背中羽根っ娘と腰羽根っ娘の違いについて

背中羽根っ娘と腰羽根っ娘の違いについて、筆者(羽根っ娘学:凡そ生態学・動物行動学・人文学的な観点から)と銀鼠さん(分類学)の考察をまとめました。
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センシティブBIRD🔞GA @GHanekko

羽根っ娘における腰羽根っ娘と背中羽根っ娘の学術上の分類ってどうなるんだろう。カニはカニでもタラバガニは足の本数的にヤドカリの仲間になるとかそういう程度の扱いかな

2019-09-03 12:06:42

羽根っ娘学的な考察

@akuochiken

近年、様々な人外娘の存在が確認されているが、その中でも古くから人間たちに寄り添い、また数多くの個体が確認できているという意味で馴染みが深い種族の一つに、翼を生やした女性個体「羽根っ娘」が存在する。 この羽根っ娘は生物学上、大きく2つに分類される。背中羽根っ娘と腰羽根っ娘だ。

2019-09-03 12:36:36
@akuochiken

いずれも実際に飛行能力を持つという点で人間よりも身体能力に優れているのは同じだが、両者でその身体の構造が異なる。背中羽根っ娘は、人間でいう肩の部分から器官が分化する形で鳥のような翼が生えている。一方で腰羽根っ娘は人間でいう腰の部分から器官が分化する形で翼が生えている。

2019-09-03 12:43:01
@akuochiken

背中羽根っ娘は、古くは旧時代の壁画にも「天使」として描かれていることが確認され、一説には人類発生の彼方から人間と共にあったという学説があるように、自然発生的な個体だと考えられている。一方で腰羽根っ娘は近年になって確認されるようになった個体であり、人間と交わる過程で品種改良をされて

2019-09-03 12:49:06
@akuochiken

いったのではないかと考えられている。 人間から見れば、背中に翼が生えているか、腰に翼が生えているかという違いにしかみえない両者も、その身体構造や生態系に迫ると、大変興味深い違いが見えてくる。 まず、大きな部分では容姿の違いが挙げられるだろう。一般的な女性と比べると、

2019-09-03 12:52:41
@akuochiken

背中羽根っ娘は胸(ここでは乳房を指す)が大きく、腰羽根っ娘は尻(ここでは腰から臀部に掛けた広域を指す)が大きい特徴がある。これはいずれも翼を動かすに耐えられる筋肉を保持する必要があるが、

2019-09-03 12:58:01
@akuochiken

背中羽根っ娘では肩や胸周りの筋肉を発達させ、大きくなる胸を支えるのに相応しい身体構造になっているのに対し、腰羽根っ娘では腰回りの筋肉が発達しており、それが膨れた尻を支えられていると考えられている。これらの違いは、彼女たちの行動やその原理に深く結びついている。

2019-09-03 13:05:08
@akuochiken

背中羽根っ娘は、その大きな胸を含め、魅力的なプロポーションを誇り、またその肢体を惜しげもなく披露するかのように解放的な衣服を好んで着る傾向がある。これは、まず背中腰に関わらず羽根っ娘自体が飛行能力を持つ分、身体能力や筋肉の維持に関しても優れており、引き締まった身体が永続する。

2019-09-03 13:09:49
@akuochiken

更に、実際に飛行する彼女たちにとって、その妨げとなる衣服は最小限にしたいという思いもある。これに加え、背中に翼を持つ背中羽根っ娘に限って言えば、一般的に流通している人間の衣服を着用しづらいという構造的な問題がある。

2019-09-03 13:14:28
@akuochiken

背中が大きく空いたドレスのような衣服か、そもそもの布面積を削ったビキニ水着のような衣服を好み、結果として背中羽根っ娘は、その大きな胸を含め、自らの肢体を誇るような露出の高い服装で生活する者も多い。

2019-09-03 13:18:33
@akuochiken

一方で腰羽根っ娘は安産型の体型であるため、近年では人間の男性が伴侶として選ぶ羽根っ娘は腰羽根っ娘が多くなりつつある。これは、彼女たちの性格や行動も影響してはいるが、身体的な構造に限れば、臀部の筋肉が発達しており、誤解を恐れずに言えば締りが良く、名器であるという側面もある。

2019-09-03 13:27:40
@akuochiken

服装に関しても、ワンピースなどの上下一体型の衣装は難しいが、流通している人間の衣服をそのまま着ることができるという点で、背中羽根っ娘に比べて露出の少ない服装であることが多い。貧乳と呼べるほどの小ささではないが、背中羽根っ娘と比べるとその胸の差は顕著であり、また全身を覆う服装である

2019-09-03 13:33:49
@akuochiken

ということでその胸も、また大きな尻も隠されているということで、お淑やかであったり、清楚であるという印象を与えやすい。また、腰の筋肉が強靭であることにより、長時間の立ち仕事や屈むことが多い作業などにも適性があり、農耕作業に従事したり、従者・メイドとなって活躍する者も多い。

2019-09-03 13:39:27
@akuochiken

身体的構造の他に、最近では羽根っ娘たちの飛翔の方法も彼女たちの性格や方向性に違いを与えているのでは、という興味深い学説も登場した。 背中羽根っ娘は、背中から伸びる翼で全身を引っ張って飛ぶ、航空機でいう所の「牽引式」であり、腰羽根っ娘は、腰の翼で全身を押して飛ぶ「推進式」だ。

2019-09-03 13:46:47
@akuochiken

全ての個体に当てはまる訳ではないと思うが、牽引式の羽根っ娘は「相手を引っ張っていくタイプ」であり、自身の身体の美しさに対する自信もあって、それがカリスマ性になったり、伴侶の男性を文字通り引っ張っていく、というのだ。そして、推進式の羽根っ娘は「相手を押していくタイプ」であり、

2019-09-03 13:50:54
@akuochiken

伴侶を縁の下から支えることを好む、という主張だ。 無鉄砲に飛んでいくと言えばネガティブだが、確かに背中羽根っ娘は積極的に能力を発揮する、優れたリーダータイプの個体が多いように感じる。 一方で、腰羽根っ娘は無謀でもなく冷静で、でも主張も控えめで、陰から支えることに長けているようだ。

2019-09-03 13:55:35
@akuochiken

故に、腰羽根っ娘は、従者として主人に仕えるような立ち位置に収まることが多いのだろう。そう考えれば、前述のように伴侶として選ばれる腰羽根っ娘が増えてきたという事実も、彼女の性格や容姿、雰囲気に加え、実際に性交を行った結果として最終的に選ばれる、というのも頷ける。

2019-09-03 14:01:51
@akuochiken

さて、余談ではあるが、推進式の腰羽根っ娘には、稀に頭部に小さな翼が生えている個体や、耳自体が翼となっている個体が存在する。これは航空機でいう所の「カナード(翼)」であり、彼女たちが飛翔する際の飛翔の手助けになっていると考えられている。これらの翼を持つ腰羽根っ娘は、

2019-09-03 14:08:21
@akuochiken

腰羽根っ娘にしては非常に好戦的で、また大人しく見えて「飛ぶとすごい」という評価になるような、圧倒的な飛翔能力を秘めている場合が大半である。 本日は背中羽根っ娘と腰羽根っ娘の違いについて述べてきたが、いかがだっただろうか。 これからも共に羽根っ娘を愛でていこうではないか。

2019-09-03 14:12:32
ガタス@skeb募集中! @Gatasu313

図説を入れることでなんとなーく説得力が生まれるかもしれない(生まれない)妄想 pic.twitter.com/4Z6zXHGtrg

2017-10-17 22:30:29
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分類学的な考察

銀鼠 @NezuGin

@hanekko_g_a_man 始めまして!興味深いですね 双翅目と撚翅目の違いみたいな感じでしょうか。 平均棍が前翅から発達したか、後翅から発達したかと言う違いなのですが。 腰羽根と背羽根の分類に役に立ちそうです。 この場合はカニとヤドカリと違って【綱】から分岐しているのでほとんど別種になる可能性がありますね!

2019-09-03 21:05:23
銀鼠 @NezuGin

有翼人類 肩甲骨発達型有翼人類と腰椎発達型有翼人類とで分類してみよう。 先ず、上腕が変化して発生した翼では無い為、鳥綱ではないだろう。 総排泄腔も無い、恐らく哺乳綱であり、翼以外は霊長目と変わらぬ形態であり、恐らくは霊長目ではあると思われる。 twitter.com/hanekko_g_a_ma…

2019-09-03 22:06:41
銀鼠 @NezuGin

また、人と同一の身体的特徴を持っており、ヒト科である可能性が高いだろう。 ヒト科だとして此処までの身体的特徴を獲得する程、時間的猶予はあるのだろうか。

2019-09-03 22:06:41