- c_popn_trade
- 4128
- 3
- 1
- 0
ドリラークロニクル第75回! 任天堂から発売されたばかりのニンテンドーDSi向けのダウンロードコンテンツを創ることになりました。 pic.twitter.com/gHeOAVjeXW
2019-01-30 09:56:18こちらも任天堂のナムコ担当のIさんからDSi Wareでドリラーを出してほしいというリクエストを受けて検討したものです。
2019-01-30 09:57:02ニンテンドーDSのローンチで「ミスタードリラードリルスピリッツ」を出していたので、これを元に作れば早くできそうという事でわたしが製作総指揮として開発を進めました。
2019-01-30 09:57:20そしてダウンロード販売ならば、未来永劫品切れで買えないという事がなくなるので、それならせっかくだから、本当にこれで打ち止めという決定版を創ろうじゃないかという事になりました。
2019-01-30 09:57:38タイトルについては、ダウンロードコンテンツということもあり、大宣伝することはできないので、タイトルを見ただけでどういうものかわからないといけないと考えました。
2019-01-30 09:58:02そこでドリラーを知らない人にも、これで遊ぶとどんなゲーム生活になるのかを表す言葉をいろいろ考えた結果、サクッと遊べるゲームなのに、どっぷりハマれるよ! と遊び応えを伝え、その遊びは掘るアクションゲームだよ、ということでホリホリと楽しさを表現しました。 つづく
2019-01-30 09:58:44ドリラークロニクル第76回! 任天堂からのリクエストで、DSiのダウンロードコンテンツとしてドリラーを創ることになりました。 pic.twitter.com/oWKgqAKLA5
2019-02-06 09:25:01ニンテンドーDS用ソフト「ミスタードリラードリルスピリッツ」にはミッションモードとタイムアタックモードとドリストーンモードの3つのモードがありました。
2019-02-06 09:25:38いろいろと工夫していく中で、その3つを全部入れても容量内に収まる事がわかり、だったら全部入れようよ! と言って決めました。どのモードもそれぞれ違った魅力がありましたからね。
2019-02-06 09:26:06タイムアタックとドリストーンモードはDSのままテーブルを流用して入れるので調整はOKです。 そして一番誰もが遊ぶミッションモードについてもそのまま移植という案もありました。
2019-02-06 09:26:32しかし、いろいろなタイプのお客さんに楽しんでもらえるものにしたいという思いが、決定版というイメージから頭をもたげてきたのです。
2019-02-06 09:26:55お客さんには、ゆっくりのんびり掘って遊びたい初心者もいれば、いきなり1000mぐらいの緊張感を手軽に味わいたい人もいる。
2019-02-06 09:27:14そこでスタッフには、それぞれにテーマを持ったステージを設けて、自分好みのステージが必ずあるという風にしたいと言いました。 つづく
2019-02-06 09:28:12ドリラークロニクル第77回! スタッフには、それぞれにテーマを持ったステージを設けて、自分好みのステージが必ずあるという風にしたいと言いました。 pic.twitter.com/6GXhMe8ZsN
2019-02-13 09:40:34プロデューサーに任命したHくんもディレクターに抜擢されたTくんも賛同してくれて、その方針で行く事になりました。 しかしローンチだったこともあり、任天堂からの機材の到着が遅れ、実機での確認がなかなかできませんでした。
2019-02-13 09:41:25しかしそうして開発期間が延びた事で、確実にステージの調整はクオリティアップしていきました。Tくんのこだわりの賜物です。 結果、73000本が売れ、利益ベースで黒字になりました。
2019-02-13 09:43:11というわけで、本当にこれさえあれば、もうドリラーはいらないという1本になりました。 このクオリティ、ボリュームで800円はかなりお買い得だったのですが、今ではもうダウンロードできなくなってしまったようで残念です。 もちろん3DSでも遊べたんですけどねぇ。 おしまい
2019-02-13 09:44:10当初3DSではダウンロードできなかったんですが、その後対応されたようです! プー神さんからのご報告で初めて知りました! と、いう事でみなさん、ぜひ3DSでダウンロードして遊んでみてください! 絶対後悔させませんから~! twitter.com/karatehouse/st…
2019-02-14 00:26:03その後、3DSでも対応されたそうですので、今はまたダウンロードできるようになっているようです。 というわけで、ぜひ遊んでみてください! 後悔はさせませんから~!
2019-02-14 00:30:54ドリラークロニクル第78回! 今回から韓国で創られたミスタードリラーのお話しをしましょう。 pic.twitter.com/vQHxbrmV7k
2019-02-20 09:09:00MD事業部という部署からある打診がありました。 MD事業部というのはマーチャンダイジング事業部の略で、会社の持っているIPを使って事業を興す仕事です。
2019-02-20 09:09:41韓国の会社がオンラインゲームとして「ミスタードリラー」を創らせてほしいと言ってきているというのです。 そして企画書を渡されました。 それはオンラインゲームらしく、対戦型のゲームになっていました。
2019-02-20 09:10:13途中に落ちているアイテムを拾って使う事で相手に攻撃をすることができたり、自分の能力がアップしたりする仕様でした。 さらに、課金アイテムを購入すると、圧倒的に有利になるパワーアップが多数用意されていて、実質これで儲けようという企画なのです。
2019-02-20 09:10:49正直ちょっとこれはどうかな、と思いました。 パワーアップにはパワーアップで対抗するしかなく、そうしたら結局効果は相殺されてしまうので、よりお金をつぎ込んだ者が勝つ仕組みに思えました。
2019-02-20 09:11:18