長谷部治のロンガーザンフォーエバー(2011/05/16深夜ラジオ福島)
- alpinepirozhki
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10年後の未来、という行政の計画などもあるが、なかなかそこまでいかない。読めても1か月先。処理できる情報の量はたかが知れている。半歩先を読むこと以上のことはおごりじゃないか。10年後は行政やプロの方にお任せして、1か月先の生活を予測できれば満点。 #hasebeltf
2011-05-16 01:45:03物資って、足りてるんですか?→非常に難しい話。量としては足りている。物資を大量に送ってもらったが、それを配送するシステムがない。県庁も市役所もトラックを持っていない。被災者の元に届くはずがない。倉庫のプロでもない。 #hasebeltf
2011-05-16 01:46:43倉庫ってものすごい専門職。突然担当になった行政の職員ができると思われているが、できるはずがない。10トンのトラックが入っていける道路がわからないケースも。路地で入れないこともあった。 #hasebeltf
2011-05-16 01:48:12行きにくいところには物が届かず、そういう避難所から見れば物が届かない。幹線道路に面したところには山ほどある、という状況が生まれた。 #hasebeltf
2011-05-16 01:48:56日通やクロネコヤマトなどが一部市町村に入ってお仕事されたが、本来やはりプロの仕事。現在も足りているところは足りている。足りてないところはまだ足りてないだろう。2か月経って余計に難しくなっている。 #hasebeltf
2011-05-16 01:50:21足りないからと言って配ることがいいのか?という時期になってきている。周辺でお店が開き始めているときに、配ることでその経済活動を阻害してしまうこと。一方で仕事を失ってしまいもらえるものは…という状況もある。物を配ることの見極めが難しくなっている。 #hasebeltf
2011-05-16 01:51:21義援金を早く配れるといい。過去例を見ないほど義援金が集まってきているが、個人にわたる金額で見るととても満足いく金額にはならないと思う。生活を立て直すのに満足いく金額にはならない。 #hasebeltf
2011-05-16 01:52:06阪神からチャンネルを切り替えないといけないこと。被災者と避難者という人がいること。被災者に対する支援の方策と避難者に対する支援の方策を全く同じに考えていたら失敗する。心理の状況もまったく違う。 #hasebeltf
2011-05-16 01:52:55福島だからと言って差別されるということがニュースになっているが、それが当たり前になっているならニュースになっていないはず。珍しいからニュースになっている。それ以上防ぎたいから伝えているはず。 #hasebeltf
2011-05-16 01:55:00第一次産業がこれだけ立ちゆかないと、それに付随する商売の人にも大きな影響が出てくる。経済に口をだすのは行き過ぎと思うけど、ボランティアが現地で食べて飲んでお金落として帰りましょう、ということ。 #hasebeltf
2011-05-16 01:56:06阪神のときには家を大事にした。お店への支援を後回しにした。商売は自分らでやって、困っている人が先、という感覚。でもあれは間違っていた。特に家族でやっているお店やコンビニも個人商店のようなものだった。自分たちでっていうのは無茶だった。 #hasebeltf
2011-05-16 01:56:53阪神のとき大学生のボランティアで行った2か所目が自衛隊のお風呂だった。あるところでは風呂だけあってお湯がなかった。温泉の湯をトレーラーで運んだ。お風呂に入る仕組みづくりをした。どんなルールを作るか。男湯、女湯。何時から何時まで開けるか。 #hasebeltf
2011-05-16 01:59:35入浴をお手伝いするスタッフがいる時間を作った。お年寄りや障害のある人に「お手伝いしますよ」という時間。社会福祉系の大学だったのでここまでは考えて、完璧だと思っていた。ところが…。 #hasebeltf
2011-05-16 02:00:1670代のおばあさんが「お風呂に入りたい」と一方的にまくし立ててきた。女湯の時間とスタッフがいる時間を伝えた。それじゃダメだ!と言う。困ったおばはんだと思いながら聞き始めると、息子(50代)が知的障害を持っていて、一緒にお風呂に入っていた。 #hasebeltf
2011-05-16 02:01:47広く一般に使える仕組みだけじゃなくて、個別の人に対応できることが必要。ルールを作ってルールに従ってもらえばいいと思っていた。この町で行われていくしくみづくりの中でも、個人をきちんとみないといけない。被災者主体ということ。 #hasebeltf
2011-05-16 02:02:45もうひとつは健康と安全。16年間で何か所もボラセンのお手伝いをしてきたが、その中で3名のボランティアが亡くなっている。働き盛りの方。最初の2人はロシアタンカーの重油流出事故。寒空で活動し、車中泊をしていて亡くなられた。 #hasebeltf
2011-05-16 02:04:05車中泊はよくない。疲れも取れないし、具合が悪くなったときに周りの人が気づかない。ボランティアの身を守るためにも車中泊は辞めた方がいいと思う。もう一人は過敏性アレルギー症候群という病気。活動先できのこの胞子を吸ってそれが肺に入った。 #hasebeltf
2011-05-16 02:04:58被災地を離れて一週間後にアレルギーショックで亡くなられた。ボランティア活動は粉塵に関して危険なのは間違いない。マスクをすることは絶対。活動後に休養を取ることも絶対守ってほしい。ボランティアの安全を守るために。それが被災地の人のためにもなる。 #hasebeltf
2011-05-16 02:06:00福島県民の人にとっても、外から助けに来てくれた人が亡くなってしまうことなんて誰も望んでいない。絶対に次の犠牲者を出してはいけないし、そんな負荷を被災地にかけたくない。 #hasebeltf
2011-05-16 02:06:49日曜日の参加者が少ない傾向にある。土曜日もそうだけど、日曜日もぜひ協力を。女性にできることもたっくさんある。作業を受け入れている家庭には女性もたくさんいる。いかついおじさんばっかり来て安心できるかな?汚れたお皿を洗う作業などもあるはず。 #hasebeltf
2011-05-16 02:09:44足手まといになっちゃうんじゃ…ということはないと思う。男性と同じようにスコップを持つ必要はないと思う。それぞれの役割があるはず。行く先のボラセンのHPを見て集合時間や持ち物など確認を。早すぎず、遅すぎずの時間に。 #hasebeltf
2011-05-16 02:10:59天気予報をきちんと見ること。雨が降ると活動が中止になることが多い。放射能以前に雨天時屋外での活動は危険なことが多いので。雨っぽいなと思ったら一日ずらすことも大切。風が強くて中止なことも。 #hasebeltf
2011-05-16 02:11:52福島県は天気予報当たりやすい。こんなに曜日と天候で調整しやすいところない。能登のときは大変だった。 #hasebeltf
2011-05-16 02:13:22風が強い日はゴーグル必須!!目を開けていられない。スキーのゴーグルでもいいし、作業服のお店やホームセンター、100円ショップでも売ってる。ゴーグル、マスク、軍手(布・皮・ゴムなど複数)、踏抜き防止板のついた長靴。 #hasebeltf
2011-05-16 02:13:46