背中羽根っ娘と腰羽根っ娘の違いについて

背中羽根っ娘と腰羽根っ娘の違いについて、筆者(羽根っ娘学:凡そ生態学・動物行動学・人文学的な観点から)と銀鼠さん(分類学)の考察をまとめました。
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銀鼠 @NezuGin

哺乳綱の中で、飛行能力を備えているものとして、ムササビ(ネズミ目)ヒヨケザル(皮翼目)が存在するが、有翼人類の場合は羽ばたきや滑空による飛行が見られる事から、鳥綱の形態に近い。これは運動に於ける動線の最適解に近付いた為、偶然似たような動きになったと思われる。

2019-09-03 22:06:41
銀鼠 @NezuGin

ヒト科から分岐した生物にゴリラがいる。そのゴリラから分岐したウラノピテクスが存在し、チンパンジーから分岐したオロリンが存在する。この二つは現行人類に似ている。このことからヒト科辺りから分岐したものが有翼人類であると仮定してみる。

2019-09-03 22:06:42
銀鼠 @NezuGin

有翼人類の翼がどのようにして獲得されたのか。 翼を獲得する前は肩甲骨や腰椎が発達した突起のようなものであったのではないか。 オランウータンのフランジ等と同じく、他個体へのアピール、捕食者に対しての威嚇などに利用されたものであろう。

2019-09-03 22:06:42
銀鼠 @NezuGin

この形質が世代を重ねる毎に顕著になり、肥大化していったと思われる。 また、高所からの落下等の際、この扁平な突起を使い短距離ではあるが滑空をしたのではないか。 進化の際に、必要な物はより大きく、不必要なものは小さくなる傾向がある。時代を経て扁平な突起も大きさを増していったことだろう。

2019-09-03 22:06:42
銀鼠 @NezuGin

背翼種は肩甲骨突起から第1翼骨・第2翼骨が発生。続い腰翼種は第4腰椎突起付近から第1腰翼骨・第2腰翼骨が発生、筋肉の発達もあって、動かすことが出来たのかもしれない。これが有翼人類の翼の発生過程であるが、ヒト科から分岐して精々2000万年。ここまで大きな変化をもたらしたモノは一体何物なのか

2019-09-03 22:06:42
銀鼠 @NezuGin

そもそも、関節の発生はそう簡単なものではない。 元々上肢があり、鱗が発達して羽毛になった鳥綱とは進化難易度が違いすぎる。これでは一億年近くかかるのではないか? まあ、フィクションだから細かいことは気にしない。

2019-09-03 22:06:42
銀鼠 @NezuGin

鳥類とは全く別の発生の仕方が考えられる、一般的にヒト科の体毛は1本の細い物に過ぎない。

2019-09-03 22:06:43
銀鼠 @NezuGin

仮説として、毛が伸びる過程で毛乳頭も発達し、毛の内部に血管や神経が張り巡らされ、一本の毛から更に毛が枝分かれして羽毛状の体毛を発達させたのかもしれない。鳥類の翼の進化とは全く異なるが、形質は似通っていることを考えると、これは収斂進化の一つであるのではないかと思われる。

2019-09-03 22:06:43
銀鼠 @NezuGin

また、ヒトとの交配も可能であることから、比較的近縁種であった時から旧人類との接触及び交配があったと推測される。また、染色体数はヒトと同じである。 また、それぞれ筋肉の発達により、背翼種は胸部背部の、腰翼種は腰部が大きいというのは、他の研究者も同様の見解のようである。

2019-09-03 22:06:43
銀鼠 @NezuGin

問題点として、この翼が腕や脚として機能するのであれば 四肢動物上綱 という分類を根本から修正しなければならなくなることである。

2019-09-03 22:06:43
銀鼠 @NezuGin

ヒト科から約2000万年前に分岐した有骨棘人類亜科、有翼人類属(alis hominem属)、背翼種(A.retro cornu)と腰翼種(A.coxae cornu)が存在する。この他頭部脚部に翼状の物を持つ者は亜種であり、文が煩雑になる為今回は取り扱わなかった。

2019-09-03 22:06:44
銀鼠 @NezuGin

四肢とは別に肢が発生し、翼状になり、飛行能力もある。 この進化をする為には最早肉鰭類辺りまで遡らなければならない気もする。 もしここから進化して、人類とほぼ同じ形質で尚且つ翼が生えていたとしたらそれはもう神の御業。 ケモ系の羽根っこならばワンチャン?

2019-09-03 22:13:12
銀鼠 @NezuGin

頭部脚部に翼状の物を持つ者は亜種としているが、分岐が多岐にわたる訳であるから最早別種であると分類付けるのが良いのではないか。 頭翼種 A.caput cornu 背翼種 A.retro cornu 腰翼種 A.coxae cornu 脚翼種 A.crus cornu このように。翼状肢の発生位置によって種が分かれる。

2019-09-03 22:38:58
銀鼠 @NezuGin

総じて有翼人類属は骨格は軽量であり、特定の部位の筋肉が発達している。 また、約40万年前から発生したヒト属の北上南下により有翼人類属の生活圏が高緯度に追いやられたため、現行人類との関わりが少なかった。

2019-09-03 22:38:58
銀鼠 @NezuGin

その為、稀に邂逅し、その情報を現行人類が共有した結果が多くの聖典に描かれている天使・神なのである。 有翼人類属は天使・神のモチーフであったのだ。

2019-09-03 22:38:59
銀鼠 @NezuGin

@CK_Ariaze 補遺 よくイラストに描かれる、人間に翼を付けた形態の羽根っ娘にどうやって進化するのかを適当に考えたものであります! 現実的に考えたら・・・ねえ、萌えない形態になる可能性が。。。 いや、そういう子に萌える方も居ると思うので、萌えない子とするのは些か極論でしたな!

2019-09-03 23:58:40
銀鼠 @NezuGin

有翼人類 生活はどのようなものだったのだろうか。 飛行能力があるが、鋭い爪や牙が無いわけで、やはり投擲や道具を使ったりしたのだろうか。 石を持って高所からの投下、投擲。 十分な殺傷能力があると思うな。 行動範囲が広い分、大きな集団・集落を形成したのだろうか。

2019-09-04 06:49:14
銀鼠 @NezuGin

それとも、縄張りが重ならないように、少数で距離を保ちながら生活していたのだろうか。 飛行できる分、群を作るのも早そうだ。

2019-09-04 06:49:15
銀鼠 @NezuGin

いろんな方の考察を見ると、最適解はベースが四肢動物ではなくて六肢動物上綱の方がそれらしいですね。 進化の過程で翼にあたる肢が発生したのではなくて、進化の過程で他の動物が肢を手放したというのが有力ですかね。 不要になったから退化する。 こっちの説の方が、肢の発生よりも早く変化しそう。 twitter.com/NezuGin/status…

2019-09-04 06:41:32
銀鼠 @NezuGin

有翼人類 肩甲骨発達型有翼人類と腰椎発達型有翼人類とで分類してみよう。 先ず、上腕が変化して発生した翼では無い為、鳥綱ではないだろう。 総排泄腔も無い、恐らく哺乳綱であり、翼以外は霊長目と変わらぬ形態であり、恐らくは霊長目ではあると思われる。 twitter.com/GHanekko/statu…

2019-09-03 22:06:41
銀鼠 @NezuGin

とすると、人類の祖先は六肢を手放して四肢になった、と。 もともと持っていた形質を進化の過程で手放したのに、時代を経て翼を持つ者を崇拝するようになる。なんとも面白い。 元々有ったもの、手放したもの、渇望するもの、それが翼であった。

2019-09-04 07:10:11
銀鼠 @NezuGin

有翼人類が崇拝するものとはなんぞや? 持っていないもの、憧れるもの、畏怖するもの。 飛行できるだけで、崇拝するものは人類とそう変わらないだろう。 洞窟の暗闇、天災、天体現象、未知への恐怖。 空は近しいものであり、地上で暮らしているとなると、海か…? 海を崇拝するのだろうか。

2019-09-04 07:16:02
銀鼠 @NezuGin

生命は海で誕生して、海に溶け還る。 時には巨大な波となり、地上の生命を引き摺り込む。 崇拝するには十分な未知と畏怖だ! いあ!いあ!くとぅるふ ふたぐん!(

2019-09-04 07:16:02