教育産業株式会社主催「第9回次世代Classフォーラム」実況まとめ

名古屋の教育分野に強い商社さん「教育産業」さんがここ最近、毎年開催されている教育ICTのイベントの模様を取材しました。講演パートを中心に実況します。
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:ここにいろんな職業がありますが、ここにある仕事の多くは、AIなどに代替される可能性が高い。残る仕事の中に、幼小中と大学・短大の先生は入っているが、高校の先生がいません。他にも残っている仕事には共通するスキルがあるのですが… pic.twitter.com/KdxLRImoKr

2019-09-28 16:51:42
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:コミュニケーション能力、クリエイティビティ、そしてスペシャリティ。IT技術者が足りなくなると 言われて久しいが、本当に足りないのは言われたモノをその通りに作るのではなく、自ら考えて解決策を考えられる創造的なエンジニアが「足りない」のが真実。それを見据えて新学習指導要領 ある。 pic.twitter.com/vNqQAV9HAh

2019-09-28 16:54:04
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

会場では、平成31年度の全国学力学習調査の算数の問題(小6)を見てもらっています。大人が取り組んでも20分くらいかかりそうな分量があり、これを小学生は45分で解く必要があります。 平井:ではこのテストの特徴を分析して、ロイロノートで私に提出してください。 nier.go.jp/19chousa/pdf/1…

2019-09-28 16:57:16
Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:ここから見えるのが学びと社会のリンク。一方、学校と社会の乖離はよく問題になっている。校則と会社の内規の違いは最たる例。実社会に近づくには、インプットとアウトプットのバランスを(あくまで個人的な 感覚値だが)3:7位がよい。先生が話しすぎると、これが逆あるいはもっと悪くなる。 pic.twitter.com/tySLnO5Nw2

2019-09-28 17:10:46
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:先生の声が多くなりすぎないためには、アウトプットへのフィードバックを取り入れると良い。ただ、これには時間がかかる。だからこそ、ICTを活用してその時間を捻出している。それを通じて、様々な学びを得て、成長する。なので、まずはアウトプットをまずやろう。 pic.twitter.com/8oJp5Hpq98

2019-09-28 17:13:53
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:最近、海外の視察でよく重要だと思われる要素がWho am I?という問いに答えられること。この学校では、学校訪問者に生徒がスクールアンバサダーとして自らの作品を説明している。自分のことを深く考える機会が多いのだろう。一人一人が自分の個性を表現している。 pic.twitter.com/Ssz7zc2poP

2019-09-28 17:18:20
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:これはある海外の学校だが、こういう格好をしているものの、みんな真剣に考えている。問題に対して解決策を考えることの方が上位であれば、姿勢を正してみんなが同じスタイルでやらなくても良いのか。躾の重要性など自分にも葛藤があるが、上位目的をどこに置くかはよく考える必要があるだろう。 pic.twitter.com/sUkqXvVgnl

2019-09-28 17:21:31
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:文科省が公開しているプログラミング教育のシーン、BCの間に一つの、DEに学内外の線がある。小学校のABはプログラミング「体験」、プログラミング「で」学ぶということにつながる。大事なのが、◯◯を通じて△△を育てる、つまり目的と手段を明確に意識すること。 pic.twitter.com/5IJVxCdFs3

2019-09-28 17:28:58
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:ICTの機器活用度とプログラミング教育の活性度は、機材の充実度による相関もあり、リンクしている。なお、文科・総務・経産はプログラミングについて連携して「未来の学びコンソーシアム」で事例を紹介しているので、見ておくと良い。 pic.twitter.com/L5Dqax5Mw0

2019-09-28 17:31:28
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

ここでピョンキーを使ったミニワークショップ。左右近隣でペアになり、グーチョキパーのそ画像素材をiPadで撮影、背景に読み込み。背景の隣のスクリプトに「次の背景にする」をドラッグ。実行する前に「結果がどうなるか必ず予測、命令と動作を紐づけてもらう」ことが大事。 pic.twitter.com/HQJRAY42ST

2019-09-28 17:37:56
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

続けて、「次の背景」の命令を「ずっと」で挟み込み、動作条件を緑の旗をタップした時、にすると、高速でグーチョキパーが回る簡易対戦型ジャンケンゲームが出来上がる。

2019-09-28 17:45:18
Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:最適なプログラミング環境を整えるには、できるだけハードルを下げ、みんなができることを、やれる範囲からやる。ただし目的を明確に。目的が明確なら、どのツールを使うかが決まる。ただ、ツールを選ぶときには「管理のしやすさ」も重要な観点。 pic.twitter.com/JnY9nzKsy8

2019-09-28 17:46:52
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:最初の一歩が「アンプラグド」。付箋や身の回りの道具で、作業の効率的な手順を考えてもらう。三角形の分類のためのフローチャートを書くといったことは小3でもできる。ただ、アンプラグドだけでいいのか?と言われると、そうではない! pic.twitter.com/5k6UHrSgdN

2019-09-28 17:51:09
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:そこで使いやすいのがScratchのような扱いやすいビジュアルプログラミング。ストーリーをコンテで作って(国語)、実際に実装する(図工)というやり方が考えられる。今回の指導要領はかなり自由な解釈が認められており、合科型でも各教科の中に散りばめるでも、自由なやり方ができる。 pic.twitter.com/yGwLPeLUWO

2019-09-28 17:54:12
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:ただ、いろんなツールを活かしてプログラミングの授業を組み上げるには、実際に触って、どこに使えるかの勘所を掴まないといけない。時数が限られる中で多くの内容を扱うには、とにかくまずやってみる、触ってみることが重要。だからこそ、まずは2019年、こうあって欲しい。 pic.twitter.com/n5whz1nYul

2019-09-28 17:59:38
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

平井:失敗したら撤退すればいい。まずは勇気をもって第一歩を。つまり、こういうことです! pic.twitter.com/J6AXQp7yCX

2019-09-28 18:00:31
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Tatsuya Nomoto / 野本 竜哉 @tatsunomo

ということで、全プログラムが終了です! 本イベントのコーディネーターをされている山口さんから、ご挨拶。お疲れ様でした! pic.twitter.com/1sWKElNWO2

2019-09-28 18:06:09
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