朝日新聞「いま伝えたい被災者の声」から

朝日新聞「いま伝えたい被災者の声」から。途中から集め始めたから、全部は集められなかったけど、集められたところから。直接朝日新聞さんからもらえなかったのは、少しだけRT部分もあるわ。それと、いま伝えたい被災者の声以外も、朝日新聞さんのツイートで被災者の人の言葉があったら、少し載せてあるの。
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朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

8日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。福島県の男性(40)は「今は避難所で暮らしているが、いつまでここにいられるか不安。ここに来て話を聞いてくれ。住むところがなくて、みんな困っているんだ」

2011-06-08 06:55:06
朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

8日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。岩手県の女性(15)は「津波でおじいちゃんと、おじいちゃんが買ってくれたピアノも失った。子どもたちにピアノを教えることが夢。仮設住宅に入れたら、サイレント機能付きのキーボードで練習したい」

2011-06-08 07:15:13
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8日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。宮城県の女性(60)は「4月下旬に避難所から仮設住宅に移り住みました。2歳の孫の陽希(はるき)は『じしん、はるのいえどーん』って言うんです。何でここにいるのか分かっていないんでしょうけど、地震のことは覚えているんだね」

2011-06-08 07:20:06
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9日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。福島県の女性(65)は「津波に襲われた精肉店を5月から再開させています。店のローンも残っているから。今は近くの橋が寸断されていて人通りも少ない。周りも津波の被害で解体する家が多く、何もなくなってしまう。もっと人に戻って来てほしいです」

2011-06-09 06:40:13
朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

10日付朝刊「いま伝えたい 被災者の声」より。福島の男性(67)「3月14日に避難してきましたが、88歳だった母は2日目に風邪をひいて入院。5月23日に亡くなりました。家の墓は原発の20キロ圏内にあるので納骨もできません。この怒りをどこへ持っていけばいいんだか」

2011-06-10 06:45:12
朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

10日付朝刊「いま伝えたい 被災者の声」より。宮城のジャズ喫茶経営の男性(66)「店に泥が流れ込み、再開はあきらめていました。しかし地元の人らが『やめちゃだめだよ』。町が真っ暗になるのが嫌で、夜中も電灯をつけています。みんなの思いが一つになって再開できた店の光が復興の光になれば」

2011-06-10 07:00:32
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10日付朝刊「いま伝えたい 被災者の声」より。岩手の女性(70)「若い頃に洋裁を習い、震災前は洋品店から頼まれてすそ上げをしていました。救援物資の洋服にはサイズが合わないものがあるから、避難所のみんなの服を直しています。私がはいているズボン、実は男物だけど裾を詰めたの」

2011-06-10 07:30:28
朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

11日付朝刊「いま伝えたい 被災者の声」より 岩手の漁師の男性(63)「青森から買った中古船が5月の連休明けに届いた。自分で塗装し、中にいけすを造って、後はエンジンが来るのを待つだけ。船は前と同じ『大和丸』にしたい。今はアイナメやカレイ。中学出てから漁師だ。早く沖に出たい」

2011-06-11 07:00:38
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11日朝刊「いま伝えたい 被災者の声」より 福島県の女性(59)「芸能人が避難所を訪れると笑顔になるけど、先の不安ですぐにむなしさがこみあげる。政治のがたつきをみると、被災者の気持ちがわかっていないと感じる。だだっ子じゃないんだから、党を超えて考えて。きれいごとはもうたくさん」

2011-06-11 07:30:12
朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

11日朝刊「いま伝えたい 被災者の声」より 宮城の女性(62)「娘夫婦と孫の男の子2人の計5人で仮設住宅に暮らしている。4歳の孫は『ぶっし』『はいきゅう』『かせつ』といった言葉を覚えた。4月から通う予定だった保育所がやっと始まり、『早く行きたい』と楽しみにしているので、うれしい」

2011-06-11 08:00:25
朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

車ごと津波に流され、奇跡的に助かりヘリコプターで救助された家族。3カ月経ち、息子はハイハイやつかまり立ちができるようになりました。「家はなくなったけど、子どもの成長を見ることができる。助かって本当に良かった」と母。  http://ow.ly/5fpGj #jishin

2011-06-11 19:38:33
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14日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。福島県の女性(30)は「自宅は原発から30キロ圏内で、帰ろうと思えば帰れます。でも、1歳の息子を考えると帰れない。出産の時、息子が心肺停止状態になり、3カ月間入院しました。放射線の影響で息子が10年後に治療を受ける姿を、絶対見たくない」

2011-06-14 07:10:06
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岩手県の男性(64)は「妻と逃げようとしたが、『先に行ってて』と言われ、最後の別れになった。人間のぜいたくさに罰が与えられたのかな。避難所で物資調達と給食を担当している。生きていたら母ちゃんがやっていただろう。代わりに俺がやらねば。供養だと思っている」

2011-06-14 07:26:06
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宮城県の女性(33)は「震災の日の朝、三男が生まれたんです。三男から目が離せないので、上の子2人は家にいることが多くて。外で駆け回るのが大好きなので、ストレスを感じているみたいです。公園で思い切り遊ばせてあげたいですね」

2011-06-14 07:45:06
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15日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。福島市の避難所にいた女性(79)は「小学生のときに戦争にぶつかって、死に場で原発事故。糖尿もあるし、運動もしねえし、足がつらい。でも、ここでは死にたくねえなあ。南相馬に戻りてえ」 #jishin

2011-06-15 06:50:07
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岩手県の女性(59)は「津波のときは自宅3階に逃げました。現在は自宅3階で暮らしています。震災からしばらくは電気や水道、ガスが通じず。不思議と苦労とは感じなかった。むしろ、今まで無駄なモノに囲まれていたんだと思う。今は欲しいものは何もない」 #jishin 

2011-06-15 07:15:08
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宮城県の男性(53)は「自宅兼店舗が流されました。避難所生活も3カ月になると精神的にこたえます。店を再建したいという思いが強くなり、ひまわりの造花を飾りました」。妻(50)は「お日様に向かってどんどん伸びていく強さに希望を託したくて、ひまわりを選びました」 #jishin 

2011-06-15 07:40:13
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岩手県の女性(84)は「昭和8年の津波のときは数えで7歳。そんとき覚えた歌。『いざおいすすみ、まいのぼらす』。水は目で見たより速いから前さのぼれって意味。今でも歌えるのに、好奇心にかられて水さ見に行ってしまった。頭まで水かぶって、2回ぐりゃぁ飲んだ」

2011-06-16 07:30:12
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17日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。宮城県の小学1年の女の子は「津波でおうちが流されて、ばあちゃんとぴーちゃん(曾祖母)もいなくなちゃったけど、ランドセルは流された後に拾われた。パパには『ばあちゃんとぴーちゃんに守られたんだよ』って言われたし、大事にしてる」 #jishin

2011-06-17 07:00:47
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17日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。福島第一原発から21キロにある旅館で、原発作業員の宿泊を受け入れている男性(56)は「震災直後は村外に避難していたが、作業員を支えるため単身で戻った。子どもの歓声が響く元通りの村になるよう、ここで営業を続けたい」 #jishin

2011-06-17 07:30:21
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17日朝刊「いま伝えたい 被災者の声」より。岩手県の女性(57)「夫と2人でやっと仮設住宅に入れた。体育館での避難所生活に比べ、人の顔が見えなくて寂しい気もする。でも、やっとのんびりできる我が家ができた感じがする。第一に洗濯が自由にできるのがありがたい。ここが新しい生活の第一歩」

2011-06-17 11:55:02
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18日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。福島県の男性(76)は「避難所での暮らしを、自宅に住んでいた時のような本来の生活に変えていかなくちゃなんねぇ。そう思って、健康維持のために、家でもしなかった5千歩の散歩を始めた。たくさんの人と双葉町のことを話しながら原発の収束を待ってる」

2011-06-18 09:25:02
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18日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。宮城県石巻市の女性(36)は「来月に出産予定。上の子2人は名前に「海」がついています。名付け役の夫は津波で母親らを亡くし、『海』を入れるか悩んでいました。たぶん入れると思う。だって私たち、海がないと生きていけないからね」。 #jishin

2011-06-18 11:30:08
朝日新聞社会部 @Asahi_Shakai

18日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。岩手県田野畑村の女性(64)は「20年間一人で切り盛りしてきた魚屋が跡形もなく流されました。途方に暮れて泣いていたら『閉まってる駅に店を出してくれないか』と頼まれたんです。村の人達の『話し語り』の場になりました」 #jishin

2011-06-18 12:05:03
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21日朝刊「いま伝えたい被災者の声」より。岩手県釜石市で「三陸海宝漬」を販売している男性(57)は「ウニやホタテは北海道で確保したが、量に限りがある。釜石は鉄と魚、どっちが欠けても成り立たない。三陸の海に笑顔が戻ることを祈っています」。 #jishin

2011-06-21 07:30:09