siskwさんのメタボリズムから始まる建築話

主にsiskwさんのつぶやきまとめ メタボリズムから始まり「建築家」「建築」などの存在について
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永岡武人 @naga0ka

@siskw 形の発端としてソフトを扱うのであれば、明確に区別し、専門化することで得られるものがあると思います。ですが、ソフトが発端であるならば、同時に形になり続けるような建築はできないものかと思います。(続く)

2011-05-21 16:36:50
永岡武人 @naga0ka

@siskw (続き)確かに建築の歴史への意識の中で、ソフトが明確に意識されるようになったことで前進するかどうかはぼくにもわかりませんが、そこは日々の生活を取り巻く建築にとってとても重要なことではないかと思います。

2011-05-21 16:36:53
siskw @siskw

@naga0ka 実際、おっしゃる通りソフトが形とつながる水準はあると僕も信じていて、そこへのアプローチはしていきたいと思ってますよー。ただ、建築家は…で語られるのが嫌いなんだと思います。北京で仕事とかそこへのチャレンジが日本より大胆にできるチャンスがありそうで羨ましいです!

2011-05-21 16:57:58
永岡武人 @naga0ka

@siskw 否が応でも形を作らなければいけない中国の状況は、ぼく個人にとっては非常に有意義です。一方で中国にとっては?建築の歴史にとっては?という問いも常に持ち続けなければなりません。両者の媒介としてソフトを意識することがぼくには心の拠り所になっていますw

2011-05-21 17:05:48
siskw @siskw

@naga0ka 考えるにも実践なによりなところがあると思うので、たいへん羨ましいのですよ。思考は今じゃtwitterとかツールが助けてくれて一人じゃないですし。中国はシビアなとこもあるけど、相手とうまくきれば若くてもトントンといける可能性があると思うので頑張ってください!

2011-05-21 17:12:58
siskw @siskw

僕にとってメイドイントーキョーはとしを考えるうえで絶対外せない。周辺状況、法律、資本などの制度(ルール)により都市の中に建築の形が「現れる」。個々の建物があたかも都市を構成する細胞のように独立していながらも関係をもって「振る舞う」。この考えは、今なお建築学の中で重要だろう。

2011-05-21 18:21:23
siskw @siskw

ヨーロッパでは東京のように建物が振る舞えない。cityを経由したことで、建物が計画される時に(都市の骨格に影響を与えるような建物はなおさら)市民の合意が必要になってしまう。極端にいえばそれは法よりも上位の概念になるところがある。建物を建てる都市計画をつくるにあたり法が整備される。

2011-05-21 18:27:03
siskw @siskw

これを大きく解釈すると、ヨーロッパ大都市では、人々の都市生活を守るために、資本や法を制御しながら緩やかに合意の取れた都市を作る、と言える。ここを起点にポストモダンの都市計画を振り返ると意外とすんなり入ってくる。

2011-05-21 18:32:34
siskw @siskw

グリッド、見えない都市の軸線、都市を繋ぐように地図に大きく描かれた弧、それら学問上の理論から見出された幾何学により、人々の合意がとられ建物が形作られ都市が整備されていく。ある意味、architectureという学問と法、政治が対等だとも言える。

2011-05-21 19:14:59