非放射線科医が読影能力を上げる工夫

まとめました
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放射線科医ふくろう☢投資とポイ活.com @tk2cafe

内科などから放射線科に転科しても入局2年目より読めることはないので普通に格下扱いされます。 非放射線科医が読影能力を上げる工夫。 よければ拡散を。 ・読影レポートを「画像を見ながら」全例読む。呼吸器内科が胸部CTをオーダーする場合でも、肺外の所見がたくさんあります。 ・本を買う ↓

2019-09-02 18:27:16
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とりあえず、MEDISiの「胸部のCT」「腹部のCT」は全員。更に秀潤社のKEYBOOKシリーズ。一般臨床医は、「肝胆膵」「消化管」「救急」を。 CTは、撮影範囲全てを見る。 胸部では肺(肺門寄りは見逃しやすい)、縦隔、乳房(乳癌よくある)、腋窩、全食道~咽頭、甲状腺、鎖骨上窩、Aorta、軟部組織… ↓

2019-09-02 18:27:17
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腹部では、肝臓、胆嚢・総胆管~肝内胆管、膵、腎、副腎、脾臓、下部食道~十二指腸・全大腸は全例で追う(放射線科医は全例で追ってます)、大動脈~内・外腸骨動脈~鼠径および周囲LN、何もないところ(これ重要。腸間膜・播種など)、子宮付属器あるいは前立腺、膀胱、外陰。軟部組織、椎間板周囲。

2019-09-02 18:35:35
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とにかく、撮影されているところを、全部見る。 一つの画像に10分掛ける。レポート・本と対比する。レポートを書くつもりで読む。 放射線科の専攻医がやっているのはこの繰り返しです。2年目になると見違えるように読める。 限られた時間ですが、画像の勉強の参考にしてもらえればと。

2019-09-02 18:35:35