- Six_Sh00ter
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魔女になって箒で飛びながら、都市を魔法で夜間爆撃していたら、空間識失調になって墜落死するという謎の夢を見たんだけど、計器飛行できない魔女って相当数、空間識失調になって命を落としているよな。
2019-07-15 11:21:54目視飛行が可能な高度以外飛ばない&夜間飛行はしない&雲の中を絶対に飛ばない、みたいなルールが魔女たちのあいだで経験則として存在していて(医学で空間識失調のことを魔女たちは知らないから)たまにそのルールを破った若い魔女が墜落死したりするんだろうなとぼんやり思った月曜日の朝
2019-07-15 11:25:00夢の中で灯火管制されている都市に一点だけ輝く場所があって、僕は墜落死するまでそれを月だと愚直に信じていて、上昇し続けているつもりが実際は下降してて気がついた時にはもう立て直しができず石畳の路面に激突して散った夢だったけど、リアルだった。別の世界線でそういう出来事があったんだろう。
2019-07-15 11:27:44まず計器飛行できない魔女に夜間爆撃させる集団すげー追い詰められている感あったし、高射弾幕が一切なくて灯火管制こそされているものの、それが徹底されていなくて、ところどころに明かりが見えたし、避難が徹底されていなくて、痴情の混沌とした様子が見えたりして、きっとこの都市は爆撃を受けるの
2019-07-15 11:36:54初めてで人々に実感がないというか、おそらくは無防備都市宣言をしていて、正規軍が駐留していない都市をレーダーに映りにくい魔女を使って、単独爆撃をさせて燃やそうと思ったりしたんだろうなと思ったりした。魔女だった自分が所属していた組織はきっとろくでもない人間の集まりなんだろう。
2019-07-15 11:38:42万が一にも墜落した場合、怒り狂った民間人にリンチされること確定だし、危険な夜間飛行を単独、直掩機無しで、明らかに国際法違法な無差別爆撃を魔女単独で行うことに疑問抱いていなくて、魔法で燃えて泣き叫ぶ◯◯とその親を見て、心底おかしいと思っていたあたり、本当の別世界線の自分救いがない
2019-07-15 11:50:50そもそも夜間航法を魔女がしっかりできるのかな?という疑問があって、目標の都市にたどり着けるということは、一応、基本の地紋航法ぐらいはできるんだろうけど、なにぶん途中からの夢だったので、なんとも言えんのだけど、味方の前線から10数キロぐらいしか飛んでいないんだろうな。
2019-07-15 11:55:45あと淡々と無差別爆撃を行うわけでもなく、松明のように燃えながら母親を呼ぶ◯◯を見て笑っていたあたり、ホンマに別世界線の僕は性格がゴミというか、兵士としての練度が最低で、なんでこんなやつに爆撃を担当させたのか疑問だし、なんかあったら全部の責任押し付けるつもりだったんやろうなあ……
2019-07-15 11:59:42ずっと山奥で生活していて、都市での生活に憧れていた魔女が、偶然、買い出しに出た街で出会った、ナチスっぽい組織のラインハルト・ハイドリヒみたいな伊達男に一目惚れしてしまい、他の魔女たちの警告に耳を傾けず、伊達男に流されるように情婦の立場になるんだけど、もっと自分が役に立てれば、
2019-07-15 12:11:46情婦から恋人になれるかもしれない、と魔女は信じていて(その時点で救いがないんだけど)、魔法を使ってパルチザン狩りとか、◯◯人狩りの任務に動かしやすくて、砲兵火力を持った駒だから投入されるわけですよ。彼の役に立ちたいという一心でパチパチ人を焼いていくわけ。
2019-07-15 12:13:59アインザッツグルッペンみたいな完全に汚れ仕事の部隊なんだけど、魔女は彼のことが本当に大好きで、セックスをして、キスをしてもらうだけでこの人のあいだには絆があるって勘違いしてるの。歳相応の恋愛経験もなければ、山奥に籠もっていて、魔女たちの集団以外と触れ合った人生経験がないから。
2019-07-15 12:16:08ある時、彼が前線まで立派な将官服で、前線基地のテントにいる自分のところに真っ先にやってきてくれるわけですよ。人払いをしてまで、この人はこんなにもあたしのことを想ってくれているんだ、って魔女は脳が恋愛でバグっているので致命的な勘違いをするんですよ。
2019-07-15 12:18:48彼にしてみれば雑なセックスなんだけど、魔女にとってはそれはすごく救いのように感じてしまって、彼がセックスをしたあとに、連合国の物資集積基地になっている都市を爆撃してほしいと言うわけ、第三帝国は負けつつあって、投了一歩手前なんだけど起死回生の一手を魔女に任せようとするんだけど、
2019-07-15 12:21:24完全に国際法違反だから自分の部下からそれを出すわけにはいかないし、正式な命令書も出せない。魔女は山奥でずっと生活してきたら、文字の読み書きはできるけど、俗世の法律とかそういうことに疎くて、ああ、彼が自分を本当に信じてくれたんだなって、想って感激して泣くわけ。
2019-07-15 12:23:14彼に言われるがまま、前線基地から飛び立って、事前の打ち合わせ通りに地紋航法で爆撃目標まで飛ぶ途中に、魔女の両親や年上の魔女たちから言われたことを思い出すんですよ。夜は飛ぶな、雲より上を飛ぶな、視界がない状態で飛ぶなという忠告を。でもぜんぜん大丈夫じゃないかって魔女は思うんです
2019-07-15 12:25:25苦労しながら目標の都市上空にたどり着いて、パルチザン狩り、◯◯人狩りをする時のように火炎魔法を使って街を焼くんだけど、街からはまったく銃撃も無ければ、高射弾幕もなくて、一方的に魔法を使って無差別爆撃をしているうちに、いままで自分のことを馬鹿にしてきた連中のことを考えてしまって、
2019-07-15 12:27:49憎しみをぶつけるように人を魔女は焼くんだけど、街がめらめらと燃えて、煙で視界がなくなった時、自分がどっちに向かって進んでいるのか魔女はわからなくなってしまった。その時に光るものが煙のなかに見えて、そうだ月を目標にして上昇すれば、煙を抜けられるんだろうって思いながら飛ぶんだけど、
2019-07-15 12:29:33それは灯火管制が徹底されていなかった都市の明かりで、気付いた時にはもう遅くて石畳に叩きつけられ魔女は全身を強打して、遠のく意識のなか魔女たちが言った警告を思い出すわけですよ。ああ、あの忠告は本当だったんだなって。で、墜落した魔女を見て怒り狂った民間人が魔女のまわりに殺到してきて、
2019-07-15 12:31:53スコップとか鉄パイプとかで殴打されて、助けてというんだけど子供を失った両親にはその言葉は届かずに、魔女は怒り狂った民衆たちにリンチされて命を落とすし、魔女に命令をだした彼は特に裁かれることなく、戦犯としての懲役を過ごしたあと南米でひっそりと人生を終える。そういう救いのない話。
2019-07-15 12:34:41ずっと魔女コミュニティだけで、父親もぱっとしない薬師で、母親を含めた魔女はみんな野暮ったい服装で、たまに買い出しにいく街の同世代の女の子たちは、自分たちに比べてすごい可愛い服を着て、可愛い髪型していて、いい香水を付けているの見て、憧れと嫉妬混じったぐちゃぐちゃした感情を抱くわけ
2019-07-15 13:08:08そんなところにルサンチマンじゃない(ここすごく重要)、武装親衛隊のパリパリのエリート(軍歴が完璧で女性馴れしていて伊達男)のイケメンと会って、「きみの力を貸してほしい」って優しくされたら純粋な魔女はバグりますよ。なんか力貸してしまう。
2019-07-15 13:11:56火災旋風を魔法で発生させて、「すごい!◯◯先生の言ってたこと本当だったんだ!」って純粋に箒に跨って上空から村を焼き払いながら喜ぶ魔女みたいじゃん?
2019-07-15 15:41:08