の彼氏(よく視る人)と日中に山道ドライブしてた時の話です。途中で急に周りの景色がファンタジー作品の中華風?みたいな建物が立ち並ぶ道を通りかかったのですが、人の気配も無く雰囲気もおかしくて気持ち悪かったので二人して黙ったまま通り過ぎ、その日は一切その話はせず終わりました。しかし数日後に「あの日あそこで見た景色ってどんなのだった?」と訊かれ上記の景色を伝えると「俺も同じ景色を見た。でもストリートビューで確認してもそんな景色の場所は無い。あれから確認しに行ってみたけど、一本道だから道を間違えようがないのにそんな景色はどこにも無かった」と言われ、もしかしたら異世界に迷い込んでたのかな…と。もし宜しければ『暗(くらがり)峠』で検索してみてください。

»暗峠とは

心眼
ちょっと不思議な話を。行者さん?霊能者さん?にお祓いうけにいった際に、開口一番「お嬢さんは胸痛めてるのかい?」と言われたことがあります。前日に体育でボールをぶつけて痛かったのでありますが、特にかばってる訳でもなく。不思議な力を持ってる人は本当にいるもんだなぁと思った経験でありました。

もう満員です
私が見た、とかそういうものとは違うのですが。私の通っていた大学にも宗教のダミーサークルがあり、仲の良かった友達が言いくるめられてそのダミーサークルに入ってしまったこともあって私も興味本位で支部の建物についていったことがありました。見た目はごく普通の一軒家です。ダミサのOBが金を出し合って買った一軒家だそうです。一歩入った瞬間、なんともいえない違和感を覚えました。なんだかよくわからないのですが、あまりにも全体がクリーンな感じで、何もいない、と感じました。じゃあいつもは何かがいるのかよって話なんですけど、別にいつもだって気配は何も感じていないのですが、こんなに空気が違うのは初めてでお話も半分以上頭に入らなくって、すぐに逃げ出してしまいました。少しして、別のサークルでそのダミサの話をした時に、後輩が「僕も興味があったのでその家まで行きました」と言い出したので、「あそこ、空気が全然違うよね。なーんにもいない感じ」と言ったんです。すると、その後輩は言いました。「違いますよ先輩。あそこはいないんじゃないです。いるんです。もう家の中いっぱいにぎっしりいるんです」何が?って聞いたけど、答えてくれませんでした。

裸足の少女
暗峠の話を投稿した者ですが、後日知り合いから「戻ってこれて良かったね」と言われた時が一番ゾッとしました。あの辺一帯、昔から呪術やら密教やら修験道やらがひしめき合ってるので歪みが発生しやすいのかなと思ったり。これだけでは何なので小話を。中学の頃ある日の下校中、真冬なのに半袖にスカートで裸足の5才くらいの女の子を見かけました。そのまま通り過ぎたのですが、未だにあれが生きてたのか死んでたのか分からないし、どちらにせよ嫌な気持ちになります。

這い寄る影
はじめまして。怪談というほどの話ではないのかもしれませんが、誰かに私の感じていた恐怖を知ってもらいたかったので、書かせていただきます。 少し前にTwitterで、「幼いころ走る車の外に並走する何者かの存在を感じていた」という旨の新聞記事が呟かれ、バズったのを見て思い出したのですが、私は小さいころ、走る車から外を見るのがとても怖かったのです。自動車だけでなく、電車や自転車も、「体長15cmくらいの黒くて悪いものが横にいる」という理由で、走っている時に横を向くのが、とてもとても怖かったです。幼児特有の想像と現実がごちゃ混ぜになっていただけかもしれません。けれど、確かに幼かった私は祖母の乗る自転車の真横を小さな影(絵本によく出てくる悪魔に似ていました)に、異常なほど怯えていました。別に何をするわけでもなく並走し、止まれば消える存在でしたが、とにかく「目に入るのも恐ろしい」という意識でした。また、特急列車や新幹線に乗った際にも常に窓の外にいたはずですが明るいうちは姿が見えず、ただ「トンネルに入ると窓をすり抜けてこちら側に来てしまう、見つかってはいけない」という強迫観念のような気持ちがありました。トンネルに入るたび、窓の外から見えない位置に逃げていました。これらの恐怖は、年齢が二桁になるころまでありました。今となっては私自身すら、想像の産物だったと思うことがあります。今はもう走る車の外も自転車の脇も怖くありません。でも、今でもトンネルに入った時の車窓を見るたび、あの恐怖を鮮明に思い出します。長々と訳のわからない話を書いてしまい、申し訳ないです。このような機会を与えていただき、ありがとうございました。

誰かの部屋
これは私が小学校四年生のときのお話です。やんちゃが過ぎたあまり左足を骨折してしまい、断固として拒否したのですが2ヶ月ほど入院することになりました。地元では1番大きい病院で、増設され旧棟と新棟で待合室や診察室を挟んでいるような病院です。大衆部屋が空いていなかった為に旧棟の個室を宛てがわれ、本来は認められないのですが幼い為か母親が同室で寝泊まりすることを許可されました。入院し半月も過ぎた頃、面会時間が1時間程早まりそれに伴い待合室などの消灯時間も早まりました。大々的な広報が無かったのであまりこの事を知っている人はおらず、一旦家に帰っている母親を私は待合室近くの正面玄関前のイスで待つことにしました。気を使って職員の方が1つだけ灯りを付けたままにしてくれたのですが、それがかえってさすが病院!雰囲気でるなぁ…と思ったことを覚えています。母親を待っている間にジャンプやサンデーを読みつつ、面会に来ていた人達を何人か裏口から案内してあげたりといい事をしたな〜と得意げになっていたらコツ…コツ…と足音が聞こえてきました。もう見回りの時間?と顔を上げると誰もいません。なので視線を本に戻したところまたコツ…コツ…と足音が聞こえました。また顔を上げると誰もいません。そもそもこの病院の看護士の方達はナースシューズを履いており、キュッと音がなってもコツコツといった音はしないのです。病院ってよく聞くけどまさかなと思いつつまだ途中の頁に視線をずらすとまた足音が聞こえてきました。今度はコツコツと。そこで気付いたのですが、この足音は待合室のイスの間を奥から確かめるように回っていました。足音のする方を見ると誰もいません。なのに足音が止まらないのです。こちらに近付くにつれ段々足音が早まり、あともう少しで私に触れられる距離というところでバンッ!と大きな音がしました。その音がした方を驚き見やると、鍵が閉まっている為に入れず開けて〜と正面玄関に張り付いた母親がいました。私はあっち、と裏口を指差し母親を招き入れその後いつものように過ごしたのですが、今でもふと思う時があります。もしあの時母が来ていなければどうなっていたのだろうかと

先程のお話、退院した後に母に伝えたところ「なんで平気でいられるん!まずあんな所一人でいられんよ頭おかしいわ!」と言われました。幼い頃はそういった体験が多かったのであまり怖く思えなかったのもあります。そういえばこれは蛇足なのですが、私が入院していた個室、何故かあの後利用されていないんですよね。

蹲る女
連投すいません。先ほど小さくて黒い悪いものの話を書かせていただいた後、togetterを拝見して思い出した話があるのでもう1つ。最後の方のページにあった「土下座した女性?の霊」を見たという話によく似た話を、高校の生物の先生から聞きました。その先生が言うには、仕事帰りに最寄り駅の近くのコンビニに行こうとしたら、進行方向の歩道の真ん中で土下座をするように蹲った女性がいて、でも何故か急病人だとか思わなかったそうです。別の方の話のように髪が広がっているという訳でもなく、ただ「異様だ」という雰囲気がどうしても駄目で迂回してコンビニに行き、帰りも遠目にそのまま蹲っている女性を見て帰宅したそうです。ところで私はこの先生と地元が近く、その女性がいたという道も週一で通るのですが、そこはどんな地図にも必ず載る大通りで、どんな深夜だろうと車も人もいるはずなのですが、私は先生以外から「その歩道に女が蹲っていた」という話も「そこで死んだ人がいる」という話も、ましてや「夜更けに大通りの横の歩道で蹲る人がいる」という話を聞いたことはありません。最初に聞いた時は近所に幽霊が出るなんて…と不気味に思いましたが、今では少し、それは先生にしか見えない、あるいは先生に憑いていた霊なのではと、思っています。またしても長々と失礼しました。

眠るⅠ
うちの家は鰻の寝床って言うんでしょうか、京都にあるような奥に細長い造りになっています。でも高級な家じゃないので部屋数で言えば2階には2部屋しかないんですけど。手前の部屋には階段と自分たちの寝床があって、奥の部屋には仏壇と父親のベッドがあります。前置きが長くてすみません。夏のある時、父親が不在だったので、今夜は仏壇にあるベッドで寝ようと思いました。たまたま昼寝をした時に気づいたんですけど、なぜかそのベッドは自分の寝床よりも幾分涼しい気がしたんです。手前の部屋にいた妹に声をかけて扉を締め切り、私はベッドへ転がりこみました。父親はいつも豆電球を付けて寝ていましたが私は消灯派なので、いつも通りに電気を消して目を閉じました。ウトウトし始めた頃、なんとなく声が聞こえているのに気が付きました。隣の部屋の妹か、薄壁なので隣人のテレビだろうな、と思っていたんですが、段々と吐き気が増して来るように感じてきました。その頃には声らしきものはハッキリとした笑い声になり、遠かったものがすぐ側で聞こえていました。「気のせいだ、気のせいだ」と心の中で唱えながら耐えていましたが、ついに子供の声で一言。 「髪の毛、引っ張ってみる?」 もう寝ている場合じゃない!と必死に妹を呼びました。目は怖くて開けれませんが、2人の子供がベッドに手をかけてこちらを見ているような気がして仕方ありません。気持ち悪いわ怖いわでもうダメかもしれない、と思った瞬間。妹が扉を開けてくれました。私は結構な勢いで叫んだつもりですが、妹曰く「うなされててうるさかった」そうです。それ以来、そのベットで寝る時は灯りはすべて消さないようにしています。おしまい。

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