7月18日に発生した事件について kyotoanimation.co.jp/information/?i… pic.twitter.com/gMZ1ddIqmA
2019-07-21 18:09:167月18日に発生した事件について(初出7月21日、改訂7月24日) kyotoanimation.co.jp/information/?i… pic.twitter.com/XGB2snIwlN
2019-07-24 19:26:537月24日付 京アニリリース (一部抜粋)
当面の間、弊社、弊社社員及び弊社社員のご家族・ご親族・ご遺族及びご友人、弊社お取引先等に対するご取材等はお控えいただきますよう、お願い申し上げます。
なお、弊社は警察及び報道に対し、本件に対する実名報道をお控えいただくよう、書面で申し入れをしております。
遭難した弊社社員の氏名等につきましては、ご家族・ご親族、ご遺族のご意向を最優先とさせていただきつつ、少なくともお弔いが終えられるまでの間は、弊社より公表する予定はございません。
NHK報道(7月26日)
これを受けて「NHK、京都アニメーションの取材自粛要請を平然と踏みにじり、通夜の席までカメラ入れて被害者実名報道」というまとめなど、NHKへの非難が発生しています。
NHKは京アニの要請や遺族の意向を無視したのか?
7月23日 NHK報道(一部抜粋)
「京都アニメーション」の人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」などで色彩を担当し、放火事件で安否不明となっている石田奈央美さん(49)の両親がNHKの取材に応じ「本当に悲しい」と娘への思いを語りました。
また、83歳の父親は「これだけ多くの人が悲しんでくれて、京都アニメーションのことを尊敬してくれている。それがなによりです。もう何の望みもありません」と話していました。
7月25日 NHK報道(一部抜粋)
京都市の「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で安否がわからなくなっていた石田奈央美さん(49)の死亡が確認されたことを両親が明らかにしました。
7月25日 NHK報道(一部抜粋)
母親は「警察からDNA鑑定が終わったから説明したいと連絡がありました。頭につけていた髪飾りが、飾りのところが全部溶けて金具しか残っておらず、ものすごく激しい火だったんだなと思いました。一瞬のことでも苦しかっただろうなと本当にかわいそうです」と話していました。
そして「事件のあと奈央美はどこにいるか分からず、やっと連れて帰れるので、ほっとした気持ちもあります」と話していました。
父親は「苦しかっただろうなと思うと、寝られません。たくさんのファンが献花をしてくれている様子を見たときに、奈央美の作品が支持されていることが分かり、やっと救われました。娘を誇りに思います。天国でも仲間と一緒に絵を描いていると思います」と話していました。
結論
時系列で言うと、京都アニメーションのリリース(7月24日)にて、遺族への直接取材を控えるよう要請がありました。しかし、NHKは23日時点で石田さんのご遺族に取材をしており、ご遺族は写真の提供を行い、その後も継続的に取材に応じていることがわかります。
2019-07-28 00:02:28また、多くの方が石田さんの作品を支持していることに救われたとご遺族が答えている通り、このように広く報道されることがご遺族の意向であることが読み取れます。 そのようなご遺族の意向を無視して、NHKに報道しないよう批判するのは、筋が違うと私は考えます。
2019-07-28 00:02:43追記:「生きた証し」実名を語る理由と祈り 京アニ事件犠牲者両親(京都新聞)一部抜粋
両親の元には友人やファンから多くの言葉が寄せられ、2人は娘の作品がこんなに愛されていると初めて知った。悲しみのただ中にあるが、娘の人生を多くの人に知ってほしいと願う。
娘が生きてきた証しを残したいと、事件直後からマスコミの取材に応じ続ける。娘は製作チームの一員という程度に思っていたが、安否不明を伝える報道で京アニの中核を担っていたと知った。インターネット上でも「見たこともない緻密な色」「何度となく感動」とその才能を惜しむ書き込みが相次ぐ。26日に営まれた葬儀には友人や同僚が駆け付け、自分たちが知らなかった娘の姿を語ってくれた。