怪談の季節になりました…しかし「東海道四谷怪談」がブルーレイ化というのは嬉しいが、あれを夜中に一人で100インチで見る、というのは心臓に悪いだろう。
怪談の季節になりました… しかし「東海道四谷怪談」がブルーレイ化というのは嬉しいが、あれを夜中に一人で100インチで見る、というのは心臓に悪いだろう。 私はDVDを持ってるけど、ジャケットの背中のお岩の顔が怖くて、一番目に入り難い、ラックのタンスの影になってるところに入れてあるんだけど、
2019-07-26 11:50:07光の関係で、それが薄っすらと見えてしまう時があるんだよ。その見え方がますます怖いんだよね。 ブルーレイはそれでも買ってしまいそうだが、ジャケットの背中にお岩の顔が印刷されてないことを祈る。 「地獄」も一緒に出るんだけど、あれもなあ。禍々し過ぎて、持ってるだけでバチが当たりそうだ。
2019-07-26 11:50:10「東海道四谷怪談」の何が怖いって、幽霊が死体そのものの姿で現れることです。表情が完全に死んでる。弛緩しきってて、目もどよ〜んと、まさに「生気がない」。最近のJホラーも怖すぎるぐらい怖いが、幽霊がアクティブに過ぎる。テレビから這い出す、なんてアクションが派手。生き生きし過ぎてる。
2019-07-26 14:10:18「東海道四谷怪談」のお岩なんか自発的に動かなくて、沼を流れてきたりするんだぜ。完全な死体のままで。 それで伊右衛門が、怖くて目をつむり(これは罪悪感からくる幻影だから、このへんで目を開くと…もう見えへんやろな…)と、そっと目を開けると、ウゲ!幽霊が足元まで来てる! これ、耐えられる?
2019-07-26 14:10:21(続き)幽霊が死体そのもの、というと、飛躍が無さすぎて、それで幽霊と言えるか?という気もするが、そこにあるはずがない死骸が、なぜかそこに転がっている、という恐怖もある。 また生きて動いているものよりも、動かない死体の方が怖い、という感覚もある。 ありえない死体が、そこにあり、よ〜く
2019-07-26 14:46:07見ると、(どう見ても死体なのに)微かに口元が開いたり閉じたりしていて、何かを囁いている… (実は「東海道四谷怪談」のお岩さんは、もう少し動くんだけど)この映画の基本的な怖さは、あくまでも何にもしない、ただ不自然に存在する死体…なんだよね〜
2019-07-26 14:46:09(続き)「東海道四谷怪談」が死体そのものの幽霊の映画だとしたら、同じ中川信夫の「地獄」は、死んでなお生き生きしている人たちの映画だ。まあ、生き生きしてるといっても、地獄に堕ちてるんだけど。 地獄は、もう本当に嫌なところだ。せっかく現世で嫌な思いをして死んだのだから、物言わぬ死骸の
2019-07-26 15:10:25まま、ほっといてくれ!と言いたいところだろうが、雰囲気の悪いジメジメしたところで、酷い拷問に遭う。 「ぎゃー!」 と、死んでるのに絶叫し、苦しみ悶える。 主人公がそんな地獄を彷徨っていると、知り合いの人に会い 「あ〜君か…僕も地獄に堕ちちゃったよ」 と世間話みたいに語りかけてくる。
2019-07-26 15:10:28嫌だ。死んだはずなのに、世間話なんかしたくない! うわー嫌だ嫌だ嫌だ。 死んでるのに悩みたくない。 変な友達も現れて 「ウヘヘ〜地獄ってたまんねーよな〜」 と笑っている。こんな奴もいるのか?と不思議に思ってると、獄卒に汚いズタ袋を被せられて、釘を打たれている。それでもまだ笑っている…
2019-07-26 15:10:29携帯の待ち受け画面が「東海道四谷怪談」とか、自室にでっかく引き伸ばした「東海道四谷怪談」のスチールを貼ってる人っているのだろうか? 焼きそば屋に、店主の趣味で「ゾンビ」のポスターを貼ってるっていうのは実際に見たことあるんだけど。 pic.twitter.com/JMVTAFnVE3
2019-07-26 17:03:04#幽霊の日 …だったのか。 そんなこと知らずに延々と「東海道四谷怪談」の話を書いてたよ。不思議やなぁ。 祟らないでね〜。 写真はうちのコマタちゃんの「幽霊のポーズ」 最近は太ってできなくなりました。 pic.twitter.com/STkI3zMEAK
2019-07-26 17:08:57(続き) 昔「東海道四谷怪談」は毎夏テレビで放送していたと思う。アメリカから来た留学生と一緒に見たこともあるが、ちょっとしたことで「キャッホーイ!」と叫んで大騒ぎするヤンキー青年も、お岩さん出現の恐ろしさには沈黙し 「ジャパンのホラーはキョンシーしか見たことがなかったので(誤解)
2019-07-26 17:24:03こんなに恐ろしいものとは思ってもいなかった。私はこれを見たことを後悔した。きっと死ぬまでオイワの悪夢に悩まされるであろう」と感想を述べた。額にベットリ汗をかいていた。しかし「オイワに牙や爪を付けて、もっと積極的に人を襲わせたら、さらに怖くなったであろう」と気になることも言った。 pic.twitter.com/1LsevQaegq
2019-07-26 17:24:10(続き)「東海道四谷怪談」製作秘話。 伊右衛門が蛇を斬る場面。中川信夫監督は、実際の生きた蛇を調達し、これを天知茂に斬らせようとした。しかし、これを知った大蔵貢社長が「そんなことをしたら蛇の祟りがある!」と怒った為、蛇の皮を被した鰻を斬ったという。 鰻の祟りは怖くなかったのか?
2019-07-26 17:37:05(続き)私が子供の頃の小学館の学習雑誌には、付録にソノシートが付いていることがあった。当時は怪獣ブームだったので、怪獣の鳴き声ばかり収録したものなどを記憶している。 怖いやつもあり、ドリフターズがお化け屋敷に行くドラマは、結構怖かった。 いかりや に井戸で水を汲んでくるように言われた
2019-07-26 18:14:06加藤茶。嫌だなぁ、こんな夜中に水汲みだなんて、井戸から何か出てきそうだなぁ…とボヤいていると、井戸の底から 「うらめしやー」 と声が聞こえてくる(この声が怖かった)。 「え?何?誰かいるの?怖い!ぎゃー!」 絶叫する加藤茶。ザーッと水を切る音がして、ドロドロドロドロ…ヒュ〜という例の
2019-07-26 18:14:13BGM。何しろソノシートだから、ビジュアルは無いわけだが、日本人なら子供でも、その音を聞いただけで、井戸から幽霊が現れたことがわかる。コント仕立てでも怖いのよ。 「うわー!出たー!お岩だー!(呼び捨て)。へ〜クション!」 しかしそのクシャミに驚いて亡霊はすぐに消えてしまう。
2019-07-26 18:14:14「あれ?もう消えちゃったの?」 すると井戸の底から 「ちょっとだけよ〜」 と、まあ、そんな感じの怖くて可笑しい納涼コントのソノシートが夏になると、付いていたのだ。今はCD とかになってるのかな? いや、今でも小学館の学習雑誌ってあるのかな?
2019-07-26 18:14:16@31104423 ありますよ。「一年生」だけ。あと大人向け(というか小学生むけではない)「小学8年生」というのが出てます。
2019-07-26 18:29:27昨日、関西の友人と四谷怪談の話をしたのだが、彼のところの若い従業員は 「シタニ階段ってなんすか?」 と言ったそうだから、この怪談も廃れてきているようだ。 四谷怪談と播州皿屋敷がこんがらがってる(お岩が井戸から出てきて皿を……投げる……)ぐらい可愛いらしい、と思わねばならないなぁ。
2019-07-29 14:53:44@31104423 @my_arty_life 関西の人が「シタニ」.....(なんだか納得 大阪の地名、桃谷は「ももだに」と読むし、うっかりすると「渋谷」を「しぶたに」と呼んでしまいかねないので...
2019-07-29 18:41:20