河野裕さんの「階段島シリーズ」

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河野裕(文章の方) @konoyutaka

とくに理由もないのですが、私の小説でいちばん完成度が高いのは『ベイビー、グッドモーニング』なのではないか、という思いがずっとあります。 今書いている階段島の最終巻の次は、単発の長編を書きたいのだけど、スケジュール的に許されるだろうか……。

2018-12-19 12:16:13
河野裕(文章の方) @konoyutaka

サクラダとか階段島とかで書いたことを、思春期の通過点としてではなく、生きること全体を覆うものとして書きたい、というのが私のテーマなのは間違いないように思ってます。 なんにせよ、そのうち出る最終巻をよろしくお願い致します。

2019-01-10 12:04:06
河野裕(文章の方) @konoyutaka

そんなわけで、階段島シリーズ最終巻4月26日発売予定です。 タイトルは『きみの世界に、青が鳴る』です。上手く群青から群が外れた話になっているといいなと思います。

2019-02-09 21:19:34
河野裕(文章の方) @konoyutaka

小説『いなくなれ、群青』は七草の一人称だったのに対し、コミック版では多視点になっています。 たとえば1巻では、佐々岡がどんなことを考えて行動していたのかとかがわかります。2巻収録ぶんでは、小説では書かなかったナドの過去エピソードとかがあります。 気にしていただけると嬉しいです。

2019-03-26 11:18:58
河野裕(文章の方) @konoyutaka

「心を穿つ青春ミステリ」であるらしい『いなくなれ、群青』ですが、著者はミステリのつもりでは書いていません。 ただ、ミステリとして読むのなら、作中の人物が言っている通り、動機当て(ホワイダニット)を主として読んでいただければ嬉しいなと思います。 続刊もまあだいたいそんなノリです。

2019-04-04 20:29:16
河野裕(文章の方) @konoyutaka

(でも、やっぱりミステリとしては読まない方が真っ当な気がするな……。ジャンルとかどうでもいいじゃん、が私の姿勢ではあります)

2019-04-04 20:31:31
河野裕(文章の方) @konoyutaka

魔法や特殊能力がある世界のミステリは成立するのか? の答えは「ルールが正確に示されていたら成立する」が一般的なように思いますが、私は「どんな世界でも心理描写が充分ならホワイダニットは成立するんじゃない?」と考えています。 だから階段島を書いたってわけでもないんですが。

2019-04-04 20:41:18
高橋裕介@編集者 @EditorTakahashi

階段島シリーズのコミカライズ、兎月さん版と京一さん版、ネームをいただく度に「!?!?」という言葉にならない感動があります。原作はもちろん、どちらの『いなくなれ、群青』もたくさんの方に読んでもらいたいです。 pic.twitter.com/UPykIXWtXK

2019-04-22 23:05:55
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河野裕(文章の方) @konoyutaka

本日から『きみの世界に、青が鳴る』が書店さんに並び始める予定です。よろしくお願い致します。 ちなみにタイトルの英訳は「きみ」が「I」になってるのが格好いい(英訳は編集さんの担当で、私はチェックしただけです)。 pic.twitter.com/g0pBYJR7ij

2019-04-26 01:46:41
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河野裕(文章の方) @konoyutaka

『いなくなれ、群青』からはじまった階段島シリーズも、このお話でおしまいです。 私の他にこれを面白いと思う人がいるのだろうか? と疑いながら続けてきたシリーズですが、そのぶん、非常に純粋に私なりの小説を書けたように思います。 よかった。

2019-04-26 01:48:54
河野裕(文章の方) @konoyutaka

本日は『きみの世界に、青が鳴る』の発売日ですが、Gファンタジーコミックスの『いなくなれ、群青 Fragile Light of Pistol Star』の発売日でもあるのでした。 こちらもよろしくお願い致します。 amazon.co.jp/exec/obidos/AS…

2019-04-26 09:48:15
河野裕(文章の方) @konoyutaka

こちらのコミック、シナリオの担当をしています。 小説版『いなくなれ、群青』を多視点の群像劇にする、というコンセプトで、1巻は佐々岡視点が新鮮かな、と思います。2巻では、ナドがけっこう長々と階段島にくる前の思い出に浸っていたりします。 お楽しみいただけましたら幸いです。

2019-04-26 10:07:40