ポケモンGOの効果

ファーマ💊@薬学系Vtuber @vt_pharma

今日は偶然発見して、ふふっとなった小ネタ論文を紹介します。

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医学論文って、どれもすごそうに見えるでしょうが、実は内容によって掲載される雑誌が変わってきます。 質の高い研究ほど、良い雑誌に載るわけです。

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化学一般だと、scienceとかnatureとかcellとかがものすごく有名ですよね。 このような超一流の論文雑誌に新しい知見が乗ると、世の中の化学がひっくり返ったりします。

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医学雑誌にも四天王があります。 New England Journal of Medicine（NEJM） The Lancet Journal of the American Medical Association(JAMA) British Medical Journal（BMJ） が古くから、臨床研究の業界を引っ張ってきた有名ジャーナルです。

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これらの4大ジャーナルに論文が載ると、病気の治療方針がコロッと変わってしまったりするわけです。 一言で言うとすごいんです・・・！

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はい、ここまで前置きです。 そんなすごい四天王の1つBMJにポケモンGOの効果についての論文があることを知って、ちょっと面白かったので紹介させてください。

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18歳〜35歳のiphone6を使用し、ポケモンGOをインストールした1182名を対象としたコホート研究です。ゲームをインストールした人は1日平均1000歩歩数が増えました。しかしながら、6週間後には元の歩数に戻ってしまうそうです。 BMJ 2016;355:i6270 pic.twitter.com/bgE1mHvZ9C

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どうでしたでしょうか。クリスマス号なのでお茶目な論文が載ったと言うのもありますが、こういった遊び心は日本の研究者も見習った方がいいかもしれませんね。 ちなみにポケモンGO論文は結構出てるみたいで、いつかメタアナリシスができるかもしれませんね。・・・私はやりませんが。