ドロたんの(地球以外生命探査に対する)熱い夜

世界合同SETI(地球外知的生命探査)のアカウントであるドロたん(@message_dorothyさん)がSETIについての熱い(記念?)ツイートをされていたのでまとめてみました。追加ありがとうございました。 ドロシー計画:http://www.nhao.jp/~narusawa/oseti/project-dorothy-j.html Wiki:地球外知的生命体探査:http://bit.ly/b4eQRq
SETI ドロシー計画 宇宙生物学
28
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
さて、獨協大学での講演のちょいとマニアックな部分をここで特別公開。まずは、よその星や月にも人がいるのかという議論をした古代ギリシャの哲学者ら(例えばデモクリトス、ルクレティウス、アナクシメネス、エピクロス)がいたことを紹介。けっこう以前から、つまり人類の基本問題であることを強調
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
本職の哲学者さんからつっこみあるかな?と思ってましたが、このころ授業中だったそうでいらっしゃいませんでした。安心するやらがっかりするやら。今回から"goldilocks planet"を使いました。そして、銀河系ハビタブルゾーンの概要とケプラーのターゲットもそこに含まれること。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
動物の進化史。講演では略しましたが、最近ではホ乳類はハ虫類からではなく、両生類から枝分かれしてきたと考えられているようです。知性までの進化に関する生物学者の意見。大半はヒトは偶然に偶然が重なった結果だから困難(ETいない)。でも、収斂などで知性へむかい進化するという意見もある。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
これも発表では詳細は言わなかったけど、同じカンブリア紀(だったかな?)の古生物学者グールドは、偶然だからやりなおしても同じ事は繰り返さない。ヒトまで進化しない。サイモン・コンウェイ=モリスは、収斂で知性へ向かう。私は食うか食われるかの世界で呑気にしてられない。知性を持つ方が有利。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
もちろん私は生物学は素人ですので。素人考えです。さっきはしょりましたが天文学者は「いてもおかしくない」。学者によって、また同じ分野の専門家でも意見違う。21世紀でもまだ「わからない」が答え。机上の議論ではだめ。実際に探しましょう。「いない」ならいないでその証明をすべき。観測すべき
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
話は戻りますが、天文学者の根拠。1)生物の材料(水、タンパク質をつくるアミノ酸、遺伝に関する塩基)は宇宙にいくらでもある。2)続々発見される系外惑星。ケプラーによる地球サイズゴルディロックスプラネットの発見。3)そして星の数(天文学者最大の武器)。ETむけの環境もかなりの数だろう
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
ダイジェストで書こうと思ったけど、え〜い、全部かきますわ!質問あればどうぞ。ツイターディスカッションということで。最近の生物学者の意見では、海ができればすぐ生物ができる。きれいな星空は、実は、微生物がウヨウヨ?私が紹介した生物学者の意見は、観山氏が調査した生物学者の意見と一致
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
とにかく「わからない」から、では観測しましょう。どうやって?Cocconi and Morrison 1959 Nature 184, 844 行ったり、来るのを待つのはいかがなものか?一番速いのは電磁波だ。その中でも安上がりで簡単に出せるのは電波。中でもマイクロ波がノイズ少。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
その中でも1420MHzがベスト。これとは独立してやったのがフランクだ。オズマ姫が出てくる「オズの魔法使い」シリーズからオズマ計画。1960年。SETIでいう知的レベルの定義は恒星間に電波出せるレベル。電波待つのはSETI。出すのはロシアでMETI(米ではActive SETI)
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
Active SETiは1974年にアメリカで始まり(アレシボメッセージですね)、ロシア(ウクライナ)、オーストラリア、略しましたが、森本おぢさんもスタンフォード大学のアンテナからアルタイルへむけて。で!ここで驚かないで下さい。これは今回の講演で初めてしゃべったんですが・・・
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
なんと日本もActive SETIをしていたんです。それも「はやぶさ君」と通信した臼田さんが。NASDA時代。コズミックアレッジ(とかいったかな?)何度かやったそうで、メッセージ送った一つがスピカだそうです。これはおそらくJAXAの人も知っている人は少ないと思います。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
臼田さんActive SETIについては私のエージェント?を使い目下詳細を調査中。で、これは言わなかったですが、Active SETIは、最近は批判もあって、SETIの国際会議で禁止しようという案もでたほどです(見送られたが)。今回は電波待つ側の話です。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
SETIの分類。まず相手の都合上の分類。相手からのメッセージを持つもの(ココーニ&モリソンやオズマ計画のようにマジックフリークエンシーを賭けるわけ)。もう一方は、ETは我々を意識していない。ETの漏れ出す兆候をキャッチしようという考え。ダイソン主義。掃除機とは無関係。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
ダイソン主義は例えば、彼らが生活等で我々を無意識で出してる電波。高速度恒星間宇宙船の軌跡(昔はガンマ線バーストがそうだと思われていた)。そしてダイソン球からの赤外線をキャッチしろということ。ETは非協力的なので。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
では、ダイソン主義流のSETIは可能か?現在の電波天文学の感度レベルは?現在世界最大のアレシボで漏れ電波はキャッチできるのか?火星からの携帯が検出可能。でも火星人はいない。1光年以内からのテレビ電波は検出可能。でも恒星は一番近くて4光年。300光年以内からの軍事レーダなら検出可能
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
3000光年以内からの天文学用レーダ(形状調査でアレシボから小惑星などにあてているもの)なら検出可能。以上はTarter 2001 Annu. Rev. Astron. Astrophys. 39, 511など。つまりSETIは(感度面では)ちゃんとした見積もりがある。科学だ。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
SETIは科学だSFではない。ここ強調。次に電磁波での分類。ガンマ線から電波まで全部ある。ガンマ線とX線は高速宇宙船の軌跡をねらったもの。金星探査機などのガンマ線データが解析された。赤外線はダイソン球からの赤外線検出。可視光SETIはOSETIと言う。Optical SETI
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
(UVや赤外線もあるが)光学SETIはハイパワーレーザ光線検出を狙ったもの(これも感度的に検出可能)。そもそもこれを日本で最初にやったのが私。詳細は以下なゆたOSETI  http://www.nhao.jp/%7Enarusawa/oseti/nayuta-oseti.html
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
SETI50年で100以上のプロジェクト。その8割はでもやっぱり電波。で、さらにその半分がマジックフリークエンシーに1420MHz(その次に多いのがOHのライン1665MHz。1420-1665MHz帯をwater holeという)。日本では東海大学の藤下先生が初めて電波SETI
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
(ちなみに赤外線でのダイソン球観測は東海大学の寿岳先生らのグループが。CJの顧問?ですね。)あと、検出見積もりはビームをどのくらい絞るかという幾何学と出力エネルギー(ともちろん感度)で計算できます。ここで一度質問タイム。今まで兆候があったか?聞かれました。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
@darknebula1157 あとNASDAの当時あった機関誌にもあります。pdfもあるはず。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
あとNASDAの当時あった機関誌にもあります。pdfもあるはず
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
今までの兆候はあったか?これは時間の都合で略する予定だったのですが、Wow信号を紹介。日周運動するソース(銀河中心方向)から1420MHzの電波。それもAMラジオ程度のバンド幅。飛行機、衛星、探査機でもない。ただ最近自然現象とはいいきれない?と思ってますがこれは目下追及中で秘密。
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
SETI@homeでは(たしか)300以上の候補信号。OSETIでも何例かあり。でもいずれも基本的に一度限り。Wowも追跡調査がいろいろとやられているが二度と受かってない。だから「発見」ではない。科学は再現性を重んじる。(ここで観山さんがいることがわかり急に緊張しましたw。)
Dr. Shin-ya Narusawa @Doro_tan
http://www.bigear.org/Wow30th/wow30th.htm wowシグナルについて世界で一番詳しいページはここ。なんといっても Wow! と書いた張本人が書いてるページです
残りを読む(99)

コメント

(ツ)_/ ̄ @glie_se 2011年5月24日
一旦投稿します。
くらげ㌠ @kuragetest 2011年5月24日
つぶやき追加しました。 (可能であれば、6月、7月もつぶやきしてただきたいなぁ、などとw)
(ツ)_/ ̄ @glie_se 2011年5月24日
とりあえず終了。
りふとうふ @matteruyk 2011年5月24日
ぐるぐる先生分を追加。 目が覚めたらまとめがえらいことに。追加してくださった方々、ありがとうございました。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする