2019年8月14日

「インターステラー」4k UHD画質はシーンによる差が大きく、統一感がない。

惚れ惚れするような高画質の後、ブルーレイ以下みたいな汚い映像が現れたりする。
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三一十四四二三 @31104423

「インターステラー」4k UHD 画質はシーンによる差が大きく、統一感がない。惚れ惚れするような高画質の後、ブルーレイ以下みたいな汚い映像が現れたりする。 内容は所謂「相対性人」がテーマ。特殊相対性理論の世界に入り込んだ宇宙飛行士が、浦島太郎のようになってしまう。子供の歳が自分を超えて pic.twitter.com/vPSSkq56gv

2019-07-26 08:35:56
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三一十四四二三 @31104423

いたり、世界が一変していたりする。そんな宇宙の浦島太郎をかつてはSF小説の言葉として「相対性人」と呼んだ。 「宇宙の漂泊者」という、この分野の名作もあったが、映画では、宇宙テーマ作品の味付け程度にしか相対性人は現れなかったと思う。(アニメ作品で相対性人となった主人公を未来の地球が祝福 pic.twitter.com/ezuf5hT6et

2019-07-26 08:36:00
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三一十四四二三 @31104423

をもって迎える、というのがあったが、これが限界では?) 「インターステラー」は、滅びゆく地球を救う為に、相対性人となった主人公が、時間と戦い続けるドラマである。最後には自分の歳を遥かに超えてしまい、死期の迫った娘と再会する。自分の子を看取る親は、相対性人の最大の悲劇だが、この映画 pic.twitter.com/BVX8FApuEN

2019-07-26 08:36:05
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三一十四四二三 @31104423

が悲劇性に流されてジメジメしないのは、娘に諭された主人公が仲間を救う為に、再び特殊相対性理論宇宙に飛び立って行く勇壮で感動的なラストが用意されているからだろう。 本作を見ると、土曜の晩に徹夜して読んだ黄金期SF小説の銀色の背表紙が思い出される。そして あの頃の無垢な感性が、 pic.twitter.com/5huWN4oz42

2019-07-26 08:36:09
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三一十四四二三 @31104423

そっくり蘇ってくるような錯覚すら感じる。 小説を読み終わり、夜がしらじらと明けていく、あの空気感がそのまま感じられる。 全ての時間が同時に存在する四次元立方体の世界(物凄く具体的に描かれている)が作品を超え、見る者にも作用するのだ。 スレてしまったSFファンは、これを見て過去に戻ろう。 pic.twitter.com/5qvxX3v8BM

2019-07-26 08:36:14
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三一十四四二三 @31104423

(続き)「インターステラー」は最新の科学を反映した作りではあるけれど、全体の感触は「古き良きSF小説」である。後半、異次元世界に突入していくクライマックスも「2001年宇宙の旅」の抽象的表現から、具体的でわかりやすい表現になっており、これは見る人によれば後退かもしれない。でも本来のSFの姿 pic.twitter.com/caInWWx1HV

2019-07-26 10:03:19
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三一十四四二三 @31104423

とは哲学ではなく、数学的で明解なものだったはずだ。「インターステラー」の明解さは、よりSFの原点に近いものを感じる。(つまり「2001年宇宙の旅」は上等すぎるのだが、あれは如何様にも解釈できる融通性を持った映画だから、最強の論理的SFと捉えることも可能だ。上手く逃げてやがる、とも言える) pic.twitter.com/T9GUK5pFIf

2019-07-26 10:03:22
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三一十四四二三 @31104423

伸縮する時間の描写もノーラン監督は既に前作「インセプション」で実践した経験から、実に明解なビジュアルとして提示してくるのだから、これは小説も超えたSFの塊みたいな作品だ。 (しかし最新作「ダンケルク」は複数の時制の整理が上手くいってなかった。現実的な時間には興味が薄いのだろうか?) pic.twitter.com/EsZmxSf9wk

2019-07-26 10:03:26
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三一十四四二三 @31104423

「インターステラー」は穀物の枯渇により人類が絶滅に瀕している未来の物語だ。 この設定はジョン クリストファーの名作SF「草の死」から採られたのだろう。 「草の死」は中国で発生した新種の枯稲病が世界に蔓延して地球規模の飢餓が起こるというもの。「最後の脱出」という映画にもなった。 pic.twitter.com/zeP12l2bSg

2019-08-09 08:48:55
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三一十四四二三 @31104423

飢餓が人類を破滅させるというテーマはSFにはよく見られるが、穀物飢饉というものは、普通、旱魃地帯などの限定された地域で起こるのであり、これをもって人類が滅び去るという考えには至りにくい。SF作家は、そんな常識を覆してみせる。 世界規模の大旱魃が発生するSFにはバラードの「燃える世界」が pic.twitter.com/pzFH8qp5RI

2019-08-09 08:48:57
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三一十四四二三 @31104423

ある。地球上の全ての海洋の表面が、公害で発生した薄い高分子化合物の皮膜で覆われてしまい、海水の蒸発が行われなくなった世界が、どんどん干からびてしまう…というもの。 逆に人類が増えすぎた為に世界的飢餓状態になった地球の危機を描いたのがハリー ハリスンの「人間がいっぱい」だ。 pic.twitter.com/76EToiSE3r

2019-08-09 08:49:00
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三一十四四二三 @31104423

飢え死になんて一番嫌だ。 おそらく こうした小説を書いた作家は、戦時中に飢えを 経験しているのではないか? 特殊なバクテリアで穀倉地帯を根絶やしにする、と脅迫したのはスペクターの首魁 ブロフェルド。彼はこの計画の中止と引き換えに、免罪と爵位の授与を求める(こういう俗物こそ007の敵だ)。 pic.twitter.com/mfnAj87rlI

2019-08-09 09:00:11
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三一十四四二三 @31104423

(続き)映画に描かれる地球滅亡の危機の原因は、核戦争、異星人の襲来、天体の衝突、天変地異、などが多い。SF小説も似たようなものだが、もう少しバリエーションがある。知能が発達し過ぎて厭世的になった人類が、生活する気力を失って自殺していく、というのもあった。これはある意味「鬱病」による

2019-08-09 09:57:32
三一十四四二三 @31104423

人類絶滅と言えるから、現代的なのだが、映像化には向いてないかもしれない(突然、人類の知能が発達した原因は、進化を抑制する成分を含んだ宇宙気流から地球が脱したから…だった)。 現在、人類の脅威はアレルギーでないか?と思うが、これを扱った小説もあるだろう。これも映像向きではないね。

2019-08-09 09:57:33

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