清塚信也さん「KENBANまつり」個人的感想まとめ

イズ @PonteVecchio_iz

武道館改修前ラスト、邦人男性クラシックピアニストとしては史上初という清塚信也さんの武道館ライブに行ってきたよ！ もっとクラシック要素が強くなるかと思っていたけど、清塚さんのオリジナル曲がメインの、普段のホールコンサートとは趣が全く違った"ライブ"でとっても楽しかった！

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武道館という場所柄、すごく特別な公演という気持ちで臨んだんだけど、「10人のサロンでも武道館でも人前で弾く心構えが変わるわけではない」とインタビューでお話されていた通り、いつも通りのフランクな清塚さんで、リラックスして楽しむことができました。好きな曲はどこで聴いても同じように好きだ

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ステージに後方には10台のピアノ。クラシックの曲をワンフレーズ、一台ずつ順にピアノの音色を紹介してくださるように登場。ステージ中央のメインのピアノでガーシュウィンメドレー。冒頭のこの演出がとても良かった〜〜〜！清塚さんの普段のコンサートの様子がここにギュッと凝縮されているようだった

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冒頭では割と「清塚さんがほんまに武道館でピアノ弾いてる…すご…」っていう感情だったんだけど、そのあとのMCで「みんなどうしたの〜？お盆だよ〜？」って言われて一瞬で、いつもの清塚さんだ〜〜〜ｗｗｗ って肩の力が抜けて、武道館っていう規模を忘れていつもと同じように楽しむことができたよ！

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ステージ中央だけでなく、アリーナ前方にもピアノが。ステージから降りて、「新宿スワン」や「代償」など、映画や舞台のために作った楽曲を披露。わたしが普段行くコンサートではあまり聴くことがないので、こういう曲をたくさん聴けたのも嬉しかった。

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わたしの涙腺の山場フォーシーズンメドレーも！春夏秋冬全部最高なんだけど、冬から春に戻るところがも〜〜〜〜〜ほんと大好き！！！清塚さんの弾く「春よ、来い」は、どうしてこんなに雪解けと花の息吹を感じさせてくれるの〜〜〜〜〜！！！もう今年の夏忘れました今は春です！！！

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ステージでチェロの高木さん、ヴァイオリンの山本さんとそれぞれデュオとトリオで。学生時代に作って一緒にやっていた曲を武道館で演奏するのもすごいし、小学生のとき鉛筆をロケットみたいにして遊んでいたのを武道館で再現するのもすごいｗ

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ドラムのたかしくんもここで登場。コウノトリメドレーもやってくれたんだけど、ドラムの入った「Sound Seeker」がめっっっちゃくちゃかっこよくて、わたし清塚さんのピアノでこういうのが聴きたかったんだ…と思ったら泣いていた。これはほんとに聴けて良かった。

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アリーナに降りて「気分転換に」とソロで演奏をはじめる清塚さん、ステージからしれっと登場するNAOTOさん。デュオで演奏される曲は、なななんと「Sanctuary」だ〜〜〜〜〜！！！！！圧倒的選曲〜〜〜〜〜！！！！！わたし含め会場の全NAOTOファン心臓止まったやつ〜〜〜〜〜！！！！！

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NAOTOさんのヴァイオリンが武道館に響き渡って、知ってる音色だ〜ってすごく安心感があったし、武道館で！Sanctuary！っていう気持ちよりも、耳馴染みのある音色にとても心地良くなったよ。ホームに帰ってきたような、落ち着く感じ。個人的に武道館という特別感が感じられなくて、なんかそれが良かった

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NAOTOさんから清塚さんへお手紙を。のだめで出会って、デビューしてまもなくポップスの道へ進んだため共演を断ったこと。それでも諦めず何度も声をかけて、クラシカルコンサートで共演することになったこと。ポップスへ進みクラシックのブランクがあるため清塚さんと同じレベルになるよう練習したこと

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俳優をやるのをよくないと思っていたこと、でも二刀流の大谷翔平選手を見て気持ちが変わったこと。たくさんお芝居の練習をしているのを知っていること。テレビの世界に誘ってくれたこと。武道館に誘ってくれたこと。感謝の気持ちが記されていました。これは超要約だけど。

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あと親が厳しいという共通点で仲良くなったとか、清塚さんが自分でBGM弾いたり、清塚さんのリアクションがおもしろかったりで、割とこういうのですぐ感極まるほうなんだけど全然泣くところがなかったｗ NAOTOさんが「手紙を書いてきました」って言ったときすぐハンカチ握ったけど、全く不要だったｗ

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手紙の最後を「おにいにいより」で締めくくったNAOTOさん。普段は言わないことだからこそ、特別な想いが詰まっているように感じて、最後にちょっと目頭が熱くなってしまった。「兄弟だって認めるんですね！！」という清塚さんのことは否定してたけどｗ

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「HIRUKAZE」と「ハレナハレ」。今日はマイクがあるので手拍子もワイパーもできるし練習もする。清塚さんが好きじゃない「アリーナ〜！！！」のコール＆レスポンスもNAOTOさんが勝手にやる。MCもグダグダする。武道館でもホールでも同じように楽しいことは楽しい。いつもと一緒だ〜。

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そうそう、手紙が手書きじゃなくて活字だったそうでｗ 字が上手くないから手書きの選択肢はなかったっておっしゃっていたけど、そう…なおとさんは…あまり字がお上手では…ないｗ（フォローできないファン）でも手紙活字ってなかなか斬新だと思うんだけど、なにかの折にぜひ見せていただきたいですｗ

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NAOTOさんと清塚さんが一緒にハケて暗転、ちょうどここで2時間。アンコールかな〜？ って友人とのんきなこと言ってたけど、ここからさらに2時間続くとは思いもよらずｗ 深夜の人がいない間にツイートしきってしまおうかと思ったけど、朝になりそうなので一回寝るｗ

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後半戦は衣装を変えてソロで登場、途中から羅人さんと連弾。このあたりから、ピアノの真上にある手元を映すカメラに顔を向けて目線を送ったり、別のカメラにピースしたりして清塚さんの自由度が加速していたので、客席の笑い声とともにぜひWOWOWで放送してほしいｗ

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後半の目玉はなんといってもSEEDINGバンド！武道館に向けて予めCDを聴いておくか迷ったんだけど、やっぱりファーストインパクトは生のライブで体感したかったので、予習なしで挑んだらこれが大正解！！！一発目の「Dearest "B"」からもう全部ドチャクソかっこいい〜〜〜〜〜！！！！！これこれ〜〜〜！

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わたしは2015年6月のコットンクラブでのライブを見たときに、バンドでオリジナルをやるようなこういうライブを、清塚さんのピアノでもっと聴いてみたいなーと思って。今回の武道館でそれが実現したのがとっても嬉しくて、ツーバスドコドコ響いてるめちゃくちゃロックな曲で感極まって泣いた。

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「10年くらい前からロックのインストバンドをやりたかったけど、クラシカルなピアニストであることを期待されていたし、バンド活動をするタイミングを見いだせなかった」というインタビューを拝見して、わたしが清塚さんに望んでいることと、清塚さんがやりたかったことは同じだったと知って嬉しかった

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清塚さんにバンドやクラシック以外のことを期待するのは、メインで活躍されているクラシックのピアニストであることを否定しているような気がして、あまりよくないように感じていたんだけど、そうではなかったし、ステージの人がやりたいことと自分の聴きたいものが同じ方向を向いていてすごくしあわせ

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ゲーム実況で有名な2BRO.さんのライブ生実況（という名のメンバー紹介）もアリ！まさか武道館で世界のたかしの名を聞くことになるとは思わなかったｗ 武道館という大きなステージと2BRO.さんを使って、バンドメンバーの失恋話を暴露するという、人と場所の贅沢使いが清塚さんらしい演出で良かったｗ

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アリーナのピアノで「Baby,God Bless You」と「For Tomorrow」をソロで。待ってました〜〜〜！！！ 今日のメインディッシュこれです〜〜〜〜〜！！！！！ 曲紹介だけでもう目に涙溜まってた。明るい希望もつらい悲しみも、全ての気持ちに寄り添ってくれる清塚さんのこの2曲がとても好きです。

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最後はステージで。YAMAHAでレッスンを受ける凄腕キッズたちを従え10台のピアノオーケストラと第九「歓喜の歌」を啼鵬先生の指揮で。いつものコンサートでやる「このあとアンコールやるから！」のネタバレで会場を笑わせるのもさすがｗ キッズたちの緊張もほぐれたかな。