VCASI ブレストセッション 鈴木健「社会システム2.0 ~なめらかな社会とその敵~」
鈴木:類推が成り立つのは面白い指摘だとは思う。生物学的なもの、というのが社会システムと同様の構造があるかもしれないとは思う。ただ、メタファーが、理論としてニュートラルなものが、両方に…なんというか (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:38:45鈴木:あくまで社会システムは、生物的なバックグラウンドがあるのではないか、というこを言いたいということであえて、この話はもってきた。 (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:39:12【資料アップロード】鈴木健「社会システム2.0 ~なめらかな社会とその敵~」http://www.vcasi.org/node/640 ページの末尾に発表資料があります。 #vcasi
2010-04-12 18:39:27鈴木:乱暴にあえて、社会システムにつなげるのではなく。 社会システムには生物学的バックグラウンドがあるのでは、と考えている。システムが住みやすい環境を作り出すのではないのだろうか (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:40:12鈴木:環境の組み替えも起こる。システム自体が代謝ネットワークとして、住みやすい環境を作る、ということがある。代謝ネットワークで酸素を作り出すとか。これも一種の生物にとっての<人工物>だと言える。 (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:40:15井上メモ:人工物というか、生物の自己産出、とでも言うべきかしら。(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:40:44鈴木:市場のほうにある種の知性というのがあることによって、人間の処理のほうを簡単にする、みたいなことを、エンゲルバートなどが言っている。 (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:41:49鈴木:環境の方が変わっていくことによって生命システムの進化の形が変わっていく。現在情報革命の恩恵を受け、36年に発明され74年経つのですが、1445年にグーテンブルグ活版印刷が生まれ (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:42:46鈴木:活版印刷の成果について。グーテンベルク→ルター(ドイツ語)→デカルト→ルソー(フランス語)。ごく一部の知識人だけに読み書きできる世界が日常言語に。 (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:44:11鈴木:日常言語で本が読めるようになる、ということと革命の歴史はセットになっている。本が日常言語で読めるようになるということがどれだけでかかったのか、ということ。(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:44:48鈴木:さらに1637年に日常言語であるフランス語を使い出し、1762年にルソーが社会契約説を日常語で発表し、のちに1789年のフランス革命へと導いた (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:45:16鈴木:アランケイは、コンピュータをメタメディアである、と言った。あらゆるメディアをつくることができるメディアである。コンピュータ・リテラシーとは、世界中の人々がメディアをつくれるようになること(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:46:15鈴木:アランケイの行った四つの仕事というのは一貫したが仕事に拠っている。いまこの中でプログラムを組める人は……3名ですか。これが99%になったら世界が変わるだろうということをアランケイは言った。(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:47:21鈴木:アラン・ケイはメディアはメタメディア[1977]であるとし、誰でも読み書きできるようになる能力を持てるとし、彼はそれをコンピューターリテラシーと言った。 (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:47:58鈴木:ネットバブルがあったらしいと後で知って、ネット業界にいたのに衝撃を受けたw (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:49:52鈴木:インターネットによってフラットな社会になるといわれているが、それは違って、多様性が広がるという世界になる。アラン・ケイが言うように「未来が予測できないのなら、それを発明してしまえ」 (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:51:16鈴木:Sigmoid関数の話、λの大きいときは、Stepな曲線に。λによってはflatになったりもするが、なめらかにしたい、というのが個人的な欲望。(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:51:33鈴木:…で、伝播投資貨幣PICSYの話なんですが、これは価値が伝播していくという新しい貨幣システムで、対立概念はSECSY 決済貨幣。(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:52:58鈴木:取引をすることによって新しく環境が生まれてくるようなもの。そういうものを考えたい。(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:53:21PICSY(Propagatinal Investment Currency System) SECSY(Settlement Currency System) (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:55:03PICSYかあ。情報の非対称性を無理やり解消してるって感じかなあ。例に依存してるんだろうけど。貨幣には匿名性にこそ価値があるという議論にはどう答えるんだろう。(@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:55:32いまの鈴木さんの話は ised 「4. なめらかな貨幣」 のページなど参照… http://ised-glocom.g.hatena.ne.jp/ised/13030114 (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:56:14PICSYとは貢献度に応じて購買力を与えるということ(互酬性) 公平性であり、購買力=貢献度です (@vcasi_org live at http://ustre.am/GPQ )
2010-04-12 18:57:09