編集部イチオシ

デスクをめぐる(茂み×混沌)vs. 断捨離

悪名高い朝日出版社酒部(橋)のデスクまわり。そんな中、比類なき晶文社さんの編集Aさんの混沌デスクがあらわに。『絵を見る技術』秋田麻早子さんの美術解説も入り、どんどん茂っていきました。
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絲山秋子 @akikoitoyama

お目汚しに現在の仕事机。 机は汚いけれどPCのデスクトップやスマホにアイコン散らかってるのは無理だったりする pic.twitter.com/bKGdruRPR8

2019-06-12 16:57:16
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秋田麻早子 @laMesopotamie

このデスクを眺めていて気付くのは、手前の豊饒さに対する、画面、壁、カーテンなどの簡素さが生み出す「対比」。また、溢れる物の一つ一つから洗練された趣味が伺われ、画面の牧歌的情景とあいまって、ロココの雅宴画(フェット・ギャラント)を思わせる。ワトーに見られる、現世的な喜びとその儚さ。 pic.twitter.com/YZyEwXi7fX

2019-06-15 17:54:38
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朝日出版社 酒部(サケブ) @asahipress_sake

敬愛する著者や編集者、皆々さまからの反応は嬉しいが、なんと、なんと言えばいいのか。 「こういう時どんな顔すればいいかわからないの」なのか、この曲を聞くのか、どうするべきなのか。 youtu.be/JyCSvtFia1k

2019-06-12 21:26:31
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朝日出版社 @asahipress_com

(営業部・橋のデスクがなにやら繁茂しているようですが、弊社は基本的には端正なはずです。全体的には。多様性は常に構えているので、まぁ。ギャップはこの素敵記事からぜひ。) mikanseisei.hateblo.jp/entry/2017/10/…

2019-06-12 21:36:35
朝日出版社 酒部(サケブ) @asahipress_sake

社の公式アカウントから釘打ちされたので、たのしかったパーティも終演を迎える模様。読点を付けていかないと本にならないから仕方ない。また会う日まで。 twitter.com/asahipress_com…

2019-06-12 22:15:02
牟田都子 Satoko Muta @s_mogura

もう編集者みんな机の自撮り上げてけばいいと思うわ。

2019-06-13 20:22:33
矢萩多聞 @tamonya

@yusukenakaoka 各方面で話題の橋本さんの机。(笑) 医学書院・白石さんによる安藤さんの机との対比も面白かったよね。ちなみにうつりこんでいるのは『偶然の装丁家』の書影ではなく、2014年の刊行記念イベントの案内リーフレットです。(うちにももうないかも…) こんなものまで貼ってあるとは、さすが橋本さん。

2019-06-13 11:22:01
中岡祐介/三輪舎 @yusukenakaoka

本を贈る展では橋本さんから営業用のトートバッグを出品してもらった。しかし、いまこれを見るとこの茂る机そのまま出品してもらったほうが良かったんじゃないかと本気で思う。左側に偶然の装丁家の書影が貼られてるし。 twitter.com/rcdgcdhubeihft…

2019-06-13 09:58:50
秋田麻早子 @laMesopotamie

(橋)さんのデスクの方が好み、という人が多いそうです。バロックより古典派の方が人気がある風潮を、反映しているのではないでしょうか。今はルーベンスがそこまで人気ないのですが、Aさんのデスクはバロック建築のような壮大さがあります。(橋)氏の「茂る」に対し「築く」がふさわしい。 pic.twitter.com/BfGPyLMAR7

2019-06-12 20:49:46
秋田麻早子 @laMesopotamie

こちらの作品は、マティスやドランなどに見られるプリミティヴィズムに通底するものが。しかも、子供がクレヨンで落書きしまくるなど、インタラクションを許容し、作品に内在化させる可能性を秘めている。H氏の作品などと比べ、他所への移築が比較的容易である。作者の人柄の温かみを感じる作品。 twitter.com/yusukenakaoka/…

2019-06-14 11:17:04
秋田麻早子 @laMesopotamie

アートはアトリエで起こってるんじゃない、オフィスで起こってるんだ!

2019-06-13 19:14:11
秋田麻早子 @laMesopotamie

この作品をボナールに例えるなら、単なる形式的な類似ではないかと思われるだろう。しかし、ダイニングテーブルで仕事をするということ自体、室内画をよくしたアンティミスト(親密派)のボナールと響き合う点は多い。ただし、ボナールの机は必ず、モノでいっぱい。作業中のデスクの様子を拝見したい。 pic.twitter.com/rNz4xyG6wy

2019-06-15 18:01:00
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作品社 @sakuhinsha

足元にも及びませぬ。 twitter.com/shobunsha/stat… pic.twitter.com/0HvyE7Yesg

2019-06-12 12:18:01
晶文社 @shobunsha

色んな意味で、自分の城を築ける職場です。晶文社では書籍編集の経験者を募集しています!shobunsha.co.jp/?page_id=179 pic.twitter.com/x2azJ9rWtP

2019-06-10 16:55:56
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秋田麻早子 @laMesopotamie

作品社さんによる緊張感漂う作品。いささか安直かもしれないが、やはりエドガー・ドガを思い起こす。ドガといえば、軸となる骨太な古典的素養と、予想を裏切る構図。すっきりしたデスクと後ろの本棚との間の意外な狭さ、書類のタルみが、現代生活に挟まれ少しけだるい『アブサン』の女性に通じる。 pic.twitter.com/UzUVzVD2vY

2019-06-18 13:42:53
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秋田麻早子 @laMesopotamie

作品社さんのデスクについては、作者が「オペラ座のオーケストラ」がお好きということで、見れば見るほど、こちらの方が「アブサン」より適した比較例だと思われます。ここに、オーケストラ:舞台上の踊り子=出版社:著者という関係性が示されたのです。作者の言説が加わると、作品理解が深まります。 pic.twitter.com/ayyMrLbznG

2019-06-21 23:50:13
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竹田純【書籍編集】 @TJ_paki

サアやってまいりました。弊社、柏書房の社員募集。 kashiwashobo.co.jp/smp/news/n2920… pic.twitter.com/Ih8wtjfpYu

2019-06-21 19:08:28
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秋田麻早子 @laMesopotamie

@TJ_paki @asahipress_sake @andorakia この作品の魅力は、この重量感・量感にある。そして垂直性を強めた堂々とした風格がありながら、構成要素の新陳代謝の良さという”動き”も見えてくる。セザンヌやキュビズムもよぎったが、これはジャコモ・バッラたち未来派に似た性質を感じざるを得ない。 pic.twitter.com/q6jaFELyL9

2019-06-21 23:27:00
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秋田麻早子 @laMesopotamie

また新たな宝石が。この形状・・・どこかで・・・・垂直性と水平性を強調しつつ、量感が強く感じられる。もしかすると、A氏とボッロミーニの関係のように、立体作品との比較の方が適切な作品かもしれない。 twitter.com/TJ_paki/status…

2019-06-21 22:16:17
秋田麻早子 @laMesopotamie

デスクがアートかどうかは分からない。しかし、かのモースは、日本人は日常のすべてが芸術品に囲まれていると、言ったとか、言わなかったとか。非日常の中だけにアートがあるのではなく、日常生活のいろんなところを、飾ったり、好みに仕立てたり、愛で合ったり、そういう風に楽しむ心を大事にしたい。

2019-06-21 23:55:55
秋田麻早子 @laMesopotamie

デスク批評をする際、出来るだけ受ける印象、想起するイメージみたいなものを凝縮して、通じる作品を比較に出すことにしてるんですね。やっぱり、形が似てるとか、同じものが描かれてるとか、そういう形式的な類似だけでは、単純すぎると思うんです。意外に、和風な作品がまだない。すごくたのしい。

2019-06-22 00:32:15
竹田純【書籍編集】 @TJ_paki

@rcDgcdHuBEiHFtM @andorakia 見慣れた光景が先人の描いたビジョンに重なるなんてドラマチックです…! これからは、なんだか誇りをもって仕事ができそうです! 相ある分析を、どうもありがとうございます!!

2019-06-22 04:21:31
竹田純【書籍編集】 @TJ_paki

@rcDgcdHuBEiHFtM @andorakia (「近代文化を受け入れ、スピード感を描き、しかも少し狂気が」とのこと、明治の無名作家達が、西欧から来た「小説」をなんとか吸収し、大衆表現に昇華していく過程を描いた直近の担当書「#まいボコ」を想起しました。仕事が机に出るのでしょうか。それとも単に担当書のことで頭がいっぱいか…笑)

2019-06-22 04:22:13